the GazettE RUKI(Vo)と戒(Dr)
に訊く、『NINTH』ツアーがもたらし
たものと18年目のその先

2018年6月にリリースした最新アルバム『NINTH』を携えて、国内ホールツアー、大規模ライブハウスツアー、小規模ライブハウスツアー、ワールドツアー、そして2019年9月23日横浜アリーナでのファイナル公演まで、約1年半の時間をかけて一枚のアルバムを軸に様々なステージでその作品を表現してきたthe GazettE。2020年3月10日(火)に武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催する結成18周年記念ライブ『18TH ANNIVERSARY DAY/6576』を控え、『NINTH』ツアーがもたらしたもの、そして、the GazettEはどこへ向かおうとしているのか? いま語れる限りのことをRUKI(Vo)と戒(Dr)に訊いた。
――2018年6月にリリースされたアルバム『NINTH』を引っ提げ、ツアーが開幕したのが翌月の三郷市文化会館。その日のMCで「今までで一番良いツアーにしたいと思います。絶対激しくて熱くてヤバいツアーになるから、期待しててください」とRUKIさんは仰っていましたが、それは有言実行できましたか?
RUKI:そうですね。ファイナルに限らずこのツアー自体が、そういう傾向にあったというか。ライブのノリが形成されるのは早かったような気がします。
戒:『NINTH』はコンセプチュアルなアルバムではなかったので、制作の段階からライブを想像しやすかったんですよ。身体に馴染んでるようなフレーズも多くて、ファンからしても、the GazettEで聴き馴染みのあるリズムだったり、ノリやすさだったり、想像しやすさだったりがあっただろうから、初日から“だよね!”っていうような感覚が結構強かった。
――SEの「99.999」に歴代アルバムで使った音が入っていたり、the GazettEの歴史を時系列に綴ったような楽曲「NINTH ODD SMELL」があったりと、これまでをなぞるような印象の強いアルバムでしたから、どのタイミングからファンになった人でも入りやすさがあったのかもしれませんね。
戒:そうですね。たぶん引っかかりやすい感じだったんだと思います。
RUKI:だから、割と最初の段階で『NINTH』ツアーの形というものが見えてしまったんですよね。“ああ、思ってたものってコレだな!”っていう想定していた通りの答えが掴めたので、そこから、さらに自分たちの曲やパフォーマンスの伸び代を探す作業をしたのは初めての経験だったかもしれない。正解を求めて試行錯誤する段階を過ぎて、“コレでいいんだけど、本当にこのままでいいのか?”っていう方向にシフトしていくのが、いつもより早かったよね。
戒:うん。
RUKI:逆に前回の『DOGMA』は演出も含めてツアーでライブを重ねても世界観を作りあげるのは難しかった。
戒:そこがなかなかハマらなかった(笑)。
――『DOGMA』はかなりコンセプチュアルなアルバムだったぶん、納得のいく形になるまで時間がかかったと。
RUKI:そうですね。ファンとのやり取りは全然良かったんですけど、自分らが表現したいものを表現できるようになるまでに苦労した。それが『NINTH』の場合は、最初のホールツアーが終わった段階でしっくり来る流れに辿り着いて、“楽しいツアーにする”という目標は達成できてしまったから、“じゃあ、その先に何を魅せるか?”っていうところで、結局、最終的には悩んでましたね(笑)。セットリストも一番良い流れがアルバム内で完成しちゃってるから、あえて崩してやってみたところで“運良く上手くいけばいいね”っていう棚ボタ狙いになっちゃうんですよ。もう“ベストはコレだ!”っていうのがわかっている上で実験していく感じ。楽しくできるんだったらもう変えなくていいじゃんっていう考えもあるだろうけど、それだと何度も来るお客さんが飽きるだろうし、自分たち自身、同じライブをずっとやることには不慣れな部分があったんですよね。
メンバーが視界に入る割合が自然と多くなるので、“近くにメンバーがいる”って安心できました(笑)。(戒)
――ホールツアーが終わった後も約1年ツアーは続くわけですから、演者としてもマンネリ感は出てきてしまいますよね。ちなみに昨夏(2018年)のホールツアー『Live Tour18 THE NINTH / PHASE #01-PHENOMENON-』に始まり、昨秋の大規模ライブハウスツアー『Live Tour18 THE NINTH / PHASE #02-ENHANCEMENT-』、年明けの小箱ツアー『LIVE TOUR18-19 THE NINTH PHASE#03 激情は獰猛』、さらに春のワールドツアー『WORLD TOUR 19 THE NINTH PHASE #04 -99.999-』からファイナルの9月23日の横浜アリーナまで、1年2ヶ月にわたるツアーの流れというのは、最初の時点で既に決まっていたんですか?
RUKI:ある程度決まってましたね。決まってなかったのは今年(2019年)8月の『LIVE TOUR18-19 THE NINTH PHASE #05「混血」』だけ。
戒:確か『PHASE #03』の小箱ツアーを回っているあたりから、ファイナルの話をいろいろし始めて。ステージとしては『PHASE #02』のライブハウスツアーの感じを横浜アリーナに当てはめてやれたらいいよね……って言ってたんだけど、『PHASE #02』が去年末に終わってからファイナルまで9ヶ月も空くのは、自分たちの感覚的にマズいんじゃないかって話になったんです。それでワールドツアーが終わったあと、どこかのタイミングで1本やろうってことになり、どうせなら意味のあるライブにしようということで、過去の作品も全部混ぜてやることになったんです。
――なるほど、それで“混血”と。しかし、今回のツアー日程で一番驚いたのは、やはり『PHASE #03』ですよ。高田馬場AREAや目黒鹿鳴館といった、現在のthe GazettEにとってはバースト必至の小さなライブハウスを、なぜ回ろうと?
RUKI:『NINTH』というアルバム自体に、今まで自分らが辿ってきた道のりを盛り込んでいた部分があったので、ツアーでも今までライブをしてきた会場に立ってみたかったんです。まぁ、ファンの子からすると、どうしてもプレミアムな感じになってしまいがちなんですが、あくまでも『NINTH』ツアーの一環として、普通にやりたいというところではあったんですよね。本当にプレミアムなライブをやりたいなら、逆にこういうところではやらないし、ただ、初日のAREAとかは12年ぶりとかだから、どうしても“特別”な空気感が生まれてしまうのが難しいなと思いつつ……結局、やってる自分たちが一番難しかったかもしれない(苦笑)。
――普段やっている会場に比べたら、ステージだって何分の一かの大きさしかないんですから当然です。
RUKI:昔は逆が難しかったんですよ。小さい所から大きい所に行くと考えることも多くなるけど、逆なんだから考えずにやれるはずと思っていたら、そんなことは無かったですね。 “どんなふうに昔やってたっけ?”っていうのを手繰りながらやってましたね。
――でも、いろいろ懐かしいこともあったでしょう?
RUKI:もちろんあります。ライブ中も一瞬過去を思い出す場面はありましたが、他は考える事は多かったです。
戒:まぁ、フロント陣は大変だったと思いますよ。ドラムもセットは小さくしなきゃいけないし。でも、俺は座ってしまえばその場の空間は変わらないので。むしろメンバーが視界に入る割合が自然と多くなるので、“近くにメンバーがいる”って安心できました(笑)。ファンの反応もいつもよりダイレクトに伝わりやすかったので、最初のほうは結構戸惑ってるのも感じましたけど、そこもライブが始まってしまえばあんまり変わらず。
横浜アリーナは異様なくらい肩の力が抜けた感じがあったんですよね。冷静に『NINTH』をやれました。(RUKI)
――会場の規模が変われば演出やセットも当然変わるけれど、どんな箱でも『NINTH』のツアーとして変わらずやっていく、魅せたいものを魅せていく。お話を伺うに、それが今回の大きなテーマの一つだったんでしょうか?
RUKI:そういう意志は強かったですね。むしろ環境が変わることにより、何が得られるのか?っていう気持ちがコチラにはあって、実際やってみたら違う部分もあるなと。ホントに適応能力が必要なんだなと痛感したし、響きや魅せ方は若干違うとはいえ、『PHASE #01』と『PHASE #02』に関しては平面かホールかくらいの違いしかなかったけれど、『PHASE #03』はある意味新鮮だった。
――2016年ぶりに、その海外を回った『PHASE #04』はいかがでした?
RUKI:より“アルバムを伝えよう”っていう意志があった感じはしますね。前回からそんなに間も空いてなかったので、より試されるような空気があったというか。久しぶりだと、行っただけで歓迎してくれるし、こちら的にも海外の空気感が良くて浮かれる部分があるんですけど、それも無く、ただひたすら伝えるために回るという。
――そうして一環して『NINTH』ツアーを続けながら、先ほど仰っていたように“完成形が見えた先で、何を魅せるか?”という試みを行っていたと。
RUKI:そうですね。ツアーの途中途中で“ここ、薄くないかな?”って感じたところを、曲作り中のことを思い出しながら解体していくような作業をして。
戒:『PHASE #01』のホールツアーが終わって、“もう少し1曲1曲に対してアプローチを変えてみようか?”とか、いろんな話をした上で『PHASE #02』のライブハウスツアー初日を迎えたり。『DOGMA』のときって作品がコンセプチュアルだったぶん、アルバム以外の曲に関しては“このカラーは合わない”って開けられなかった引き出しもあったんですけど、今回はそういった縛りが無かったから、いろんな曲を用意しやすかったんですよね。
――つまり、ツアー中でも比較的柔軟にセットリストを変えることができた。その柔軟性はthe GazettEの良いところですよね。バンドの規模が大きくなればなるほど、一度決まったセットリストは変えられなくなるものなのに。
戒:2daysのセットリストもあらかじめ決めておくとはいえ、初日が終わった時点で2日目を変えることもありますからね。一旦決めたセットリストに沿って回るだけだと、自分の中でただの作業になってしまうような気がして、すごく嫌なんです。それよりもリアルタイムで感じたことを次に試していったほうが、ライブは楽しいじゃないですか。だから、スタッフさんがよく対応してくれてるなと思いますよ!
――仰る通りです。
戒:そうやって規模も環境も違うツアーを全部回ってみて、それぞれの良さを俺は横浜アリーナで出せたような気がするんですよ。例えば『PHASE #04』のワールドツアーが無ければ、たぶん「DOGMA」を11曲目というポジションに持っていくことは無かっただろうし。『PHASE #03』で感じたこと、『PHASE #02』で曲の伸び代を探したこと、それぞれのツアー全部が横浜アリーナに繋がっているなっていうのは、ツアーを通して思いましたね。
――完成形が早く見えたが故に、長く悩んだことは無駄ではなかったと。
戒:うん。何一つ無駄になってないんじゃないかな。
RUKI:実際、横浜アリーナは異様なくらい肩の力が抜けた感じがあったんですよね。ファイナルでそういうことって、まず無いんですよ。どちらかというと『PHASE #03』のほうが緊張もしましたし、咳払いするのも嫌だったくらい。それに比べたら、ちゃんと肩の力を抜いて、冷静に『NINTH』をやれましたね。割と客席にも照明を当ててたので、そんなに横浜アリーナの大きさを感じることも無かったですし、なんかデカいホールくらいの感じだった。
戒:記憶を辿ってみると、俺も“こんな準備万端なファイナルはなかなか無いな!”っていう感覚はありましたね。結構ファイナルって確認事が多くて、いろんなところを走り回ったりしてるんですけど、あんまりそういうのも無く。袖では緊張感もありつつ、ステージに上って自分のドラムセットに入った瞬間、緊張が良い高揚感に変わって、すごく理想的な始まり方ができたし。終わって“ああ、早く次、行きたいな”って思えたのは、なかなか無いですよ。割と余韻に浸りたいタイプなのに、自然と“次”を見れた。
――その“次”には、何が見えました?
戒:具体的には、何も(笑)。
RUKI:見えとらんのかい!(笑)
“待たせた分だけのものを魅せられれば!”っていうのはありますよ。でも、別に過信はしてないです。やっぱり不安なものは不安です。(戒)
――ラストに披露した「UNFINISHED」はファンへの想いが今までになく赤裸々に綴られた曲で、RUKIさんも込み上げてきたものがあったようですが、もともとthe GazettEってファンをすごく大事にしているバンドじゃないですか。
RUKI:そうですか?
――してますよ! 甘い言葉を囁くだけが誠実さではないですし、常に正直にファンに相対しているというのは、一つの愛であることに違いない。
RUKI:そうかもしれない。そう言ってもらえると有り難いですね。
――そういった面でも、ファンとの信頼感は今回のツアーで、より増したのでは?
RUKI:それはそうですね。信頼はもちろんしてます。
――すごく不思議なのが、the GazettEって表に出てこない期間も長いですし、地下作業中にSNSで自らの状況を積極的に発信したり、いろいろと無料コンテンツを投下するタイプでもないじゃないですか。
RUKI:うん。
――それでもファンの心が離れることなく、ツアーをやるとなったら必ず集まって、会場をいっぱいにするというのが、このご時世、本当にすごいなと思うんですよ。
RUKI:そうなんですよね。何も無いとホントに発信しないんで、もう“活動休止”と言ってもいいんじゃないか?ってくらい(笑)。発信しなきゃとは思うんですけど、“曲作りで悩んでる”とかツイートしたところで、その先が無いじゃないですか(苦笑)。
戒:“ちょっとできた”みたいな。中間報告(笑)。
RUKI:そうなるのも違うし、全く関係ないこと言うのもアレだし。でも、不安ではありますよ。いつ次のリリースがあるんだろう?って数えても、まだまだ先だし、ライブも無いですし。だから“待たせてごめん”って感じです。毎度。
――今回だって2019年9月23日のツアーファイナルの後は、2020年3月10日の18周年ライブまで空きますからね。それでもファンが待っていてくれるのは、いざライブに来たら“やっぱりついていきたい”と思わせるものを毎回キチンと提示できているからなのでは?
戒:まぁ、“待たせた分だけのものを魅せられれば!”っていうのはありますよ。でも、別に過信はしてないです。やっぱり不安なものは不安ですし。
RUKI:時間をかけた分だけのものは出したいっていういうところは、間違いなくありますけど。
どうやったら自分たちも驚いて、ファンも驚くだろう?っていうのは悩む。表に出ていない今は、吸収する時期にしたいというのもある。(RUKI)
――現状、ファンに見えている予定は3月4日にリリースされるツアーファイナルの映像作品『LIVE TOUR18-19 THE NINTH / FINAL 「第九」LIVE AT 09.23 YOKOHAMA ARENA』&ワールドツアーのドキュメンタリー映像作品『LIVE IN NEW YORK & WORLD TOUR19 DOCUMENTARY THE NINTH [99.999]』と、3月10日に武蔵野の森総合スポー
ツプラザ メインアリーナで行われる18周年公演ですが、当然それ以外の作業もされているわけですよね。
RUKI:曲を作ったりもしてますよ。しかも、全然ゆっくりやってるわけじゃないのが怖いところで、常に〆切に追われてる! ライブの準備や映像作品の編集作業も。
戒:そうなんですよね。自分で見ると“これ、面白いのかなぁ?”って思っちゃう(笑)。
RUKI:自分達の事だから余計そう思いますが、記録として残しておきたいという感じですね。あとスタッフさんが裏で言ってることには“なるほど”って、有り難みを感じたりはしましたね。
戒:そう! それは俺も思った。
――18周年公演の準備は、どのくらい進んでますか? 例えばライブの内容とか……。
戒:ライブの内容には、まだ手を付けてないです!
RUKI:会場自体まだ行ったことが無くて、ファンからしても“どこ?”って感じじゃないですか。でも、今までとそんなに収容人数も変わらないし、言ってみれば武道館よりもデカいわけですから、なんだかんだ今までは会場もネームバリューを意識してたんだなと。
戒:そうね。
――一昨年出来たばかりの綺麗な会場ですし、形としては横浜アリーナに若干似てますよ。ちなみに『the GazettE 18TH ANNIVERSARY DAY/6576』というライブタイトルや、結成からのショットを時系列で並べたティザー映像から察するに、これまでの18年を総括するような、いわば『NINTH』と似たテーマのライブになるんでしょうか?
RUKI:うん。色々考えてはいるけど、またアルバムとかは関係なく18年やってきた自分達を魅せれるような内容にしたいなというのは考えてます。何か特別な事もと思ってカバーとか話は出るけど、何やっていいかわからずでいつも流れますね(笑)。
戒:自分たちの周年に、他人の曲のカバーをやるのもどうなの?っていうものあるし(笑)。
――これまでの18年を魅せるのならthe GazettEの曲すべてが選曲対象になりますし、それだけでもいろんな曲が聴けそうな予感がします。
戒:シングルのカップリング曲とかね。でも、そういうマニアックな曲が、自分たちは好きだったりする(笑)。
RUKI:やってないから美化してる可能性もあるけど、開けてビックリなところはあると思いますよ。
戒:今の手持ちでどれだけ驚かせるか?っていう。
――楽しみにしてます。その次の展開となると、きっと20周年が視野に入ってきますよね。
RUKI:もちろん考えてはいますけど、まずはアルバムだったり、次の方向性ですよね。どうやったら自分たちも驚いて、ファンも驚くだろう?っていうのは悩むところで、未開の地って年々減っていくものじゃないですか。必然的に満足いくことが年々難しくなっていくので、表に出ていない今は吸収する時期にしたいというのもある。
――年々難しくなっていくけれど、そこは長くバンドを続けるためには乗り超えていかなければいけない。
RUKI:もちろんですよ。18年もやってると、ファンも大人になられて、だからツアーを組むのに、もう夏休みとかは考えなくていいなっていう。
――逆に、もっと若い子に聴いてほしかったりもします?
RUKI:老若男女を気にしたことないですね。若い子に伝えるには何したらいいのかもわからないし、“若い”っていうよりは、その人の時期に合ってるかどうか?ってことが重要だと思うんですよ。年齢なんて数だけの話なんで……って、見えてないだけかもしれないけど(笑)。
戒:よせよ! まぁ、“どうやったら聴いてくれるんだろう?”っていうのを考えるのは必要なことかもしれないですけど、だからって変に若い人の好みに寄らせるのは、ちょっと違うかな。
――そこがファンが離れない理由なんでしょうね。決して日和らず、常にthe GazettEを貫いている。
RUKI:そうなんですかね? ただ、感覚は老けちゃダメだなとは思ってますよ。バンドとしては常にフレッシュでありたいし、ガラパゴスみたいになるのも良くない。ジャンル関係なく、あくまでも作品そのものがどうか?っていうのを意識してるところはありますね。……って、今日の話に影響受けて、次の作品がすっげぇ寄ってたら面白いけど(笑)。
取材・文=清水素子

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