L→R 高村佳秀(Dr)、田邊駿一(Vo&Gu)、江口雄也(Gu)、辻村勇太(Ba)

L→R 高村佳秀(Dr)、田邊駿一(Vo&Gu)、江口雄也(Gu)、辻村勇太(Ba)

【BLUE ENCOUNT インタビュー】
“BLUE ENCOUNTらしさ”の
ひとつの正解が「ポラリス」

ニューシングルはアニメ『僕のヒーローアカデミア』のOPテーマでもある「ポラリス」。ブルエンのど真ん中を貫きながら、明らかな進化と成長を感じる今作についてメンバーを直撃した。

なんとなくブルエンを知ってる人には、
「ポラリス」がすごく良い出会いになる

まずは現在行なっているライヴハウスツアーの手応えはいかがですか?

田邊
大変です(笑)。今回、セットリストが毎回違っていて。そうするとやりたいことがやれると思いがちなんですけど、逆に頭をフル稼働させなきゃいけないことが多くて、その大変さを痛感してます。ただ、叩き台があって、それを改良していくことで充実していくツアーもあるんです。セトリを変えるからこそ自分たちが新鮮に挑めるという利点もあるし、お客さんの顔がしっかり観えるから熱くなれるし、感情の起伏も激しくなってます。あと、久々のライヴハウスツアーであるとはいえ、“久々に味わう感覚だな”というのとも違ってて。インディーズの頃はお客さんを増やすためのツアーだったけど、今回は“お前らのことを知り尽くしてるけど、何を観せてくれるんだ?”ってところもあるんですね。だから、場の空気を瞬時に読まなきゃいけないし、その空気に負けないバンドの自力を出さなきゃいけない時もあって、自分たちが試されるツアーにもなってます。
辻村
ありがたいことに新規のお客さんが増えてきていて、昔の曲をやると“何、この曲?”みたいな感じもあるんです。だから、ずっと来てくれてるお客さんのために昔の曲もやってるんですけど、ひとつになれるのは新しい曲たちなんですよ。この間出したばかりの新曲をもう覚えてくれてたり、小さい子が一緒に歌ってくれたりして、あれは今までなかった光景ですね。

ドラマで「バッドパラドックス」(2019年9月発表の10thシングルでドラマ『ボイス 110緊急指令室』主題歌)を知って、ライヴハウスに観に来てくれるっていうのは、すごい嬉しいですよね。

田邊
本当ですよ。ひとりひとりに“よく来てくれたね”って言いたい!(笑)
江口
小さい会場だから人とのつながりが見えるツアーにもなってますね。全然集客のなかった会場に何年振りかに行って、パンパンになってる光景をライヴハウスの人に見せられるのも嬉しいし、初めて行く土地でライヴハウスの人と話せるのも楽しいし。
高村
あと、ライヴハウスは自分たちの原点ですけど、久々に小さなライヴハウスでやったからこそ、もっと大きなところでやりたいと思う部分もあって、原点に返った気分で“もっと上の景色を見ていかなきゃいけない”と気持ちを新たにすることもできました。

今はまた上を見ることができてると。そういう意味でも「ポラリス」はもっとたくさんの人にBLUE ENCOUNTを知ってもらえる曲になりましたね。

田邊
“ご存知、BLUE ENCOUNTです!”みたいなところもありつつ、音はすごく新しいので、さらに一歩進めた感はあります。バンドアンサンブルがすごく濃くて、ひとりひとりがちゃんと秀でていながら、バンド然としたものがあるというか。そこが革新的なところになってると思うんですけど。

音の奥行きや立体感もあるし、音像が広がった印象もあったし、バンドが大きく成長しているのを感じます。

辻村
そうですね。BLUE ENCOUNTの進化型だと思うし、自信を持ってプレイできてます。前シングルの「バッドパラドックス」でテクニカルなことがやれたからこそ、今回はシンプルなことを堂々とやれていて、ベースラインとか全然凝ってないんですけど、それはしっかり歌を届けるためでもあるんですよ。そこをちゃんと理解した上でできてるから、ライヴでは「ポラリス」やる前の曲もちょっと変わってきてるんです。

「ポラリス」って実は新しいことってやってないんですよね。今までやってきたことをブラッシュアップしているというか。

辻村
そうなんです。だから、お客さんの思う“BLUE ENCOUNTらしさ”のひとつの正解が「ポラリス」だと思うんです。
田邊
確かにそうかもなぁ。なんとなくブルエン知ってるけど、この曲で初めてちゃんと聴いたって人にはすごく良い出会いかもしれないですね。そのテンションで過去曲も聴いてもらえれば、絶対好きになってくれると思うし。
江口
僕がライヴでやってて思うのは、すごく温かい曲だなって。疾走感あってエモーショナルなんだけど、温かい感情を与えてくれる曲なので、演奏してて幸せな気分になるんです。

特に後半はどんどん幸福感があふれていきますよね。

田邊
僕も歌ってて思うのは、アップテンポな曲なんですけど、バラードに近い感覚があるというか。ただ“盛り上がれ!”って感じじゃなくて、“この言葉、全部刺され!”と思って歌うのって、「YOU」とか「はじまり」を歌ってる時と一緒なんです。埼玉スタジアムで僕らを初めて観る人の前で「はじまり」を歌ったのと同じ感覚で、“とにかく届けば幸せです!”って気持ちで歌えてるから、歌ったあとの気持ち良さがものすごいんです。だから、ライヴハウスもいいけど、もっと大きな会場で鳴らしたらどうだろうって想像したりしてます。
L→R 高村佳秀(Dr)、田邊駿一(Vo&Gu)、江口雄也(Gu)、辻村勇太(Ba)
シングル「ポラリス」【初回限定盤(DVD付)】
シングル「ポラリス」【通常盤】
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OKMusic編集部

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