「銀英伝 星乱」第3章、ラインハルト
とキルヒアイスが穏やかに笑いあうメ
インビジュアル完成

(c)田中芳樹/松竹・Production I.G 「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱」の最終章となる第3章のメインビジュアルが公開された。銀河帝国を率いるラインハルト・フォン・ローエングラムと、側近で幼なじみのジークフリード・キルヒアイスが、光が差す小道で穏やかに笑い合う姿を描いたイラストで、「さらば、遠き日」というキャッチコピーが添えられている。
 「銀河英雄伝説 Die Neue These」は、累計1500万部を超えるベストセラーとなっている田中芳樹氏のSF大河小説「銀河英雄伝説」のアニメ化。テレビシリーズ全12話として2018年に放送されたファーストシーズン「邂逅」では、ラインハルトと自由惑星同盟の智将ヤン・ウェンリーが繰り広げる戦いの幕開けが描かれた。セカンドシーズン「星乱」は、全12話を4話ずつに編集した全3章を、それぞれ3週間限定で劇場上映される。第3章は11月29日から上映される。
 また、第2章の劇場上映を記念し、10月26日に東京・丸の内ピカデリーで舞台挨拶が開催された。壇上には、ヤン役の鈴村健一と、ヤンによる保護のもとで暮らすユリアン・ミンツ役の梶裕貴が登場。鈴村は「この『星乱 第2章』で描かれた話は、今後、大きな意味を持つシーンばかりだったと思います。特にヤンの『かかっているものは、たかが国家の存亡だ。個人の自由と権利に比べれば、大した価値のあるものじゃない』というセリフや、終盤で描かれる、あるできごとでラインハルトが選択した行動などは、確実にこの後の『銀英伝』に影響を与えていく大きなエピソードでした。僕自身、この先、彼らがどういう道をたどるのか、さらに興味深くなりましたし、きっとたくさんの方にも、この先の物語を期待してもらえるようなエピソードだったと思います」と第2章の展開を総括した。
 さらに、鈴村は「『銀英伝』の物語は、この先もまだまだ続いていきます。我々はこれからも一生懸命、高みを目指して作っていくつもりですが、やはり見てくださる方たちがいなければ、作品は(本当の意味で)作品になることすらできません。今日もたくさんの方に見ていただけましたが、さらにたくさんの方に見ていただけるように、僕らも頑張りたいと思っています。もし、この作品の続きをもっともっと見たいと思っていただけたなら、ご協力をいただけると本当にうれしく思います。どうか力を貸してください」と、「星乱」全3章以降のシリーズ展開についてファンに訴えた。

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