PERSONZ、
東京でのツアー追加公演が大盛況
“初めてバンドを組んだ時の
楽しさを思い出した”
PERSONZが、9月28日(土)に東京・EX THEATER ROPPONGIにて『WONDERFUL MEMORIES TOUR_MORE!』と題したライブを開催した。
このライブは春に行なわれた『WONDERFUL MEMORIES TOUR』の追加公演となっているものの、セットリストはガラリと変更に。オープニングを飾ったのは2ndアルバムから「MODERN BOOGIE」で、オリジナルとは異なるアレンジで一気に会場を沸点に持っていく。JILLは大きなスカルのモチーフが印象的な黒を基調とした衣装で、アコースティックギターをかき鳴らした。
9枚目のアルバム『OURS』に収録されている「Famous for 15minutes」では、たくさんの小物(中にはJILL自ら作成したものもあるそう)をステージに置いてパフォーマンスしてみせる。この曲は“15分で誰でも有名になれる”と言ったニューヨークのポップアートの先駆者アンディー・ウォーホルの言葉にインスパイアされて制作されたもので、アイロニックなJILLの詞が印象的なナンバーだ。
ステージを虹のような7色の照明が彩る中披露された「7colors」でも、JILLはアコースティックギターを手に歌う。ギターを弾きながら歌うことに当初は本田を始め他のメンバーも心配していたと話すJILLだが、“初めてバンドを組んだ時の楽しさを思い出した”と嬉しそうに語った。35年という長い時間、全く活動を止めずにバンドを続ける事はそう容易いことではないはず。それでもメンバー4人が互いをリスペクトし合いながらステージに立ち続ける様は、長年彼らとともに年を重ねてきたファンにとって、一番の誇りなのではないだろうか。
そしてJILL曰くバージョンアップしたという“PERSONZ MELODY”では懐かしい楽曲をたっぷりと披露。メドレーにしないとセットに入れられないほど名曲の数々を演奏していくが、これも1曲でも多くのPERSONZの楽曲を聴いてもらいたいというバンドの旺盛なサービス精神の表れだろう。
本編を「FUTURE STAR」で締めくくり、鳴り止まないアンコールの声に応えた彼ら。MCでは2020年の7月25日の東京・渋谷公会堂でのライブを発表し、他にも全国ホールツアーを予定していると告げた。
その後演奏された『MIGHTY BOYS-MIGHTY GIRLS』から「MIDNIGHT TEENAGE SHUFFLE」の流れでは、およそ平均年齢が50半ばのバンドのものとは思えない圧倒的なパワーが客席に押し寄せ、改めてバンドの持つポテンシャルの高さに驚愕させられた。
この後PERSONZはバンドとして初の試みである東京・ヒューリックホール東京でのライブに挑む。本公演は、2008年に発表されたアルバム『HEART OF GOLD』で描いた世界を、ストーリーテラーとして日本を代表する女優の原田美枝子を迎え、まるで一つの映画を観るように表現するという試みだ。
またこのアルバムは今でもリスナーに人気の高い「BRAVEHEART」や「月の輝く夜に」などを収録した作品で、当時はバンド史上最高傑作と謳われている。この構成台本をJILLはドラムの藤田と共に何度も何度も推敲し、長い時間をかけて完成させたとという。10月14日(月・祝)に東京・ヒューリックホール東京で彼らがどのような物語を見せてくれるのか、期待は膨らむばかりだ。新しい扉を開け続けるPERSONZに、これからも注目していきたい。
photo by LION
このライブは春に行なわれた『WONDERFUL MEMORIES TOUR』の追加公演となっているものの、セットリストはガラリと変更に。オープニングを飾ったのは2ndアルバムから「MODERN BOOGIE」で、オリジナルとは異なるアレンジで一気に会場を沸点に持っていく。JILLは大きなスカルのモチーフが印象的な黒を基調とした衣装で、アコースティックギターをかき鳴らした。
9枚目のアルバム『OURS』に収録されている「Famous for 15minutes」では、たくさんの小物(中にはJILL自ら作成したものもあるそう)をステージに置いてパフォーマンスしてみせる。この曲は“15分で誰でも有名になれる”と言ったニューヨークのポップアートの先駆者アンディー・ウォーホルの言葉にインスパイアされて制作されたもので、アイロニックなJILLの詞が印象的なナンバーだ。
ステージを虹のような7色の照明が彩る中披露された「7colors」でも、JILLはアコースティックギターを手に歌う。ギターを弾きながら歌うことに当初は本田を始め他のメンバーも心配していたと話すJILLだが、“初めてバンドを組んだ時の楽しさを思い出した”と嬉しそうに語った。35年という長い時間、全く活動を止めずにバンドを続ける事はそう容易いことではないはず。それでもメンバー4人が互いをリスペクトし合いながらステージに立ち続ける様は、長年彼らとともに年を重ねてきたファンにとって、一番の誇りなのではないだろうか。
そしてJILL曰くバージョンアップしたという“PERSONZ MELODY”では懐かしい楽曲をたっぷりと披露。メドレーにしないとセットに入れられないほど名曲の数々を演奏していくが、これも1曲でも多くのPERSONZの楽曲を聴いてもらいたいというバンドの旺盛なサービス精神の表れだろう。
本編を「FUTURE STAR」で締めくくり、鳴り止まないアンコールの声に応えた彼ら。MCでは2020年の7月25日の東京・渋谷公会堂でのライブを発表し、他にも全国ホールツアーを予定していると告げた。
その後演奏された『MIGHTY BOYS-MIGHTY GIRLS』から「MIDNIGHT TEENAGE SHUFFLE」の流れでは、およそ平均年齢が50半ばのバンドのものとは思えない圧倒的なパワーが客席に押し寄せ、改めてバンドの持つポテンシャルの高さに驚愕させられた。
この後PERSONZはバンドとして初の試みである東京・ヒューリックホール東京でのライブに挑む。本公演は、2008年に発表されたアルバム『HEART OF GOLD』で描いた世界を、ストーリーテラーとして日本を代表する女優の原田美枝子を迎え、まるで一つの映画を観るように表現するという試みだ。
またこのアルバムは今でもリスナーに人気の高い「BRAVEHEART」や「月の輝く夜に」などを収録した作品で、当時はバンド史上最高傑作と謳われている。この構成台本をJILLはドラムの藤田と共に何度も何度も推敲し、長い時間をかけて完成させたとという。10月14日(月・祝)に東京・ヒューリックホール東京で彼らがどのような物語を見せてくれるのか、期待は膨らむばかりだ。新しい扉を開け続けるPERSONZに、これからも注目していきたい。
photo by LION
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