ほしのゆめみの過去を描く「planeta
rian」外伝、OVA化を目指すクラウド
ファンディング始動

 2004年に発売されたPCゲーム「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」を原点とする「planetarian」シリーズから、外伝小説「planetarian~雪圏球(スノーグローブ)」のアニメ化を目指す、15周年記念クラウンドファンディングの実施が決定した。
 「planetarian」シリーズは、世界大戦後の星すら見えなくなってしまった封印都市を舞台に、誰も訪れないプラネタリウムで解説員を務めるロボット“ほしのゆめみ”と、都市をさまよう戦闘機械(メンシェン・イェーガー)の襲撃から逃れてきた謎の男“屑屋”の交流を描く物語。アニメ版は、16年に「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」が配信、劇場版「planetarian~星の人~」が公開され、17年からは各地のプラネタリウムで「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~ プラネタリウム特別版」も上映された。
 外伝小説「planetarian~雪圏球」は、宇宙開拓が終焉を迎えつつある平和だった時代で繰り広げられる、本編の前日譚にあたるハートフルストーリー。花菱デパート・プラネタリウム館のコンパニオンロボットであるゆめみは、10年前のとある約束のために職場放棄を繰り返していた。
 原作ゲームの発売記念日である11月29日正午から、CAMPFIREではじまるクラウドファンディングでは、目標額3000万円を達成することで、約20~25分のOVA制作が決定する。スタッフは、「あかねさす少女」の玉村仁を監督に迎え、アニメ版「planetarian」本編の監督を務めた津田尚克がスーパーバイザーとして参加。キャラクターデザインの竹知仁美、脚本のヤスカワショウゴらも本編から続投し、アニメーション制作は、本編を手がけたdavid productionのスタッフが新たに立ち上げたオクルトノボルが行う。YouTubeでは、シリーズの歴史を振り返り、OVA化プロジェクトへの橋渡しとするプロモーションビデオを公開中。
 ゆめみ役のすずきけいこは「最初に雪圏球を収録したドラマCDから数えてもう10年以上経ちましたが、いまでも多くのファンの方が覚えていてくださって大変うれしいです。いったん劇場版『星の人』でゆめみの物語は完結していますが、平和だった頃の花菱デパートをもう一度覗いてみたくなりませんか? 映像化、ぜひ実現できるようにご支援よろしくお願いします」とプロジェクトへの参加を呼びかけている。

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