L→R カイ、リョウガ、ユーキ、ユースケ、タクヤ、タカシ

L→R カイ、リョウガ、ユーキ、ユースケ、タクヤ、タカシ

【超特急 インタビュー】
王道から破天荒、
そして史上初の挑戦まで
超特急の武器が詰め込まれた
ニューシングル

ハチャメチャで奇天烈な曲だけど、
実は意外とメッセージ性がある

さらに、今回はカップリングの「Don’t Stop恋」も映画『どすこい!すけひら』の主題歌ということですが、とにかく破天荒な曲で! ヒロインが憧れるアイドル役として出演しているタクヤさんから見て、これは映画に合って…

タクヤ
合ってます! めちゃくちゃで訳分かんない曲ですけど、いろんな景色を見せてくれるじゃないですか。それを高速テンポでどんどん繰り広げていくのが、すごく映画とリンクしている。撮影でもテンポ感を大事に撮っていたし、ジェットコースターに乗っているようなハイスピード・エンターテインメントな作品なんですよ。
リョウガ
ハイスピード・エンターテイメント!?
タクヤ
あと、主人公が劇中で“どすこい”って言っているんですけど、歌詞にも出てくるっていう単純な共通点もありますね(笑)。

そもそも“Don’t Stop 恋”をつなげると“どすこい”ですからね。目が回るような勢いで展開が変わっていく曲で、タカシさんの声色の変幻自在っぷりにも度肝を抜かれました。

タカシ
どのパートにどういうキャラを置くかを前もって自分で考えて、レコーディングでは15人くらい違うキャラを作りました。いきなりラウドロックになるパートではデスヴォイスも頑張ってみたり。
タクヤ
振り付けもすごいですよ。
ユーキ
あんなのやってる人いないんじゃないかな?
タクヤ
絶対いないね。まぁ、キャッチーな部分はキャッチーですけど。

牛の鳴き声も入っていたり、この奇天烈な世界観をダンス&ヴォーカルグループがどんな表現をするのか想像が付きません!

リョウガ
そういったものも含めてパフォーマンスできるのが超特急だと言われるようになりたいんです。超特急というひとつの新しいジャンルを確立するためには、こういったぶっ飛んだものも表現できるようになるのは必要なことで、裏返すとこのハチャメチャ感が超特急らしいとも言える。
ユーキ
というか、もう超特急にしかできない唯一無二の超武器ですよ!
タクヤ
それは胸を張って言えますね。ただ、センターは僕なんで、ちょっと複雑なんですけど…。
カイ
むしろ、タクヤじゃないとおかしいからね。

でも、支離滅裂に見える歌詞はよくよく読むとすごく良いことを言ってるじゃないですか。周りの目を気にしがちな現代人には特に刺さるはず!

タカシ
意外と全部のフレーズが的を射てるんですよね。だから、意外とメッセージ性はあったりするし、ただ単に暴れてるよく分かんない曲じゃない。そんな言葉では片付け切れないものがあるんです。

パッと見の印象と核の部分にギャップがある曲ですよね。そういう意味ではクールに見えて実は熱いタクヤさんは適任ですよ。そして、通常盤だとこの曲からR&B色の強いエレクトロチューン「Body Rock」に続きますが、このギャップがまた想像を絶するもので。超特急初の全英詞ということで注目して歌詞を読んで…なるほど、これはヤバすぎて日本語にはできないなと。

タクヤ
ダメです! 8号車(ファンの呼称)が暴動起こす!
タカシ
日本語だとあまりにも生々しすぎるけど、不思議なことに英詞にするときれいに聴こえるんですよね。前回のツアーで全国開通を果たした今、少しずつでも国外の方に聴いていただける機会を作っていきたいんですよ。なので、「Body Rock」を皮切りに英詞にも挑戦していきたいっていう、自分の中での意気込みの表れでもありますね。

ただ、この曲って単に男と女が愛し合ってる曲なわけじゃないですよね。ちょっと訳ありというか。

タカシ
昼ドラ感があるというか、イケない匂いがしますよね。男と女の背徳感っていうものは曲を聴いていても感じました。

こういった大人っぽいサウンドにタカシさんのファルセットが盛り込まれた艶っぽい世界観も、「Don’t Stop 恋」のようなハチャメチャ感とは真逆のベクトルで超特急の武器になりつつありますよね。さらにLoppi・HMV限定の3形態同時購入特典「サヨナラは雪のあとで」が、また超特急にとっては新境地という。なのに、タカシさんのヴォーカルは本当にイキイキとしていて!

タカシ
大好きなシティポップですからね。レコーディングでもフルコーラス4回くらいでオーケーが出ました。
カイ
いろいろお楽しみですね、この曲は。
リョウガ
ダンスがどうなるのかも然り。
ユーキ
どんなかたちで披露されるのか。あれはスペシャルエディションですから!

楽しみです。そして、年末年始には東西アリーナツアー『Revolución viva』が控えていますが、テーマ曲の「Sweet Bell」(Pastel Shades盤収録)から察するに、12月21日&22日の大阪城ホール公演はクリスマス公演的なものに?

ユーキ
もちろん! 12月25日の結成日にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンで8周年記念ライヴを開催するので、それとは別物として良いパフォーマンスを届けたいです。
カイ
「Sweet Bell」みたいな王道クリスマスソングは初めてだから、今までで一番ちゃんとクリスマスを過ごせる気がしますね。
ユーキ
クリスマスでもあるので一緒に楽しめるようなライヴにしたいし、逆に1月3~5日の東京公演では“魅せる”ステージで僕たちが楽しませたいですね。
カイ
年末の大阪で表現したいのが8号車への“感謝”だとしたら、2020年の幕開けになる東京のライヴは“決意”。Shine Bright盤に収録している「On & On」は東京公演のテーマ曲というより、今の超特急のテーマ曲って感じなので。

“止まらずに突き進んで行くんだ!”という決意の表れた、力強くて野心的な曲ですもんね。

タカシ
超特急としての気持ちが全て書かれていると言っても過言ではないです。楽曲的にも単純にカッコ良いし、超特急ができる“カッコ良い”のど真ん中の曲なんですよね。ヴォーカルも歪ませた部分があったりで、ライヴでは観え方が違ってくるだろうから早く披露したい!
リョウガ
年末と年始という大事な時期にこれまでの集大成を提示しつつ、2020年のオリンピックという一大イベントを引っ張るくらいの勢いで、ツアータイトルの通りに革命を起こすような5日間にしたいですね。もちろん8号車としては、前回のツアー中に休養に入ったユースケへの想いもあって、不安を抱えていたり、どんな気持ちでライヴを楽しんでいいのか戸惑っている人もいると思うんですよ。そういう人たちを安心させるというのも、必ずやらなければいけないことなので、今まで以上に気合いの入った5日間になりそうです。
カイ
来てくれた人に“2020年も良い1年になりそうだな”って感じてもらえるライヴになればいいですよね。そういうポジティブな気持ちを持って帰ってもらうことが、ライヴをやっている意味なんじゃないかと思うので。

取材:清水素子

シングル「Revival Love」2019年11月20日発売 SDR
    • 【通常盤】
    • ZXRC-1220
    • ¥1,200(税抜)
    • 【Pastel Shades盤】
    • ZXRC-1221
    • ¥1,200(税抜)
    • 【Shine Bright盤】
    • ZXRC-1222
    • ¥1,200(税抜)

ライヴ情報

『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva』
~Pastel Shades Christmas~
12/21(土) 大阪・大阪城ホール
12/22(日) 大阪・大阪城ホール
~Shine Bright New Year~
[2020年]
 1/03(金) 東京・国立代々木競技場 第一体育館
 1/04(土) 東京・国立代々木競技場 第一体育館
 1/05(日) 東京・国立代々木競技場 第一体育館

『BULLET TRAIN 8th Anniversary Special Live at UNIVERSAL STUDIOS JAPAN(TM)』
12/25(水) 大阪・UNIVERSAL STUDIOS JAPAN(TM) グラマシーパーク特設会場

超特急 プロフィール

チョウトッキュウ:2011年12月25日に結成、翌12年6月10日にシングル「TRAIN」でCDデビュー。今話題のメインダンサー&バックヴォーカルグループ。2011年12月25日結成。12年6月にシングル「TRAIN」でインディーズデビュー。17年4月26日にリリースしたCDデビュー5周年記念シングル「超ネバギバDANCE」は初のオリコンウィークリーチャート1位、ビルボードチャートHOT100総合1位を獲得! 18年12月には念願のさいたまスーパーアリーナでのワンマンライヴを成功させ、19年12月〜20年1月にはグループ史上最大規模のアリーナツアーを、20年12月にはグループ史上最大スケールのオンラインライヴを、そして21年6月には神奈川・ぴあアリーナMMにて3日間にわたる有観客ライヴを成功させた。22年 結成10年を迎え、約3年振りとなる全国ホールツアー 『BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022 Progress』を決行。そして、同ツアー初日の4月23日に、8号車と一緒に想像を超えた未来へ行くため、新メンバーオーディション『超特急募』を開催することをLiveのMCにて発表し、同年8月8日の「8号車の日」に追加の新メンバー4名を発表し、9名の新体制となる。“君との笑顔が終着駅”、さらなる進化を遂げた彼らがどんな11年目の未来を進んでいくのか目が離せない!超特急 オフィシャルHP

「Revival Love」MV

OKMusic編集部

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