【CARRY LOOSE インタビュー】
4人の個性と魅力がカラフルに炸裂。
聴きどころ満載の
デビューアルバムが完成!
あとは“行くしかない!”
そう思っています
僕、ウルウ・ルさんの歌詞に感動したんですよ。「やさしい世界」や「WEATHERCOCK」もすごくいいし、「pretender」は何とも言えないものがあります。
ウル
ありがとうございます。歌詞は前から書いてみたかったんです。
YUiNA
私は歌詞が採用されなくて、“ダメだぁ…”って絶望していたんですけど、「pretender」の《何度でも絶望だって感じればいいのさ 笑えればいいのさ》っていう歌詞を読んで、すごく感動したんです。レコーディングで歌いながら、心に刺さって泣きそうになりました。
ウル
SNSを見ると“バカなふりをしてるだけなのにな”ってつぶやいている人が多いんです。そういう人は考えすぎているから、バカなふりをして自分のことを誤魔化しているんだろうなと。私も“もう無理だ”とかよく思うんですけど、みんなそうなんですよね。絶望しても、何年か経ってから笑えたらいんじゃないかなと。そういう気持ちを込めました。
このアルバムの曲順、「pretender」の前が先ほど話に出たUFOソングの「たんたかたんたんたん」なんですね。
パン
すごいギャップですよね(笑)。みなさん、驚くかも。
ユメカさんは「ツメも君も」の作詞もしましたが、どんな想いを込めました?
ユメカ
この曲の《君》は宇宙人なんです。宇宙人とバイバイするお話なんですよ。UFOが私のところに来たのは“地球にはどういう人間がいるのか”っていうのを調べるためだったのかなと。また宇宙人が人間を見に来た時に、この曲を聴いて“ヤバいのがいるから侵略とか考えないほうがいい”ってなってくれたらなと思っています…って、ウルウちゃんのお話のあとにこんなこと言って恥ずかしい(笑)。
ウル
でも、私たちは共通点があるんですよ。私もUFOを見たことがあるので。
もうひとりいた!(笑)。
ウル
だから、私たち気が合うんです。
どんなUFOでした?
ウル
友達と住宅街を歩いていたんですけど、一本道の家と家の間に白っぽい竹の子みたいなかたちのものが浮かんでいて。浮かんだまま動かないんですよ。明らかに異様なオーラを放っていて、写真を撮ったんですけど写っていなかったんです。
ユメカ
ほんと異様な感じがするんだよね。こんなこと話して大丈夫なんですかね? 今日家に帰ってUFOがいたらどうしよう。
メンバーの内でふたりもUFO見ているんですから、やはり宇宙人を味方に付けていくのがCARRY LOOSEが選ぶべき道なのかもしれないですよ。
ユメカ
そうですね。プラスにしていかないと。
ウル
宇宙人、やさしいかもしれないし。
ユメカ
そうだね。“やさしい世界”!
パン
「やさしい世界」の使い方が雑(笑)。
いろんな夢が広がっていますね。
パン
はい。ワクワクがすごいんです。あとは、行くしかない!…そう思っています。
ユメカ
ほんとそう。行かなきゃ! 行きます!
ウル
前に渡辺さんが“死にたいと思っている人が死にたくなくなるように音楽をやってる”って言っていたんです。だから、みなさんが持っているしんどい気持ちが、私たちの音楽を聴いている時だけでもなくなるようなライヴができるようになりたいです。
YUiNA
今回のアルバムの13曲を自信を持って届けて、観てくれた人の心が動くようなライヴをするためにも、まずは土台を固めていきたいです。
取材:田中 大