原田夏希 映画「無花果の森」で超新
星のユナクとラブシーン

直木賞作家・小池真理子の同名小説を映画化した本作では、韓国の人気グループ・超新星のユナクさんが日本人の役で単独主演を務めている。

緊張した表情のユナクさんに共演の原田夏希さんは、「母国語でない言葉で演技をされて、私達でも普段使わないような台詞もいっぱいあるのにスゴイなと尊敬しました。」と撮影時の印象を話した。

本作の主題歌「Jewelry Box」を歌い、本編にも出演するMiNoさんは、「ユナクさんとのカラミのシーンが勉強になりました。演技の指導も優しくしていただきました。」とコメントすると、ユナクさんのファンで溢れた客席はとどよめいて、ユナクさんが気まずそうに照れて笑う場面もあった。

ユナクさんさんは劇中で原田夏希さんとのラブシーンを演じており、「キスシーンは一番悩んだ。撮影する前にはファンの皆さんのことが頭をよぎったが、理解してもらえると思う。」と同意を求めて呼びかけたが、客席からは「え~!」っと不服そうな声が上がっていた。

原田夏希さんは自分の役柄について、「私の演じる役は孤独から逃げて暗い人生を抱えているのですが、その周りの人たちもそれぞれに孤独を抱えていて、その状況から外に出ようと立ち上がる物語です。どんな環境にいる人でも、自分が飛び出そうという意志があれば抜け出せるんだと伝えられたら、共感していただけると思います。」と想いを語った。

さらに原田夏希さんは、撮影中のユナクさんについて、「日本のことをよく知っていて“お台場の大江戸温泉って知ってる?”って聞くと“知ってる。”というので、ずいぶん物知りだなと思ったのですが、ロケで白鳥を見て“あれはなんて鳥?アヒル?”って、聞くんですよ。白鳥だって教えたら“白くないね、黄色いじゃん。”ですって。」と異文化コミュニケーションのエピソードを紹介した。

原田夏希さんは映画の見どころについて、「台詞の中にいい言葉がたくさんあるので、そこにも注目して欲しい。」と紹介し、さらに「映画は作った側だけでなく、見に来てくださるお客様があって完成するもの。公開まで時間がありますが、ぜひぜひ広めてください。」とアピールした。

最後にユナクさんは、「面白くなくても、面白かったって紹介してね!」と客席に呼びかけ、プロデューサーから「面白いですから!!」と突っ込まれて笑いを誘っていた。

映画「無花果の森」は、6月14日(土)よりシネマート新宿他にて全国順次公開!


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