DaizyStripper、BORN、DIVが台湾で狂
熱の共演!!

DaizyStripper、BORN、DIVの3バンド、台湾で狂熱の共演。

3月30日、台湾The WallにてV系バンドによるイベント、「HYSTERiC CIRCUS -ASIA CIRCUIT-」がDaizyStripper、BORN、DIVの3バンドで開催された。

開催前日に台北駅地下通路にて実施された、3バンドメンバー全員参加によるサイン会にも300人以上の熱心なファンが集まり、台湾ロックシーンにおけるヴィジュアル系バンドの注目の高さを裏付けた。
翌31日に台北 The Wall で行われたイベントライヴには、さらに多くのオーディエンスが詰めかけ、フロアは大盛況。
開演前のサウンドチェックから大歓声が上がるほどの盛り上がりであった。



トップバッターは海外公演は今回が初となるDIV。
バンド結成から2年で海外初公演のチャンスを掴み、その勢いを武器に意気揚々とステージに現れる4人。
その姿に大歓声が巻き起こる。
今年の2月にシングルとして発売された「BUTTERFLY DREAMER」では、
YOUTUBEなどの動画サイトでもおなじみなこともあり、客席では大合唱が巻き起こる。
彼らの武器は初めて見たであろうオーディエンスをその持ち前の明るさでひきつけ、
楽曲が持つキャッチーなメロディで一気にバンドの世界観に引き込むことである。
「夏の行方」では熱演のあまりバスドラムのヘッドが破れるというトラブルもあったが、
メンバー持ち前の明るさをフルに発揮、オーディエンスと交流を深めるという心温まる場面も見られた。
トラブルを乗り越える場面も含み、この日は彼らが元来持つ、「バンド力の強さ」が
ひときわ目立ったライヴであったと言えるだろう。
ラストはこちらも最新シングルより、「you」をオーディエンスに届け、
彼らの海外初ライヴは幕を閉じた。



そして2番手はへヴィなサウンドと激しいライヴパフォーマンスで、海外でも高い評価を受けているBORNが登場。
北米では複数回のライヴを経験しているが故に、海外であろうとも常日頃と変わらず堂々と登場する彼らの佇まいに、スタートと同時にオーディエンスは圧倒される。
オープニングナンバーは「ProudiA」。
じっくりと聞かせる曲からの幕開けに、満員の観衆はBORNの世界にいきなり引きずり込まれていった。
その後は激しい楽曲を立て続けに披露、怒涛の演奏でフロアを熱狂の渦に巻き込んでいく。
猟牙(Vo)のパフォーマンスはまさに「扇動者(アジテーター)」と評するに相応しく、
使用言語の違う台湾のオーディエンスを、言葉巧みに扇動して行く姿は圧巻の一言に尽きた。
ラストは「Criminal Berry」「ケミカルロマンス」というバンドの代表曲を連発。
激しく猛々しいパフォーマンスでオーディエンスも大興奮。
大きな歓声の中、彼らの台湾初ライヴは幕を閉じた。



そして大トリは4度目の台湾公演となるDaizyStripper。
幕が開くと共にステージ上にメンバーの姿が浮かび上がると、
疲れを知らぬ台湾のオーディエンスから、この日一番の熱狂的な歓声が巻き起こった。
1曲目の「TRUTH」から、抜群の演奏力を誇る彼らの安定したパフォーマンスに
台湾のオーディエンスは一気に彼らの世界に引き込まれていく。
現地の言葉を駆使し、オーディエンスを煽る夕霧のMCに続いてSIDのカヴァーシングル「妄想日記」を披露。
これもYOUTUBEなどで台湾のオーディエンスにもお馴染みであり、
大歓声が巻き起こり、ステージ上のメンバーにも思わず笑顔がこぼれる一幕も。
夕霧の伸びやかな歌声と、卓越した演奏がスピード感満点で爆走する彼らのライヴパフォーマンスは
台湾でも大きな武器となった。
セットリスト後半、シングル曲「STARGAZER」からは一気呵成。
疾走感溢れる演奏で台湾のオーディエンスの熱気もさらに急上昇、
ハイスピードのツーバスフレーズが炸裂する「LIVE or DIE」での疾走感溢れる演奏は
本日のハイライトシーンともなった。
続くMCでは9月に再び台湾でのワンマンライヴを発表、大歓声の中「decade」をオーディエンスに捧げ、
彼らはステージを降りた。


そして鳴りやまない歓声の中、この日のために結成されたスペシャルバンド、名付けて[D・B・D]が登場。
フロントにはこの日出演したCHISA(DIV)、猟牙(BORN)、そして夕霧(Daizy Stripper)の3人が勢揃いと
華やかな展開にオーディエンスも熱狂的な歓声で迎える。
そして夕霧の「Are You Fuckin’ Ready?」というシャウトと共にL’Arc-en-Cielの「READY STEADY GO」が
スタート。まさかの展開に台湾のオーディエンスは大興奮。
そして中盤からはこの日の出演者全員がステージに登場。
サイン入りカラーボールを客席に投げ込み、大団円。
大歓声の中、この日のライヴは幕を閉じた。

この興奮そのまま、4月5日には恵比寿リキッドルームにて[HYSTERiC CIRCUS -ASIA CIRCUIT-」
東京公演が行われる。
そして台湾で登場した[D・B・D]の再演はあるのだろうか。
海外公演で、より絆が深くなった3バンドの熱狂ライヴをその目で確かめよう。


【INFORMATION】
「HYSTERIC CIRCUS ASIA CIRCUIT vol.1」
2014年年4月5日(土) 恵比寿LIQUIDROOM
出演:DaizyStripper、BORN、DIV
チケット:前売4,600円(税込) 当日5,100円(税込) ※ドリンク代別
問:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999

ヴィジュアル系情報サイト ViSULOG http://visulog.jp/

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