石原さとみ主演、吉田鋼太郎が演出・
出演した『アジアの女』 12月にテレ
ビ放送決定

これまで多種多様な戯曲やシェイクスピア作品の演出を手掛けてきた俳優・吉田鋼太郎が、2006年に劇作・演出家の長塚圭史が書き下ろした戯曲を演出した舞台『アジアの女』。本公演がWOWOWにて、2019年12月に放送されることが決定した。
主演を務めるのは、ドラマや映画での活躍にとどまらず、舞台で演じることに並々ならぬ想いを持つ石原さとみ。舞台出演は、2018年の『密やかな結晶』以来となる。共演は、長塚作品の常連で舞台だけではなく、映像作品にも活躍の場を広げている山内圭哉。個性的な演技で高い評価を得ている若手俳優の矢本悠馬。小劇場を中心に確かな演技で活躍する水口早香。そして演出を兼ねた吉田鋼太郎が出演。石原の吉田との共演は初となる。
本作の舞台は大災害が起きた後の東京。唐突に訪れた絶望的な世界の終わりに直面し、大切なものを失い傷ついた人々のそれぞれの生きざまが描かれていく。家から出られなくなった男、書くことができない作家。がれきの中に埋もれてしまった心が、純粋さと狂気のはざまでもがく女性によって揺り動かされていく。
初演から13年を経て、本公演はあらためて今観る者の胸に突き刺さる普遍的なテーマとなっている。
<ストーリー>
大災害によって壊滅した東京のとある立ち入り禁止地区。2階部分によって1階が押しつぶされた家に、兄の晃郎(山内圭哉)と妹の麻希子(石原さとみ)は住み続けていた。2人は国からの配給によって生活するが、晃郎は酒浸りとなり、かつて精神を病んでいた麻希子は畑に水をやり続ける。麻希子に想いを寄せる警官の村田(矢本悠馬)は、2人の世話を焼き見守っていた。そこに作家の一ノ瀬(吉田鋼太郎)が現われ、かつて担当編集者だった晃郎に「物語を書かせろ」と迫る。
そんな中、麻希子は仕事をあっせんする元締めの鳥居(水口早香)と出会い、生活のため「ボランティア」と称した仕事を始めることになる。町に出て働きだした麻希子に対し、家を出ることもできない晃郎。そんな2人とともに過ごしていた一ノ瀬は、麻希子をモデルにした物語を書こうとしていた……。

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