西川貴教、『Thunderbolt Fantasy 西
幽玹歌』舞台挨拶&トークイベントに
登場

現在劇場上映中の『Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌(サンダーボルト ファンタジー セイユウゲンカ)』の舞台挨拶&トークイベントが、10月26日にユナイテッド・シネマ豊洲にて行われた。西川貴教東山奈央、虚淵玄(ニトロプラス)が登壇し、さらにシークレットゲストとして諏訪部順一も登場。司会は鷲崎健が務めた。

『Thunderbolt Fantasy Project』は、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』『PSYCHO-PASS サイコパス』、特撮『仮面ライダー鎧武/ガイム』、アニメーション映画『GODZILLA』三部作などを手掛けてきたニトロプラス“虚淵玄”が武侠ファンタジー人形劇に挑んだ映像化企画である。2016年7月からTVシリーズ1期が放送され、劇場上映作品制作、TVシリーズ2期と展開してきた本プロジェクトにおいて、シリーズ3期の前に公開となる『Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌』が、10月25日(金) より上映されている。

上映後にトークイベントが始まると、鷲崎健の合図で西川貴教と東山奈央、諏訪部順一がステージに姿をあらわし、満席の客席からは大きな拍手が起こった。役作りについてトークが展開されると、本作の主人公「浪巫謠」は西川貴教が演じているが、幼少期の役は東山奈央が担当していることに触れた。西川は、台本を手にした段階では知らされていなかった事実を紹介した上で、「正直言うと……(幼少期も自分が演じると思っていたので)ショタっぽい声も練習していました(笑)」と発言。恥ずかしそうに語る西川貴教に場内は大爆笑した。いざ収録の段階になり、スタッフから配役を聞かされると、「あ、あぁ……ですよね!」と平穏を保って収録に臨んだそうだ。

一方、シークレットキャラクターとして登場した「殤不患」を演じる諏訪部順一は、「登場しているのに、なかなか言えなかったのが辛かった」とコメント。企画段階から浪巫謠のお話と聞いていたため、「今回はでなかったかなと思っていたけど、後半では見せ場も多くてよかったです」と感想を述べた。注目のシーンについてのトークでは、今回から本シリーズに参加した東山奈央は、バトルシーンを挙げた。東山奈央は「ファンの方は驚かれたのではないでしょうか? 本作の戦闘は、TVシリーズとは違った迫力を感じました」と語った。また、東山奈央の発言を踏まえて虚淵玄は、「アクションの組み立ては現場に任せています。シーンごとにどちらが有利かとかの指示はしますけど。ラッシュフィルムが上がってきたときは自分も驚きました」と貴重な制作の舞台裏話を紹介した。また、トークイベントの後半では、虚淵玄が現在制作中のTVシリーズ3期についても言及。今回初出演した東山奈央のキャラクター「睦天命」は、3期でも登場するそうだ。「どんな出番かはまだナイショですけど……」と言葉を濁していたが、すでに撮影が始まっているとのこと。

なお、『Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌』の主題歌として書き下ろされた西川貴教の3rdシングル「Crescent Cutlass」が、先日10月23日にリリースされたばかりだ。

(c)2016-2019 Thunderbolt Fantasy Project

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