宇垣美里が人気ゲーム『白猫プロジェ
クト』テレビアニメの応援サポーター
に就任!『白猫プロジェクト ZERO C
HRONICLE』発表会レポート

今年でサービス開始から6周年を迎える人気アクションRPG『白猫プロジェクト』が、いよいよ待望のテレビアニメ化! そして作品の応援サポーターとして、人気女性アナウンサー・宇垣美里の就任が決定!
そんな彼女の初仕事となる製作発表会が1月27日に渋谷ヒカリエにて開催され、そこでは驚きのサプライズも? その様子を作品の紹介も兼ねてレポートしよう。

●アニメで描かれるのは『白猫プロジェクト』はじまりの物語……そして主題歌は西川貴教ASCAに決定!
撮影:斉藤直樹
スマートフォン用アクションRPGとして高い人気を誇り、今年で6周年を迎える『白猫プロジェクト』。開始当初よりアニメでこの世界を楽しみたいという声がファンから寄せられていたという同作が、満を持してのテレビアニメ化が決定。
発表会の冒頭にはアニメのプロデューサーを務める株式会社コロプラの松尾英児氏が登場。ファンの熱い応援の声が今回のアニメ化実現を後押ししてくれたことと、ゲームでは描ききれない世界観・キャラクター・ストーリーをふんだんに盛り込んだアニメを作りあげてくれた製作スタッフに感謝の言葉を述べた。
撮影:斉藤直樹
ティザーPV第二弾
続いて宣伝プロデューサ・岩田星人氏が登場し、今回アニメ化されるのがゲーム3周年の際にイベントで描かれて人気を呼んだ前日譚「ZERO CHRONICLE」を原作としていることを発表。
「遙か昔の時代、天空には白の王国が、地上には黒の王国があり、お互いに〈均衡〉を保ちっていた。
黒の王国で人々が幸せになることを願い、王を目指す少年「闇の王子」。
白の王国で光と闇の均衡が破られる事を懸念する守護神にして光の王「アイリス」。
そんな二人が出会い、そして交わした約束から物語は始まる……」
キービジュアル (c)COLOPL, Inc. (c)COLOPL/Shironeko Animation Project
ゲーム本編が始まる前の前日譚なので、ゲーム『白猫プロジェクト』のファンはもちろん、まだゲームを知らない人でも予備知識無しで楽しめるとのことだ。
そしてアニメを盛り上げるオープニングテーマは、数々のヒット曲を生み出した人気アーティスト・西川貴教&TVアニメ『Fate/Apocrypha』EDテーマなどの人気ナンバーを手がけた女性アーティストASCAの初コラボ、そしてEDテーマは様々なドラマ・アニメ主題歌やCM曲で注目の新世代女性アーティスト・安田レイが担当と、アニメソングファン的にも期待の高まる布陣で送り出されることが発表された。
●アニメにはまったきっかけは同じ名前のあのキャラクター!? 応援サポーター・宇垣美里が『ZERO CHRONICLE』の魅力にせまる!
その後会場では『ZERO CHRONICLE』第1~4話のダイジェスト版上映が行われ、それが終わるとステージには応援サポーターに就任した宇垣美里が『白猫プロジェクト』のマスコット「星たぬき」のぬいぐるみを抱えて登場。
撮影:斉藤直樹
「すごくモフモフしていて安心感に包まれています(笑)」と、星たぬきの青に合わせたブルーのドレスをまとった宇垣は、先ほど上映されたアニメ本編についての感想を述べた。
「事前に見ているんですけど、改めて見入ってしまいました。迫力もあるし物語がこの後どうなっていくのだろうって今から気になって、4月からの放送が待ち遠しいなと思っています」
撮影:斉藤直樹
中でも心惹かれたのが戦闘シーンの数々で、ファンタジーならではの魔法や世界観、そしてどういう動きで戦うのかが気になるとのこと。そして声優陣の華麗なボイスで紡がれる呪文の詠唱の数々には「ただただ声が良いって思いながら聴き入ってました」と語った。
司会を務める文化放送・吉田尚記アナからアニメファンになったきっかけを尋ねられた宇垣は、
撮影:斉藤直樹
「アニメは元々好きだったけど、大学生になった時に先輩から「美里っていう名前なんだ。私がすごく好きなアニメに「ミサトさん」ってキャラが出てくるんだけど」と聞いて、その作品を観てみたらズブスブとハマってしまいまして」
と、アニメファンなら誰もが思い当たる「あの作品」にまつわるきっかけを告白。そして好きなジャンルについては、
「SFや戦闘シーンが多いレジスタンス物とかを良く見ますね。体制を崩す系の話が好きなんです。そういった作品を観てズーンと気分が重くなったら、気分転換に日常モノを見てほっこりしたり」
と答えて、吉田アナからは「サウナみたいですね(笑)」との突っ込みが入って会場の笑いを誘った。
アニメは良く見ているが、その一方でゲームはあまり遊ばないという宇垣だったが、今回の『ZERO CHRONICLE』を見ているうちにきっと『白猫プロジェクト』も気になって手を出してしまう予感がすると語った。
フリートークが一段落し、いよいよ応援サポーターとしてアニメスタッフと共に『ZERO CHRONICLE』を伝える初仕事に挑む宇垣。ステージ上に今作の監督・脚本を務める神保昌登氏と、アニメのスーパーバイザーを務める株式会社コロプラ・角田亮二氏を招いてのクロストークがスタート。
撮影:斉藤直樹
・何故6周年の今アニメ化を?
角田亮二
「ゲームをリリースして一年経たない頃からアニメ化を望む声が多く上がっていて、企画自体は早くから現場では動いていたんです。でも本編やサイドストーリーを含めるとエピソード数が膨大なため、どれをアニメ化するか悩ましいところだったんです。その中で3周年イベントで発表した『ZERO CHRONICLE』が大変好評で、前日譚ということで立ち位置的にも知らない人でも楽しめてアニメ化に相応しいんじゃないかということで、アニメ化が動き始めたんです。予備知識ゼロの人でも楽しんでいただけるのがポイントです」
・アニメ化に際してのこだわりは?
神保昌登
「戦争が描かれる話なので、打ち合わせではコロプラさんからは「人間らしく描いてくれ」という要望がありましたね。戦いも生死もあるけど「アニメだから」「物語だから」という言い訳をしないで、そういったものにも向き合っていく作り方をしていこうと」
・アニメの脚本を読んで角田さんはどう思われました?
角田亮二
「ゲームの世界観やキャラクターをすごく大事にしていただけてるなと感じました。演出や設定で「人間らしさ」という点を事細かく描いていただいてて。例えば剣を渡すシーンでも「白の王国の城の廊下で」とかきちんと意味を持って描かれているんですけど、ゲームにはそういうシーンがなかったので、逆にゲーム側で脚本を読みながら必要な美術設定を作ったりと、アニメとゲームの双方でキャッチボールをしながら骨太なものが作れていると思います」
・製作委員会形式ではないコロプラ単体での制作というのは監督的にはどうですか?
神保昌登
「圧を感じるところはあるんですけど、責任が分散されていないのでこちらも全力で請け負うことができるので、私としては意外にやりやすいところもあったりします」
こういったアニメ製作側の意気込みを間近で聞いた宇垣は「大人気ゲームということでファンも多くて、期待値も高い分だけ難しい部分もあると思うんですけど、それを一所懸命スタッフの皆さんが良いものを作ろうと色々がんばられているんだなというのが伝わってきました」と感じ入ったように語った。
続いて、三人それぞれがアニメ『ZERO CHRONICLE』の魅力についてフリップで語るコーナーへ。
撮影:斉藤直樹
まず一番手の宇垣からは「ロミオとジュリエット」的な闇の王子とアイリスのドラマ、「大人気作品の“はじまりの物語”」なので『白猫プロジェクト』を知らない人でも楽しめる作品になっているという点、そして「王道ファンタジー」なのでドラマ的にもわかりやすい構図になっていて、アニメ初心者にもファンタジー好きにも刺さる作品になっているという点を挙げた。
撮影:斉藤直樹
二番手の神保監督は「王子」「アイリス」「ファイオス」とキャラクター三名の名前を挙げて、彼らがどんな行動をするかや、それぞれの人間関係が織りなすドラマに注目してほしいと語った。メインキャラクターの年齢的なイメージは15~6歳あたりとなっていて、色々な感情が飛び交うドラマが描かれるとの言葉に、宇垣からは「それくらいの年頃が一番真っ直ぐでピュアだったと思うので、それぞれの打算ない愛情などが生み出す相関関係が楽しみです」との期待のコメントが。
撮影:斉藤直樹
最後の角田氏からは「ゲームシーン完全再現」「コロプラ完全監修」「新規楽曲多数」の三点が挙げられた。特に最後の楽曲については「今回のアニメのために岩崎琢さんが多数の楽曲を描きおろしてくれて、どの曲も世界観に厚みを持たせてくれている重厚な曲ばかりで素晴らしいです。特にアイレスが魔法を放つときに流れる「ルーンの力」という曲は、途中で歌唱が入ったりして心が動かされる曲で感動します。アニメの絵と組み合わされるのが楽しみです」とコメント。宇垣もアニメファンの視点から「気分を盛り上げてくれる楽曲があるかどうかでシーンへの没入感も変わってくるので、すごく気になります」と期待を込めて語った。
●『白猫プロジェクト』の世界に宇垣美里降臨!?
発表会もいよいよ終わりが近づいた時、スタッフから宇垣美里へ応援サポーター就任記念のプレゼントとして、ベールを被った大きなモノがステージに運び込まれる。そのベールを取り去ると、そこには今回のために新たにデザインされた『白猫プロジェクト』のキャラクターとなった宇垣美里のイラストパネルが! 本人のイメージに近づけるために、顔立ちには何度もリテイクが入ったという渾身のデザインと、お気に入りの星たぬきと一緒に描かれていることに宇垣自身も大喜び。
撮影:斉藤直樹
「もしも宇垣美里が『ZERO CHRONICLE』に登場するなら?」というコンセプトで、星たぬきを統べるお姫様「はじまりの星たぬき姫・ミサト」と命名。現状ではゲームやアニメに登場する予定は無いとのことだが……?

宇垣美里 特別イラスト (c)COLOPL, Inc. (c)COLOPL/Shironeko Animation Project
パネルに自身のサインを入れた宇垣からは「アニメももちろん楽しみですし、自分がこうやって二次元になれると思ってなかったので嬉しいですね。ちょっとでも白猫の世界観に染まることができて嬉しいです」とのコメントが。そして昨年フリーになって活動の場を広げたことにも触れて「二次元になってみたいなという気持ちもこうやってかなうんだなと思うと、いいスタートが切れたなと思っています。去年からフリーになって色んな事に挑戦させていただいていたんですけど、今年もたくさんのことにチャレンジして自分の幅を広げていけたらなと思います」と今年の活動への期待を語った。

そして発表会の最後に『ZERO CHRONICLE』を期待している人達へのメッセージが送られた。
撮影:斉藤直樹
「『白猫プロジェクト』初のアニメ化ということで、ゲームスタッフ完全監修なのでファンの方も安心してみていただけますし、前日譚なのでゲームを知らない人もここからスタートするのもいいんじゃないかなと思います。4月の放送開始をみなさんで一緒に楽しみましょう」
そして「はじまりの星たぬき姫・ミサト」として「一緒に見届けましょう、ZERO CHRONICLEを」との決めゼリフで、サポーターとしての初仕事を完遂。そんな彼女が勧める『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』は4月6日より各テレビ局で放送スタートするので、興味が涌いた人はぜひチェックしてみよう。
発表会会場には闇の王子役:梶裕貴と光の王アイリス役:堀江由衣のサインが入った、それぞれの立場とドラマを表したポスターが飾られていた 撮影:斉藤直樹 (c)COLOPL, Inc. (c)COLOPL/Shironeko Animation Project
TVアニメ『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』は4月6日(月)から放送開始。その日を楽しみに待とう。
取材・写真・文:斉藤直樹

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