リアルジャパン12・5後楽園全カード
決定 メインは藤田和之のレジェンド
王座に船木誠勝が挑戦! “我孫子市
議会議員”澤田敦士が2年ぶりのプロ
レス復帰、“グラップリング世界一”
タカ・クノウと一騎打ち!

リアルジャパンプロレスが11月29日(金)、記者会見をおこない12・5東京・後楽園ホール大会の全カードを発表。会見には新間寿リアルジャパンプロレス会長、平井丈雅リアルジャパンプロレス代表、スーパー・タイガー、間下隼人、タカ・クノウ、澤田敦士、LEONAが出席し、選手たちが意気込みを述べた。
『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.4』
12月5日(木)東京・後楽園ホール
開場17時30分 試合開始18時30分
【対戦決定カード】
《メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負》 [王者]藤田和之(第14代レジェンド王者/はぐれIGFインターナショナル)vs[挑戦者]船木誠勝(フリー)

《メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負》
[王者]藤田和之(第14代レジェンド王者/はぐれIGFインターナショナル)vs[挑戦者]船木誠勝(フリー)
《セミファイナル タッグマッチ 30分1本勝負》 スーパー・タイガー(リアルジャパンプロレス)vs関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)
《セミファイナル タッグマッチ 30分1本勝負》
スーパー・タイガー(リアルジャパンプロレス)vs関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)
《第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負》 関本大介&間下隼人&岩崎孝樹vsアレクサンダー大塚&崔領二&将軍岡本
《第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負》
関本大介(大日本プロレス)&間下隼人(リアルジャパンプロレス)&岩崎孝樹(ガンバレ★プロレス)vsアレクサンダー大塚(AO/DC)&崔領二(ランズエンドプロレスリング)&将軍岡本(UWAアジアパシフィック王者/ブードゥー・マーダーズ)
《第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負》 タカ・クノウ(フリー)vs澤田敦士(フリー)
《第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負》
タカ・クノウ(フリー)vs澤田敦士(フリー)
《第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負》 日高郁人(ZERO1)&大門寺崇(ランズエンドプロレスリング)vs梶トマト(2AW) &伊香保京介(ランズエンドプロレスリング)
《第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負》
日高郁人(ZERO1)&大門寺崇(ランズエンドプロレスリング)vs梶トマト(2AW)
&伊香保京介(ランズエンドプロレスリング)
《第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負》 鈴木秀樹(はぐれIGFインターナショナル、小林軍団、杉浦軍)vsLEONA(ドラディション)
《第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負》
鈴木秀樹(はぐれIGFインターナショナル、小林軍団、杉浦軍)vsLEONA(ドラディション)
※対戦カード、出場選手は変更の場合があります。
■新間寿リアルジャパンプロレス会長のあいさつ
新間寿リアルジャパンプロレス会長
「私はこの間(11月15日)、ザ・デストロイヤー選手の追善興行に行って参りました。デストロイヤーという選手ですが、私が中央大学の柔道部にいたときに、力道山道場に入門しました。そこで一点集中主義でベンチプレスだけということで3カ月(トレーニングを)続けた結果、体型に変化をきたした。力道山先生というのは、そういう指導が非常にうまかった。デストロイヤーの(来日)第一戦というのは、彼が登場したときには、力道山先生と相手側にキラー・コワルスキーがいて、リング上で紹介されたときに握手にいって、コワルスキーに握手をしようと思ったら、そっぽを向いていきなりビンタを張った。コワルスキーというヤツはすごいと。ユーコン・エリックの耳をニードロップでそぎ落としたという有名な選手だったのに。私は柔道部におりましたものですから、よくプロレスの極め技をみんなで掛け合いました。キーロックをやったりコブラツイストをやったり、それからバックドロップをかけたり、スープレックスを投げたり。しかし一番痛かった思いがある技は足4の字固めでした。デストロイヤーの追善のためのリング上で、徳光和夫さんも言っておりましたけれども、和田アキ子さんも出た非常におもしろいあの番組(「金曜10時!うわさのチャンネル!!」)でしたけども、多くの人に足4の字固めを極め続けてきたと。私が(アントニオ猪木の)異種格闘技戦を始めたのは、思いつきというか、6メートル40の中で鍛えに鍛え上げた選手たちが命懸けで闘うこのプロレスというスポーツで、本当に多くの人に見て喜んでもらえることをしようと。そういう思いで私は新日本プロレスで勤め上げました。クーデターが起こって私はやめざるを得なくなりましたけども、離れてみて、一番すごかったというのはヤッパリアントニオ猪木という人でした。いま佐山タイガー(マスク)が病気でもってリング上へ登場することができません。年とともに記憶は薄れ、ただビデオ、DVDいろいろなものに私たちがやった記録が、記憶が入っている。佐山サトルが出ないストロングスタイルプロレスのリングになりますが、やはりアントニオ猪木の闘魂というものを持ち続けた人たちがうちのリングで闘ってくれるということは、私にとって本当に喜ばしいことです。そして今回、私は一番ここで5日の試合で期待しているのはタカ・クノウさんと澤田(敦士)さんの試合です。お互い柔道着を着てやり合うのか、それとも柔道対プロレスで闘うのか、それは当人たちが決めることであって私が決めることではないので、この試合だけはどうしても見たいなと。(ウイレム・)ルスカvs猪木を見て、あの試合、異種格闘技戦の中でやったという喜びというのがあります。ルスカをプロレスに入れたがために日本の柔道、山下(泰裕)先生が金メダルを取ることができた。ルスカがあのままアマチュアで柔道をやり続けてオリンピックに出ていたら、山下先生が本当に勝ったかどうか。こういう柔道というのは日本古来の武道として本当に素晴らしい世界的な柔道に発展しましたけど、この頃の柔道を見ていてもまったくおもしろくない。お互いに組み合わないという。組み合わない柔道なんてあるのかと。やっぱりリアルジャパン、ここの試合では本当にファンが喜ぶような試合をしてもらいたい。藤田(和之)選手も猪木さんの闘魂を受け継いだ選手。船木(誠勝)もそうだし、多くの人々がアントニオ猪木を目指してプロレスを続けてきてくれた。私の代わりに平井(丈雅代表)が生まれつつある。プロレスというものがアナタの力になっていると思う。プロレスというのはどこに行っても話題になる。どこかの市役所に行ったって名刺を出したときに、“新間さん!”と知ってくれている人がいまもいる。(WWE)殿堂入りをしてから、また新たに私にとっては、努力すれば報われるんだということが自分自身を自分を納得させられることを本当にやってきたんだなと。もう冥途に向かってあと何年かというところにきて本当に喜びをマクマホン・ファミリーが私にくれたなと。今日、私は最後に言いたいことは、5日に出る選手たちにお願いしたいことは、この試合が1600人の前でどういうふうに自分たちの試合を見てもらってファンが喜んでくれて、罵声を浴びせるのか、それとも拍手が送られるのか。罵声でも勲章ですよ。トランプ大統領は大統領(選挙)のときにどこに行って勉強したか。ジェシー・ベンチュラというWWFに参加していた選手がおりました。悪役でした。彼のところに行ってスピーチの練習、それからマスコミの質問に対する返答やなにやら。WWF、WWEで自分自身が経験したことをいまトランプ大統領は世界に発信している。だからWWEという、プロレスというのは、世界各国のスポーツ番組の中では、視聴率からすべてにおいてナンバーワンなんです。このプロレスというリングで人々に自分の試合をすることが思い出に残るような、そういう試合をしていただきたい。こういう思いで私は5日の試合を見に参ります」
【関本大介&間下隼人&岩崎孝樹組vsアレクサンダー大塚&崔領二&将軍岡本組】
間下隼人
間下隼人「このカードはすごく意味のある本当にチャンスだと思っているので、現チャンピオンだったり、元チャンピオン、実力者の集まりというか集合になっているので、そろそろ自分も目指す先をしっかり立てていかないといけないと思っていたので、ここでバッチリ結果を残して、頑張っていきたいと思います。新間会長、佐山総監、平井代表、みなさんが喜んでくれるような、ファンの方が喜んでくれるような試合をやりたいと思っていますので、よろしくお願いします」
【スーパー・タイガーvs関根“シュレック”秀樹】
スーパー・タイガー
スーパー・タイガー「11月30日、プロレス団体ではないのですが、“プロレス+(プラス)”というイベントで新木場1st RING、そのメインイベントで日本を代表して海外に来年旅立つ黒潮“イケメン”二郎選手とメインイベントでシングルマッチ闘うことになりました。これは私にとってリアルジャパン、12月5日の前の前哨戦としてもすごく意味のある闘いだと思っています。今回、シュレック選手は格闘技の選手で、そこから上がってくるプロレス、それに対して私自身キャリアの方ではまさっていますが、格闘技としてただ一辺倒な闘いをしては関根選手に少し分が悪い部分もあるので、黒潮“イケメン”二郎という選手をしっかり呑み込んで、その上でプロレスの部分でシュレック選手にしっかりと叩きつけたいと思っております」
【鈴木秀樹vsLEONA】
LEONA
LEONA「ドラディションのLEONAです。先月のドラディションで1年3カ月ぶりにリングに戻ってくることができました。結果はやっぱりプロのリング、非常に厳しいもの、そして現在の自分のいる位置というものが自分の中に身に染みて感じたドラディションの2連戦だったと思います。そして、自分の中でもう一度プロレスのリングで再スタートを切る中で、こうしてまたリアルジャパン、ストロングスタイルプロレスの中で自分の試合が組まれたということは、自分にとってもすごく意義、そしてすごく特別に感じるものもあります。今回、鈴木秀樹さんとのシングル。これまで同じ道場に通って練習をしたということはありますが、鈴木さんとは違うタイミングでの入門ということもあり、そして、リングで対戦の形では触れ合うことはこれまでありませんでした。鈴木選手のリングでの強さ、レスリングに対する信念、そして、その日、ボクに対する気持ち、そういったものを自分のファイトを通して正面から鈴木選手にぶつけたいと思います。当たり前のことを言葉にするかもしれませんが、痛み、感情、怒り、そして喜び。そういった感情をこのプロレスのリングで対戦相手にぶつける。これが、いま自分にできるファイトの最善であり、やらなくてはいけないことだと思います。もう一度真正面からプロレスに向かい合うこのタイミングにこの対戦カード、自分にとって意義のあるカードとして当日、思い切ってプロレスをしたいと思います。よろしくお願いします」
――鈴木選手とはヨーロッパのクラシックなプロレススタイルをトレーニングに取り入れている共通点があるものの、このカードは勝ち負けではない試合と見られがちだと思うが。
「そうですね、もちろんキャリアであったり鈴木選手がいままで獲得してきたタイトル、そういったところから見てもいまあった言葉(勝ち負けのカードではない)というのは、もしかしたらファンのみなさんの観点からの正直な受け止め方なのかもしれません。でも、先日、27日、ドラディションの大阪で(獣神サンダー・)ライガーさんときっと最後になるかもしれない対戦をして、そのときにそういう先輩であったり自分よりキャリアのある選手と向かい合うときに、遠慮であったり、そういったものをするべきではないと。怒りであったり気持ちであったり、もちろん技術もそうですけど、それをぶつけてこそプロレスだと。攻撃であったり言葉であったり、そういったもので自分自身すごく心に感じるものがありました。だからこそこの闘い、もちろん自分は勝ちを放棄するとか、あきらめてとか、そういった気持ちは持たずに、本当に正面からプロレスのリングで勝負したいと思います」
【タカ・クノウvs澤田敦士】
澤田敦士
澤田敦士「プロレス界のみなさま、お久しぶりでございます。澤田敦士でございます。2年ぶりの試合となります。平井さんに4,5日前ですかね、電話しまして。選挙もちょうど終わって、おかげさまで当選できた。平井さん、私をぜひ佐山先生のところで使ってくださいと直訴しましたら、二つ返事で平井社長はわかりましたと、いただきましたよね。それで組んでいただいた試合でございます。プロレス2年ぶりということで、いまの自分というのが未知なところはありますが、とにかくプロレスに帰ってきたということをみなさんにご報告したいなと。そして私を見ていただけたらと。プロレスを通じて世間に発信できるように。プロレスが世間にしっかりと板につくようにですね、そういった意味でまたプロレスに戻ることができた。それに関しては感謝しております。頑張ります。とにかく頑張るとしか言えません。頑張ります。またプロレス界のみなさん、よろしくお願いします」
タカ・クノウ
タカ・クノウ「まず、澤田先生、二期目当選おめでとうございます。2年ぶりの参戦ということで、澤田選手にちょっと心配なことがいくつかあるんですけども。ひとつは、事前のコメントにも挙げたようにファイターとして勢いのあった選手ですから、そこが錆び付いていないかどうかという。どうせ上がるのであればバチバチやりたい気持ちがすごくありますので、そこがまず心配な部分ですね。あとは、ボクは本気で行きますので、まあ、もしケガをされた場合、それ以降、次の日以降の公務に差し支えがあって、私が公務執行妨害としてあげられないかとちょっと心配ですけども、そうなるような激しい試合をしたいとは思ってます」
タカ・クノウ、澤田敦士、平井丈雅リアルジャパンプロレス代表
――2年間のブランク中、プロレス界への復帰についてはどう考えていた? 急きょ決まったカードだと思うが、今回の参戦にあたりコンディションはどう?
澤田「コンディションに関しては、ボクは我孫子市で子どもたちに柔道を教えたり柔道の普及をしてますので、そういった面では(問題ない)。それはね、IGFあったときとはそこはクエスチョンマークになりますけども、自分がやってきたことは大丈夫だろうと。そもそもね、やる前から負けること考えるバカいませんからね! ここで試合に出るってことは、そういうことですよ。しっかりと大丈夫だということで、そして出るということです。(復帰については)プロレスは引退したわけじゃないですから。そこはみなさんのご想像にお任せしますけども。ボクからとやかく言うことでもないのかなと思います」
――柔道ジャケットを着用するのか。
澤田「それはどうですかね。いまここで言うことではないのかなと」
――それは当日、と。
澤田「そうなります」
新間寿リアルジャパンプロレス会長、タカ・クノウ、澤田敦士、平井丈雅リアルジャパンプロレス代表
新間「自分で出ると言うんだったら、レスラーで2年間のブランクがあるんだったら、タカさんだって柔道着を着て出てるんだから、それだったら柔道着を着てオレもやってやるというような気持ちにならないのか?」
澤田「それはいまここで言うことでもないのかなと思いまして」
新間「言えばいいじゃない」
澤田「じゃあ(柔道着着用でやる)」
新間「猪木vsルスカ以上の試合やってみますくらい言えないのかよ」
澤田「それはやります。柔道家として、私は柔道をずっとやって日本一の経験もしてます。タカ選手が柔道着でくるというのだったら、それでやってやろうじゃねえかと。柔道着を着ていくよ。いま新間会長からもそういう言葉がありましたから。それは腹くくっていきますよ。腹くくって、いい試合なんかするつもりはありません。すげえ試合してやりますから。見ててください」
平井「決まりました。澤田敦士選手も柔道着を着て試合に臨むということになりました」
タカ「私が(柔道着を)脱ぐかもしれないじゃないですか。そういう想定もありますよね。どうなるかわからないですよ」
澤田「まあ、迷わず行けよ、行けばわかるさってね。とにかくマスコミのみなさんにも見ていただければ。そして私のもうひとつのあれ(目的)ね、試合に出るってことはもちろんプロレスに戻ることもそうなんですけど、我孫子市の名前を売るってこともひとつですから。ひとつ、よろしくお願いします」
タカ「すべて、リングの上を見ていただければ」
リアルジャパンプロレス『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.4』が12月5日(木)に後楽園ホール(東京都)で行われる

アーティスト

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