SARM、初のEP『I don’t wanna do』
本日リリース ファッション誌『Com
mons&Sense』とのコラボMVも公開

特徴的なスモーキー・ボイスで注目を集めるSSW、SARMが初のEP『I don’t wanna do』を本日1月12日(日)にリリース。合わせてタイトル・トラックとなる「I don’t wanna do」のMVも公開された。
「I don’t wanna do」は世の中で問題となっているパワハラや虐待、DVなどの暴力的な事件を題材に、“あなたの価値を踏みにじって抑圧してくるものから逃げることは弱さじゃない。覚悟を決めることは強い。”というコンセプトを有したメッセージ性の強い1曲。リリックにはこういった社会的な問題に対して、「否定されて疲れ切ってしまっても自分が元に戻れる選択肢があるということに気付いて欲しい」というSARMの考えや思いが込められているという。

同曲のMVやカバー・アートワークなどのクリエイティブは、〈CHANEL〉や〈Louis Vuitton〉など多くのファッション・ブランドのイベントや『JAPAN FASHION WEEK』、伊勢丹などのビジュアルを手がける雑誌『commons&sense』集長の佐々木香が担当。SARMの内側に秘められたブルースやパンクの精神を剥き出しにした作品が完成した。

なお、EP『I don’t wanna do』には昨年リリースしたシングル「Muscari」を含む全4曲を収録。「Cactus」では韻シスト・BASIの楽曲制作やSoulflexのMV撮影・監修などでマルチに活躍するISSEIがトラックメイクを担当。各曲のサックス演奏にはインストゥルメンタル・ユニット、メガプテラスのサックスプレイヤー・西口明弘が参加しているほか、1曲目〜3曲目までのアレンジはエレクトロ・ロック・バンド、THE GAME SHOPのKimists、McDが手がけている。また、全曲の作詞/作曲にSARM自身が携わっており、様々な表情が楽しめる作品に仕上がっている。

【SARM コメント】

●MV撮影時のエピソードについて

最後の方に歌いながら涙を流すシーンがあるのですが、そのシーンに入る前に佐々木さんが、「今までの悔しさや悲しみを全て吐き出せ!」と言いました。クラッパーボードの合図が鳴り、歌詞に沿って歌っていると感情が溢れてきて本当の涙が出てきました。

歌い終わって我に返った頃、カメラマンさんも泣いているのを見て、ああ、今この瞬間、丸裸になった自分が心から注目してもらえてるなという空気に、凄く鳥肌が立ったのを覚えています。佐々木さんのアドバイスやチームの一体感、自分の感情がリンクした瞬間でした。


【リリース情報】

SARM 『I don’t wanna do』

Release Date:2020.01.12 (Wed.)
Label:SImones
Tracklist:
1. I don’t wanna do
2. Muscari
3. George
4. Cactus

■ SARM オフィシャル・サイト(https://www.sarm.jp/)

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