CEDAR『悪霊』物憂げな表情で見つめ
るフライヤービジュアルと公演詳細を
公開 演出を手掛ける松森望宏のコメ
ントも到着

2020年1月23日(木)~29日(水)にかけてシアター風姿花伝において上演されるCEDAR Produce vol.5 『悪霊』。このたび公演のフライヤービジュアルと公演詳細が解禁となった。
2012年英国シェフィールド国際演劇祭にて最優秀演出家賞を獲得した演出家・松森望宏が、オニール『夜への長い旅路』、三好十郎『胎内』、シラー『群盗』、アラバール『建築家とアッシリア皇帝』に続き、人間の生きる意味を問い続ける硬派な作品としてドストエフスキーの『悪霊』をとりあげる。【無神論的革命思想】という悪霊に憑りつかれた人間たちの心の叫びを、壮絶なる人間ドラマを通して、ロシア革命以前の混沌としたロシア帝国を舞台に壮大なエンタテインメントとして描く。
主なキャストには劇団員の桧山征翔、尾尻征大をはじめ、2.5 次元舞台からストレートプレイまで演劇界で活躍めざましい三津谷亮を主演に迎え、アイドルグループ乃木坂 46 出身の伊藤寧々、映画・テレビに活躍する清水優、個性的な役柄で見るものを魅了する劇団柿喰う客の七味まゆ味、CEDAR では『群盗』に続きの出演で数々の舞台の主演を務める岩田華怜など、今勢いのある俳優陣がそろった。
演出を担当する松森望宏のコメントが到着しているので紹介する。
松森望宏コメント
この作品は、ある意味私の悲願でありました。演劇を通して「生きるとは」を考え続けた時、どの人間でも共通する「何か」というのを探し求めていきたくなりした。それは「哲学」と置き換えてもいいと思います。「善く生きる」ことを考えることは世界と繋がれる壮大な思想。探求の始まりです。誰にとっても「善い」行動を自ら知るとき、考え続ける人々の深い叡智に触れることができるのではと思い、「悪霊」の上演を企画させて頂きました。鬱屈した世界の中で生き残るための詭弁と、エゴイズムで人の命を奪った男の贖罪。他人を信じることの難しさ、自分を信じることの難しさ、ドストエフスキーがロシア革命以前に触れた人間という獣の孤独な咆哮と、それを赦す眼差し。「本当に人間を考える」とはどういうことか。ドストエフスキーとカミュに尊敬の念を抱きならが、じっくりと人間という尊い存在を見つめていきたいと思います。

2012 年 英国シェフィールド国際演劇祭(International Student Drama Festival)
『胎内』 (2012/三好十郎作)
最優秀演出家賞(松森望宏) 俳優賞(円地晶子・今井聡・北野雄大)
音響賞(樋口亜弓)
ストーリー
19世紀のロシアでは農奴解放令が出され、無神論や社会主義をはじめ、新しい思想が急速に広まっていた。若者たちは新しい思想に目覚め、親世代の人間が所属する旧体制のすべてを冷笑し、否定するようになっていた。 ピョートル・ヴェルホーヴェンスキーもそんな青年のひとり。彼はペテルブルクにある 秘密組織とつながりがあるという触れ込みで、地方に「五人組」という組織を作る。ピョートルは「五人組」を使い混乱を起こし、旧体制の権威を地に落として、人々が旧体制を冷笑し嘲笑するようになったころを見計らって、新しいロシアの象徴を担ぎ出そうとしていた。

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