皇治「K-1ナメんなよ!」 『K-1 WOR
LD GP 2019 JAPAN』で川原誠也と対戦

『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~』が11月24日(日)、神奈川・横浜アリーナで開催される。
同大会で川原誠也(パンクラスイズム横浜)と対戦する皇治(TEAM ONE)が11月15日、K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて公開練習を行った。
K-1の誇りを背に練習に精を出す皇治 (c)M-1 Sports Media
「ごっつ汗かいとったんで今度汗拭きシート持ってったろう」と皇治節を炸裂させる (c)M-1 Sports Media
皇治は2016年4月からK-1に参戦すると、歯に衣着せぬ発言で注目を集め、一躍スーパー・フェザー級の主要ファイターに。2018年3月の『K'FESTA.1』では第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントで準決勝に進出している。同年9月の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN』さいたま大会では、スタウロス・エグザコスティディスに勝利した。
12月の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN』大阪大会では、熱望していた武尊とのタイトルマッチが実現。敗れはしたものの、壮絶な打ち合いでK-1の歴史に残る名勝負を繰り広げている。今年8月の『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN』大阪大会では、“大阪の顔”としてメインイベントを飾り、大岩龍矢を相手に延長戦の末に勝利を収めた。
一方の川原は打撃力を武器に、総合格闘技団体「パンクラス」を中心に活躍。アグレッシブなファイトスタイル、過激なビッグマウスで“パンクラスの悪童”と呼ばれた。2013年に当時25歳の若さで引退を表明。あれから6年、今大会でまさかの電撃復帰とK-1参戦が決まった。
8月の大阪大会でメインをはった皇治は、年内休養宣言をしていたが、今回は緊急参戦での横浜大会出場となった。公開練習では気迫のこもったミット打ちを披露している。
“K-1代表”として外敵を倒す意識だという皇治 (c)M-1 Sports Media
練習後、皇治は今度の対戦について語ってくれた。
「ファンやK-1が自分を求めてくれるなら、俺はK-1が好きやから助けに行くよと言っていたんで。それが出場を決めた理由です。対戦相手がどうとか全然関係ないっすね」(皇治)
皇治は川原と記者会見で同席している。
「(川原は)MMA選手で凄い活躍して、会見も乱闘になるようなヤンチャなヤツやって聞いてて。それやったらすげえエンターテイメント的に盛り上がるし良いんじゃない? 自分はずっと異種格闘技戦のような戦いを求めてたんでちょうどエエわと思って受けたんですよ。それで記者会見どんなヤツが来るんやと思ってたら、ただのパジャマくんやったっていう」(皇治)
“K-1代表”として外敵を倒す意識だという皇治。
「正直俺がここで負けちゃったら、だいぶK-1がナメられると思うんすよ。スーパー・フェザー級も色んな選手いますけど、俺が喰われたらタケポン(武尊)しかおれへんって。まあまあそんなに甘くないよってのを見せとかんとって俺は思ってますね」(皇治)
皇治は川原をマットに沈め、K-1の牙城を守ることができるか? その答えは11月24日の横浜アリーナで明らかになる。

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

新着