2019年11月28 日 at 渋谷CLUB QUATTRO

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【reGretGirl ライヴレポート】
『「coming soon」ツアー』
2019年11月28 日
at 渋谷CLUB QUATTRO

2019年11月28 日 at 渋谷CLUB QUATTRO
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 9月にリリースした3rdミニアルバム『soon』までの、いわゆる“失恋3部作”がロックリスナーを超えて浸透するreGretGirl。全国13カ所を巡るバンド最長規模のワンマンツアー『coming soon』が11月28 日に渋谷CLUB QUATTROからスタートした。全公演ソールドアウトというオーディエンスの期待値が示すものとは? 急成長を見せるこのバンドならではのライヴの醍醐味とは? 。満員御礼のクアトロに渦巻いた熱気の正体をレポートする。

 2020年2月までツアーは続くので詳述はできないが、明快なのはミニアルバム『my』『take』『soon』の3枚をリリースしたことで関連する曲の時系列が分かり、断片的だった映像がつながっていくような広がりが生まれたのが、このツアーの醍醐味のひとつだ。例えば「デイドリーム」での平部雅洋 (Vo&Gu)の悔恨に満ちた言葉の連射が、「白昼夢から覚めて」というある程度時間を置いた曲があることで、より相手への気持ちを確認できるという事実。reGretGirlのライヴでは人目を憚らず、泣きたいだけ泣けることもファンにとって魅力なのだと思うが、ソングライターである平部自身が年齢を重ね、ひとつの恋愛に対して変化や成長をしていることが、今回のツアーで新たに実感できることなのではないだろうか。

 過去最大キャパのライヴでツアー初日ということもあり、序盤は平部の声が硬く、並々ならぬ緊張感が伝わってきたが、彼の作る歌が好きで支えている十九川宗裕(Ba)と前田将司(Dr)の献身的なプレイに感銘を受けた。メロディアスでイメジネーションに富んだ十九川のベースラインはコードで埋めない平部のギタースタイルと相まって、歌を際立たせているし、ただ悲しいとか悔しいとか寂しいだけじゃない恋愛渦中の混乱を歌詞以外の表現で繊細に伝えている。

 10代後半から20代前半の独りよがりだったり、恋愛に全精力を傾けてしまいがちな季節の愛おしさとしんどさをreGretGirlのライヴでは誰も笑わない。痛々しさの極致のような「ホワイトアウト」や「ピアス」では男性ファンが前のめり気味で歌うぐらいだ。平部は自分の手はみんなの背中を押すためじゃなく、隣にいてつなぐためにあると言い続けているが、実際、ライヴ空間を占める信頼関係は厚い。上手いライヴ運びやテクニックには代えられない貴重な時間がそこにはあった。

撮影:ハライタチ/取材:石角友香

reGretGirl プロフィール

リグレットガール:大阪を中心に活動中。切なく女々しい歌詞とキャッチーなメロディーが特徴の次世代センチメンタル3ピースギターロックバンド。2017年12月にリリースした全国デビューミニアルバム『my』の収録曲「ホワイトアウト」がアプリ“Tik Tok”で多数使用されるなど、若者を中心に爆発的に浸透している。reGretGirl オフィシャルHP

OKMusic編集部

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