ADDICTION「一歩踏み出す勇気を持ってもらえるように」決意のメジャーデビュー作品

ADDICTION「一歩踏み出す勇気を持ってもらえるように」決意のメジャーデビュー作品

ADDICTION「一歩踏み出す勇気を持っ
てもらえるように」決意のメジャーデ
ビュー作品

誰しもがメジャーデビューは出来ることではないからこそ…。

──ついにメジャーデビュー、環境面や気持ちの中にもいろんな変化は出ています?
K.B:正直、実感はまだないです。
MYUJI:みなさんに「おめでとう」と言っていただけるたびに「良かったな」と感じていますし、誰しもがメジャーデビュー出来ることではないからこそ、これからさらに頑張っていこうという意識が強くなりました。

──ここへ至るまでにも長い道のりでしたからね。
MYUJI:僕とK.Bは、ここに至るまで5年以上ADDICTIONとしての活動を続けています。その間にメンバーが次々と卒業し、2人だけになった経験も経ての今の5人なんですけど。確かに、いろんなことはありました。だけど、今のメンバーと僕らを支えてくれるスタッフチームがいたからこそ僕たちはここまでこれたと思ってまして、今こうしてたくさんのファンの方々に支えられている環境を、とても大切にしたいなと思っています。

── 両A面シングル「Further away/Destiny」には、今の5人のリアルな想いはもちろん、ADDICTIONの持つ2つの表情を詰め込みました。
K.B:今回は初めてのWタイトル作品ということもあって、あえて異なる表情を示したうえで、両方に僕らのリアルな想いを詰め込みました。シングル3-TYPEに収録した5曲すべてを今の僕たち自身で作詞も手がけ、僕らの言葉でメジャーデビューとなるシングル作品の中身を作れたことに意味があるなと思っています。
Further away 歌詞 「ADDICTION」
https://utaten.com/lyric/qk19100133
──すべての楽曲の作詞を手がけたいと思っていた自分たちがいた訳ですね。
K.B:そうです。僕らの想いを音楽というツールを通して届け、少しでもそれが伝わり、パワーに変えられたらなという想いで5人とも音楽活動をしてまして、メジャーデビューシングルでそれを形に出来たことで、未来へ向けてもっともっといろいろ出来る希望にもなりました。
K.B作詞の「Further away」
──ここからは1曲ごとに込めた想いを語っていただければと思います。「Further away」の作詞を担当したのがK.Bさんですね。
K.B:メジャーデビューまでの5年以上の歳月は、ADDICTIONにとって本当に遠い道のりでした。正直、メジャーデビューまで辿り着けるかなと不安に思う日々もありまして、本当に苦労の多かった活動でしたが、何時だってTRIP(ファン)たちに応援していただいて、TRIPのみなさんに支えてもらえたおかげで、こうやってメジャーデビュー出来たのは間違いないことです。
だからこそメジャーとして最初に出す楽曲は、「僕らがみなさんの背中を押せる歌」にしたいといった想いがあって、それで「Further away」の歌詞を書きました。みなさんが学校や職場で大変な想いを感じているときに、「Further away」を聞き「もうちょっと頑張ってみようかな」「今は気分が乗らないけど。でも、もう一歩だけ踏み出してみよう」と思っていただけたら嬉しいです。

──「Further away」のMVも、とても爽やかな表情を持ってみなさんが映ってましたね。観ていて一緒に未来へ向かって羽ばたいていける気持ちになれました。
▲ADDICTION 『Further away』MV

MYUJI:頑張って爽やかな僕たちを映し出しました(笑)。「Further away」も「Destiny」のMVも、最後にサプライズなオチが用意されているんですけど。僕ら、本当に何も聞かされてない状態での内容だったんです。あの表情やリアクションは本気で仕掛けられてのものだよね (笑)

K.B:ほんと、ビックリだったよね。
MYUJI:とくに「Destiny」は、格好いい楽曲でありMVなんですけど。まさか、最後にASCHが○○して出てくるとは…。
ASCH:撮影前日に「明日○○をしてくれ」とプロデューサーの方に言われまして、「あっ、わかりました」とすぐに了解。「ただし、メンバーには一切内緒で」という事で、ずっと口には出さずに「Destiny」の撮影に挑んでました。
じつは、「Destiny」の最後の撮影がメンバーのソロパートだったんですが、僕はひと足お先に撮影を済ませ、○○のための準備に入りました。その間に各メンバーがソロカットを撮っていたんですけど、その着替えもメンバーの控室やメイクルームを使うとバレるから、ロケバスを借りて、そこで着替えをして…。
MYUJI:最後、なぜかASCHを抜いた4人で「お疲れさまでした」と挨拶してるから、「あれっ、ASCHは…」と思っていたら○○姿で乱入してきて(笑)。
▲ADDICTION 『Destiny』MV

──あれは、なかなか出来ない格好ですよね。
ASCH:あっ、僕はぜんぜん抵抗なかったですよ。逆に、着た瞬間「あれっ、こっちもイケるな」と(笑)
K.B:足がめっちゃ綺麗なんだよね。
ASCH:そうなんです。自分の足の綺麗さに気づけたので(笑)。そこは見どころです(笑)
MYUJI作詞・振付の「Destiny」
MYUJI:「Destiny」は、僕が歌詞と振り付けを担当させていただきました。「Further away」とは、まったく違ったタイプの曲。僕たちADDICTIONのメンバーと音楽との関係は切っても切れないもの。僕たちは音楽をやり続けてないと生きていけない人たちだからこそ、その想いを込め、音楽を女性にたとえ、セクシーでクールなイメージの歌詞や楽曲へと仕上げました。

──激しい攻めな表情も見せておきたかったわけですね。
MYUJI:そうです。「Further away」が爽やかな曲調だったので、「Destiny」は対比として、すごく格好よくバリバリに踊るダンス曲にしたいなと思って。振り付けも激しめに付けまして、これまでのADDICTIONナンバーの中でも一番激しさを持って表現できたと思っています。
正直、振りはこれまでのADDICTIONナンバーの中でも一番体力を使います。途中「引力」というワードが出てくるところとかは、みんなが引っ張られたりするようなダンスもあり、そこも見どころです。
Destiny 歌詞 「ADDICTION」
https://utaten.com/lyric/qk19102042
──「Destiny」からは、MYUJIさんのラップも強烈に響いてきます。
MYUJI:格好いい系のラップで攻めてみました。

──ADDICTIONとしてはラップも魅力の一つにしていきたいところだ。
MYUJI:そうですね。僕がラップのリリックを書きながらライムしていく中で「良いな」と思うところは、曲のメロディの歌詞よりもたくさんの言葉を込めていけるということ。より細かく自分の思っていることを伝えられますし、自分の言葉でストレートにラップを書けるので、僕がどんな想いを持っているのかをラップを通して感じてもらえたら嬉しいです。

TAKT作詞の「Jack pot」
TAKT:「Jack pot」の歌詞は自分が書きました。曲をもらったときに今までのADDICTIONにはない曲調だったこともあって、メジャーデビューという機会に新しい一面を見せられるなと自分自身も感じていたことから、男女の駆け引きをカジノに例えて書きました。完成した「Jack pot」は、今までのライブの空気を変えられる楽曲になったなと思います。

──この手のお洒落に跳ねた曲調も、ADDICTIONの中では新鮮ですよね。
TAKT:僕らメンバーも経験を重ねていく中で、大人になってきたからこそ、こういう大人らしいお洒落な楽曲にも出会えたなと受け止めています。実際に歌詞も大人な雰囲気を醸しだしながら書かせて頂きまして、聞いてくださるファンの方にも聞いたら少しムン…聞いてムーディな香りを感じていただければ…。
K.B:なんか今、違う言葉が一瞬きこえたけど(笑)
TAKT:「Jack pot」を聞いて、ムンムンした感情やムラムラした気持ちを感じてもらえれば(笑)。聞いたときに火傷するような感覚を覚えてもらえたらなと思います。

──「Jack pot」からは男の色気も漂ってきますからね。
TAKT:そうなんです。今回、初めて作詞をさせていただいたんですけど。自分が書く意味というか、今までのADDICTIONにはない歌詞の世界観を意識して「Jack pot」は書きました。
MYUJI:僕は、「Jack pot」が一番お気に入りです。ホント、今までのADDICTIONにはなかった歌詞やジャズ風のお洒落な楽曲に仕上がり、とても気に入ってます。
ASCH作詞の「Third eye」
ASCH:「Third eye」の歌詞を書くうえで、「"AI"をテーマに書いてもらえたら」と先に題材をいただきまして、それを自分なりに解釈して書こうとまずは決めました。 AI自体に個人的にいろいろ興味があったとはいえ、解釈の幅広いジャンルだとも思うんですよね。なので僕は、"SNS"などインターネット関連にスポットを当てました。
SNSの書き込みには、人の中傷を書き記すことも正直よくあることじゃないですか。それこそ、誰もが一度は目にしたことのあることだと思います。僕自身、もともとインターネットは自由な場所だと思っていたんですけど、そういう事柄が増えるたびに、「もはや自由な場所ではなくなっている」とすごく感じていたことから、そこに対する想いを、「人を中傷することは自分が損することだよ」と「Third eye」の歌詞に書かせていただきました。

──みなさん活動をしていく中、それをリアルに感じること多くないですか?
ASCH:感じるからこそ、自分なりの解釈を持った言葉として書かせていただいた気持ちも強いです。この曲の半分くらいがラップなので、そこはMYUJIくんにもお願いしています。
MYUJI:僕は、ASCHと相談しながらラップのリリックを書きました。僕のラップの中へ「その言葉 日々が君のID」という歌詞が出てくるんですけど、ASCHも言ってたように、普段書き込んでいる言葉をインターネット上では誰が見ているのかわからない。だからこそ、一人一人の人間性がこれからは大事になっていくということを、僕のラップを通して伝えています。

──「Third eye」というタイトルがいいですよね。
ASCH:そこにも意味があって、第三の目と記したように、人は誰しも心の目を持っています。それこそ大昔の人たちは、心で会話していたらしいんですけど。それを、当時の人たちは第三の目とよく言ってたそうなんです。これからの時代はみんなにもその目を持って欲しいと思い、僕はこのタイトルを付けました。

──ASCHさんは、第三の目を持っている人?
ASCH:持てるように頑張りたいですね。なかなか「持ってます」とは言えないので、そこは努力したいです。まずは、「Third eye」が聞いた人の胸に刺さってくれたらなと思っています。
メンバー全員で書いた「Rainbow」
JOSHUA:「Rainbow」は、夢に向かって思っている想いをメンバーそれぞれが書き、5人の書いた歌詞を一つにまとめあげた歌になりました。つまり、「Rainbow」は初めて5人で作詞を手がけた楽曲。それぞれの歌っているパートは、そのメンバーが持ってきた言葉になります。「Rainbow」は、この5人で歌詞を書いた歌であることに意味があるなと思っています。嬉しかったのが、みんなの見ている想いが同じだったこと。

──事前に「こういう想いで歌詞を書こう」と共有していたわけではないんですか?
JOSHUA:してないです。それぞれが「夢」に対する想いを書いた結果、集めた歌詞がいい感じで一つの想いを持った楽曲になりました。

──5人とも気持ちは一つに繋がってたということですね。
JOSHUA:そうです。改めて「Rainbow」の歌詞を読んで、5人とも同じ気持ちで、同じ夢に向かって頑張っているんだなというのを改めて実感しています。
MYUJI:一人一人がADDICTIONになるまでのエピソードというか、それぞれの歩んできた道のりは違うからこそ、一つの曲にしたときに全体は統一されていても、一人一人の歌うパートごとに、その人自身の歩みや想いが見えてくるのもこの歌の楽しさなんです。同時に、「Rainbow」自体がADDICTIONとして夢に向かって進んで行くといった、一つのテーマへ沿った歌になりました。

メジャーデビュー作は全部の歌が異なるジャンル
──5曲とも異なる表情を持ってきたところがいいですよね。
MYUJI:全部の歌が異なるジャンルになったと思いますので、そこを楽しんでいただけたらと思います。
K.B:ホント、ADDICTIONとして挑戦を増やしたい想いを形にできたデビュー作品になりました。
MYUJI:むしろ、このメンバーだからこそ、いろんなジャンルにも挑戦出来るようになったのは間違いないです。

──11月からは全国ツアーもスタートします。
MYUJI:全国ツアーでは、普段のライブとは異なる内容を準備してまして、場所場所で違う思い出を作っていけると思います。
TAKT:僕は出身が熊本県でして、地方出身という理由もあるんですけど。東京に来たくてもこれないような、遠くから応援してくれる人たちの近くへ行ってライブが出来るのがすごく嬉しいんです。
各地で応援してくれる方たちへ自分たちのパフォーマンスを届け、そこでの経験を糧に僕ら自身も大きく成長しながら、次の全国ツアーやその先の全国ツアーへと繋げ、さらにこの規模を広げていけたらなと思っています。
同時に、ADDICTIONとして目指している場所があり、これからメジャーアーティストとして活動していく中で、目に見える形で僕らの成長を示していきたいと思っています。今回の全国ツアーがその先駆けとして舵を切れることが本当に嬉しくて…。 
JOSHUA:これから全国ツアーを通し、いろんなところへ自分たちが足を運んでライブが出来るのも、メジャーデビュー出来た成果も大きく反映していると思います。だからこそ、そういう機会をこれからも少しずつ増やしていきたいです。
ASCH:地方へ足を運ぶたびに、自分たちが思っていた以上に人が来てくれるんですね。それくらい、一回一回の出会いがすごくADDICTIONの糧になっています。
同時に今は、全国ツアーへ向けての準備を平行して行っている時期。定期公演とも異なる内容を持って全国ツアーをまわりつつ、ライブ面では、形を変えるごとにADDICTIONのいろんな表情を届けられることが、僕は今すごく嬉しいです。
一本一本のライブの表情を楽しんでもらうのはもちろん、観る人たちも、触れる環境によってADDICTIONの印象が変わっていくから、そこを楽しんで欲しいなと思います。
──今回のシングル作品は、今のADDICTIONにとってどんな意味を持った作品になりましたか?
K.B:本当にここからがADDICTIONにとってはスタートラインですし、僕たちがここからどれだけ大きくなれるかがADDICTIONにとっての目標でもあります。こうやって全国ツアーやテレビなどのメディア露出もさせていただいていく中、たくさんの人たちの目に触れたとき、僕たちの音楽やパフォーマンスにどれだけ魅力があるかが大切になっていくと思っています。
たくさんの人たちにADDICTIONの音楽と想いが伝わるようなアーティストになるためには、もっともっとパフォーマンス面もそうですし、人間的な面でも磨きをかけながら、より一層進化しなきゃいけない。もちろん、ファンたちとはこれまでと変わらぬ距離を持つどころか、もっともっと身近に触れられる機会を増やして、みんなへ寄り添いながら。そのうえで大きくなれたらなと思っています。
MYUJI:今回表題曲として届けた「Further away」で僕らは、続けることの大切さを歌にしています。続けていく中で、大変な時期や挫折を覚えることもあるかも知れません。だけど、少しでも不安な気持ちを抱いたとき、「Further away」を聞いて一歩踏み出してもらえるきっかけにしてもらえたら僕らはとても嬉しいです。これからも、勇気を与えられる歌やパフォーマンスを僕らはADDICTIONとして伝えていけたらなと思っています。ぜひ、一緒に歩み続けましょう。
PHOTO 片山拓
TEXT 長澤智典 
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