Kis-My-Ft2が台湾で海外初パフォーマ
ンス! 反町隆史、HIKAKINらも登場し
た『ASIA FASHION AWARD 2019 in TA
IPEI』

11月30日(土)、台湾の台北・中正紀念堂前民主大道前にて、エンターテイメントイベント『ASIAFASHION AWARD 2019 in TAIPEI』が開催された。
AFA特設ドーム (c)2019AFA / beachwalkers.
AFA特設ドーム (c)2019AFA / beachwalkers.
『ASIAFASHION AWARD』は、2016年から台北で毎年開催されている大規模エンターテインメントイベント。音楽、アート、ファッション、食、テクノロジーなど様々な分野のアジア最先端カルチャーを世界に発信しているという。今回は、「ONE ASIA」をテーマにジャンルを超えたアジアを代表するアーティスト、モデル、クリエイターなど総勢60 名が集結し、1,500人の来場者と500万人以上が視聴する中でTV生中継が行われ、ライブ配信視聴者もその様子を見守った。
タイヤル族少年少女合唱団(オープニングライブ) (c)2019AFA / beachwalkers.
オープニングステージでは、イベント公式アンバサダーを務める反町隆史と、女優のアリッサ・チアが登場。反町は、自身が出演するドラマがアジア中で放送され、多くの視聴者の心を掴み、日本エンターテインメントのリーディングパーソンとして人気を博していることからアンバサダーに就任したとのこと。
左から、反町隆史、アリッサ・チア (c)2019AFA / beachwalkers.
オープニングでは、反町が中国語で「皆さんこんばんは」と挨拶。続けて日本語で「今日はたくさんお集まりいただきありがとうございます!僕は台湾に来るのは 18 年振りですが、こうやって来られたことを大変嬉しく思っています。ぜひ今日は楽しんでください!」と喜びを伝えると、会場から歓声が沸き起こり、イベントの幕開けを華々しく飾った。
左から、反町隆史、アリッサ・チア (c)2019AFA / beachwalkers.
『ASIA FASHION AWARD』の目玉のひとつでもあるライブステージに最初に登場したのは、今年『ゴールデン・メロディー・アワード(金曲奨)』で最優秀新人賞を受賞したØZI。アジアの若手アーティストの代表として、「C-POP の中の R&B 精神を、アジアだけではなく、世界中の皆さんに伝えたいです!」と意気込みを語り、圧倒的なパフォーマンスを披露した。
ØZI ライブステージ (c)2019AFA / beachwalkers.
キム・ヒョナ ライブステージ (c)2019AFA / beachwalkers.
また、歌手のキム・ヒョナや、香港で活躍し、MVのYouTube再生回数1億を超える G.E.M.もパフォーマンスを披露。G.E.M.は、「このステージを楽しめてよかったです!昨日のリハーサルからすごく楽しみにしていました!」とコメントし、ライブステージを締めくくった。
G.E.M.ライブステージ (c)2019AFA / beachwalkers.

ダレノガレ明美 (c)2019AFA / beachwalkers.
ダレノガレ明美 (c)2019AFA / beachwalkers.
アジアから世界で活躍するモデル・アーティストを発掘するアジア一斉オーディション「ONE ASIA オーディション」では、600人を超えるエントリーから香港出身のWai Tsz Ying(ウェイ・ツー・イン)がグランプリに選ばれた。また、今年はアイライナー・CAROMEをプロデュースし、今後のアジア展開も計画中のダレノガレ明美が、アジアの美のサポーターとしてアンバサダーに就任し、プレゼンターを務めた。ダレノガレは「最初にオーディションで見た時から、モデルさんになる方かなと思っていたので、グランプリを獲られて私も嬉しいです!」とお祝いの言葉を贈った。

TIFFANY×CINDY (c)2019AFA / beachwalkers.
Wai Tsz Ying×Phi Phuong Anh (c)2019AFA / beachwalkers.
米倉 モナ×蜂谷晏海 (c)2019AFA / beachwalkers.
ファッションステージでは、アジア中から集まった総勢14名のモデル達がランウェイを彩り、日本からは香川沙耶、アンジェラ芽衣、蜂谷晏海らが登場。スタイリングは、台湾出身の新進気鋭デザイナーのダニエル・ウォン氏と、アジアのサーフスタイルに寄り添う日本のアパレルブランド「beach me」によるミックスコーディネートを披露した。
香川沙耶 (c)2019AFA / beachwalkers.
アンジェラ芽衣 (c)2019AFA / beachwalkers.
この日、会場のボルテージが最高潮に達したのは、Kis-My-Ft2 のライブステージだ。デビュー曲「Everybody Go」や、日本では11月13日に、台湾では29日にリリースされたばかりの新曲「Edge of Days」など計5曲を披露。ローラースケートで特設のランウェイを駆け抜けたり、中国語も交えた軽快なトークで会場中をキスマイ一色に染め、国外初パフォーマンスにもかかわらず堂々としたステージで、アジアでの人気をあらためて証明した。
公演後には、玉森が「今回初めて、台湾の皆さんと盛り上がることができてとても楽しかったです!ありがとうございました!」と語り、続けて中国語で「ありがとう!」と感謝。続く北山は、「台湾に何回も来られるようなアーティストになりたいですね!コンサートで!」と、海外進出への意欲をのぞかせた。特設ドームならではの至近距離による臨場感溢れる舞台に立ち会ったファンたちからは、ステージ終了後も割れんばかりの歓声があがっていた。
アジアの文化向上・発展、個性形成、学問的進歩に国を超えて顕著な功績を残した人物を表彰する「ASIA FASIONAWARD CEREMONY」では、動画クリエイターHIKAKIN、香港料理界の若きスターシェフ ヴィッキー・チャン、台湾映画監督ウェイ・ダーション氏の3名にトロフィーが授与された。日本のみならず、アジア中の動画クリエイターたちに影響を与えているHIKAKINは、イベント公式アンバサダーの反町隆史からトロフィーを受け取った。反町とHIKAKINという滅多に見ることが出来ない2ショットに、会場が沸いていた。
各受賞者の選出理由とコメントは以下のとおり。
反町隆史×HIKAKIN (c)2019AFA / beachwalkers.
HIKAKIN選出の理由
動画クリエイターであり、ヒューマンビートボクサーでもある「HIKAKIN (ヒカキン)」さんは、 2010 年にアップロードした動画が、YouTube における日本国内月間アクセス 1 位を記録し、アメリカの CBS ニュースのトップニュースとなりました。また、これまでに、複数の世界的アーティストと、ビートボックスによる共演を果たしています。YouTube にて、商品紹介や色んなことにチャレンジする「HikakinTV」、ゲーム実況の「Hikakin Games」など、4 つのチャンネルを運営。2019 年 11 月現在、全チャンネルの総登録者数は 1500万人以上、総再生回数は 112 億回以上に達しており、その人気と影響力はアジアの隅々にまで広がり、動画クリエイターという新たなカルチャーの、リーディングパーソンとして新時代を築きました。これらの功績を称え、「ASIA FASION AWARD」を贈ります。
HIKAKINコメント
(BEATBOX で)ハロー!台湾!(中国語で)皆さんこんにちは。HIKAKIN です。台湾に来られて嬉しいです!
ヴィッキー・チャン氏 (c)2019AFA / beachwalkers.
ヴィッキー・チャン氏選出の理由
ニューヨークの星付きレストラン「Daniel」などでフランス料理を習得。2011 年、香港で、広東料理をベースに中国各地方の料理も取り入れ、フランス料理のエッセンスを融合した、「VEA restaurant and Lounge」をオープン。「アジアのベストレストラン 50」にも選ばれ、ミシュラン1つ星も獲得しました。香港のアイデンティティを、フランス料理のフィールドで表現する、創造性溢れる料理を提案姿勢に敬意を表し、「ASIA FASION AWARD」を贈ります。
ヴィッキー・チャン氏コメント
この賞をいただけて光栄で嬉しいです。4年前香港で中国式フレンチ料理をはじめて、あの時はまさかここまで来られると思いませんでした。初心を忘れずに、中華とフレンチを一体化するというフィロソフィーを大事にして、色々な国にお店を作っていきたいです。
反町隆史×ウェイ・ダーション監督 (c)2019AFA / beachwalkers.
ウェイ・ダーション監督選出の理由
2008年に『海角七号 君想う、国境の南』を発表し、台湾で台湾映画史上歴代 1 位となる興行成績を収め、一躍注目を集めました。現在、制作が進められている「台湾三部曲」では、台湾原住民や、中国明代の政治家・鄭成功をはじめとする漢民族、オランダ人といったそれぞれ異なった視点から、400年前のオランダ占領下の台湾の歴史をさかのぼります。その、アジアの歴史における台湾を、深い人間愛で描く制作姿勢に敬意を表し「ASIA FASION AWARD」を贈ります。
ウェイ・ダーション監督コメント
このような素晴らしい賞をいただけて本当に嬉しいです。今まで自分がやってきたことと、これからやっていくことを評価してもらえた気分です。これからも頑張ります。
イベントの最後には、”Think ONE ASIA project“の一環として、自由に自分が撮った映像や写真、音楽などを、誰とでもコラボレーションすることができるオンラインプラットフォーム「&AND (アンド)」を2020年にローンチすることが発表された。
さらに、イベント公式アンバサダーの反町とアリッサ・チア、KisMy-Ft2が再度登場し、2時間半にわたるイベントはフィナーレを迎えた。
KisMy-Ft2の藤ヶ谷太輔と宮田俊哉、反町のコメントは以下のとおり。
藤ヶ谷 太輔(Kis-My-Ft2)
本当に楽しかったです。ありがとうございました!
素敵な経験をさせて頂いて、ぜひまた僕ら Kis-My-Ft2 を呼んでください。本日は本当にありがとうございました!
宮田 俊哉(Kis-My-Ft2)
本当に台湾で歌って踊るっていう機会は、僕たち7人にとっては初めてだったので、すーごく楽しかったです!なので、次は僕たち7人でコンサートをやれるくらいの人気者になりたいので、皆さん応援してください!よろしくお願いします。
反町 隆史
またこうやって(アジアの)交流が深くなること、そして、またこれが次に続くことを心から願っています。本日はありがとうございました!

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