10周年を迎えるCANDY GO!GO!の記念公
演シリーズがスタート!なぎさりん幕
開け公演よりステージ復帰!!。1stワ
ンマン公演を再現する場面も!!

2020年6月に結成10周年を迎えるCANDY GO! GO!。彼女たちが「10周年」に向け打ち出したプロジェクトが「10years anniversary Series-GIGS-XTRAILS」。過去にCANDY GO! GO!がワンマン公演を行なった会場を改めて巡り、8月15日に行なう恵比寿LIQUIDROOM単独公演へ繋げようという内容だ。
その1回目となるONEMAN GIGが1月5日(日)に渋谷RUIDO K2で開催になった。此処は、CANDY GO! GO!が初めてワンマン公演を行った会場。この日は腰の療養で長く欠場していたリーダーなぎさりんの復活ライブの場にもなっていた。
予測はしていたことだが、ここまで初ワンマン公演時に披露した曲たちを数多く盛り込んだステージを描き出すとは、最上級の嬉しい裏切りだ。「IDOROCK」(アイドロック)という独自のスタイルを標榜してからは、躍動するロックナンバーを中心に据え、つねに「感情を剥き出しにした」ステージングを描き続けているCANDY GO! GO!。今でもたまに、甘いポップナンバーを歌っていた頃の楽曲もアレンジし披露するとはいえ、”IDROCK”の姿勢を示す前の楽曲を耳にする機会は減っていた(甘いアイドル時代の音楽性は、道玄坂上り隊へ受け継がれている)。もちろんこの日も、「overdrive」や「HONEY TRAP」など今のCANDY GO! GO!の姿勢を示した楽曲や、最新ナンバーの「The last of days」も披露している。だが、かつてはフロア中を一つにする熱狂を作り続けた当時の定番曲「We are!!!!!!!」を筆頭に、「JELLY FISH」「ナミダノカケラ」「ここだよ!スマイル」など、今となってはレアな楽曲に触れたときには、胸が破裂しようなくらい嬉しい感情が涙と一緒に沸き上がってきた。もちろん、フロア中が熱狂と絶叫に包まれていたのは、言うまでもあるまい。まさに、嬉し涙が心を強く高ぶらせてくれた。
ライブの冒頭を飾った「そしてまた逢えると云うよ」は、1stワンマン公演でも1曲目を飾った楽曲だった。当時はよくカバーしていた「Don’t say”lazy”」も、この日久しぶりに歌唱。今ではカバー曲を歌うことのないCANDY GO! GO!だけに、この歌も懐かしい気持ちはもちろん。「overdrive」から「Don’t say”lazy”」「絶対加速少女C」へとノンストップで流れを作り、フロア中の人たちを燃え滾らせていた様もインパクト強く心を揺さぶった。
今でもライブで耳に出来るとはいえ、「そしてまた逢えると云うよ」「おとなの事情」「絶対加速少女C」「Cinderella Call」などCANDY GO! GO!のライブを彩るうえで欠かせない曲たちを、甘いキャンディポップな楽曲を歌っていた当時の楽曲とミックスして聴くことで心がタイムスリップせずにいれなかった。他にも、 「ここだよ!スマイル」を甘いポップソングも歌っていたCANDY GO! GO!の時代を経験していない杉本莉愛・永瀬りか・夏井さら・宇野みずきが歌えば、「U & I」をなぎさりん・菜月アイル・磯野未来の3人が歌う場面も登場。アウトロが長めな「The last of days」ending ver. も、この日初披露となった。
今回のライブでもう一つ注目したかったのが、なぎさりんの復帰ステージになったこと。最初からエンジン全開でぶつかってゆく姿勢も、何時ものなぎさりんらしさ。久しぶりのCANDY GO! GO!のステージがワンマン公演のため、体力面でのハードルも高かったとはいえ、そんな素振りも見せずに熱いステージングを見せたところは、流石と言えようか。むしろ、これから始まる怒濤のライブを通し、心も身体も磨き上げ、さらにベストな状態へ仕上げてゆくだろう。そこは、これからのライブを通して確認し続けて欲しい。
今年のCANDY GO! GO!は、「10years anniversary Series-GIGS-XTRAILS」を活動の中心に据えながら、TSUTAYA O-NESTを舞台に、バンドを従い行ない続けている「NEXT-Girl’s ONE」も定期開催すれば、3月1日には仙台MACANAで初仙台単独公演も控えている。今年はワンマン公演や生バンドを従えたステージを味わう機会が増えるように、毎回装いを変えながら届けるCANDY GO! GO!の姿を見逃さずにいてもらいたい。

TEXT:長澤智典
                            
CANDY GO!GO! Web
http://candygogo.jp/
CANDY GO!GO! twitter
https://twitter.com/onecandygogo
CANDY GO!GO! facebook
https://www.facebook.com/candy55official/
CANDY GO!GO! YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/candygogo1to1

「The last of days」MV
★LIVE情報★

「10years anniversary Series-GIGS-XTRAILS」
<プロローグイベント>
2回目:3月15日 aube渋谷
3回目:5月5日 渋谷Glad
4回目:6月12日 渋谷asia
5回目:7月14日 渋谷WOMB
http://candygogo.jp
所属事務所 http://one2one-agency.jp
「そしてまた逢えると云うよ」
「JELLY FISH」
「おとなの事情」
「ナミダノカケラ」
「ここだよ!スマイル」
「U&I」
「We are!!!!!!!」
「神様のイジ悪」
「Born to fate」
「overdrive」
「Don’t say”lazy”」
「絶対加速少女C」
「大切なお知らせ」
「HONEY TRAP」
Cinderella Call」
「YOU」
「The last of days」
-ENCORE-
‐encore-
「Let it rain」
「CANDY」
「endroll」

Tags: CANDY GO! GO!,なぎさりん、菜月アイル,磯野未来,杉本莉愛,永瀬りか、夏井さら,宇野みずき 

Vues

ライブシーンの最前線で活動しているアーティストたちの情報を中心に掲載している音楽を中心にしたエンターテイメントなニュースサイト。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着