上坂すみれ

上坂すみれ

【上坂すみれ インタビュー】
手軽に邪悪に染まれる?
上坂すみれのヤバいライヴ!

今年の2月~3月に掛けて開催したツアー『上坂すみれのノーフューチャーダイアリー2019』より、3月9日に大宮ソニックシティで行なわれた最終公演がBlu-rayに! 同作に触れつつ、他では決して味わえない彼女のディープなライヴの魅力に迫った。

コンセプトがバラバラな曲を
どう共存させるかを考えた

約2年振りのツアーだったわけですけど、どんな心境でしたか?

ワンマンは約2年振りでしたけど、イベント出演やリリースイベント、声優として関わった作品のイベントなどがちょこちょこあったので、それほど久しぶりという感じではなかったです。ただ、ちゃんとしたツアーは実質的に初めてだったので、そのことのほうが大きかったかもしれないです。

ツアーは神奈川県民ホール、NHK大阪ホール、そして今回の映像作品に収録された大宮ソニックシティの3公演で開催されましたね。

この映像はツアー最終日のものですけど、ツアーで初披露する曲が多かったので、初日はすごく緊張していたことが思い出深いです。“みんな盛り上がってくれるかな”とか、“そもそもアルバムを聴いてきてくれているのかな”といった不安もありましたし。でも、ツアーが進むにつれて、1回目より2回目、2回目より3回目のほうがみなさんを上手く先導できて、やっぱりライヴは1回きりじゃないほうが楽しいって思いました。なので、今後はツアーをいっぱいやりたいです。

それはすごく楽しみです。

今回は3本でしたけど、大阪公演も非常に盛り上がっていただいたので、福岡とか少しずつ行ける地域を増やしていきたいです。

47都道府県制覇を目指して?

それはどうでしょう(笑)。でも、できたらいいですね。

そんな本作ですが、やはりアルバム『ノーフューチャーバカンス』(2018年8月発売の3rdアルバム)からの曲をたくさん披露されていますね。曲順を決めるのはスムーズにいきましたか?

前回のライヴからの約2年で、アルバムを含めて新しい曲をたくさん出しているし、曲調もバラバラだったので、曲順を考えるのが難しかったです。本来なら「POP TEAM EPIC」は頭のほうにやると思うんですけど、フェスやイベントでたくさん歌ったので後半にしようとか。「地獄でホットケーキ」は配信限定シングルでCDでは出していなかったから、目立たせたいと思って頭のほうに持ってきたりとか。コンセプトがバラバラな曲が多くて、「祈りの星空」のようなバラードと「ヤバイ○○」や「チチキトク スグカエレ」のようなテンションの高い曲を、どうやったら同じライヴに共存させることができるかをすごく考えました。

そこは細かくコーナー分けにして、間にMCやブリッジを挟むことで、とても観やすくなっていました。

そうですね。大枠では最初のパート、黒っぽい衣装のパート、弾けるパートみたいな感じで分かれています。衣装とともに曲の雰囲気が変わるという感じでしょうか。

アルバムの1曲目に入っている「予感」シリーズの曲で始まるのが、ライヴでは定番ですね。

私はプロレスが好きなんですけど、登場曲がなければ試合は始まりませんからね。曲自体は毎回変わって、今回は「予感03」ですけど、何もなくヌルッとステージに出るのは緊張してしまうので、この1分くらいの間で気持ちを高めているようなところがあります。

「祈りの星空」からのパートは黒いドレス姿で。

ここはMCもなく、照明がとても素晴らしくて。ライヴに足を運んでくださった方も映像で観ると“全体像はこうなっていたんだ!?”と分かっていただけたり、新しい発見もたくさんあると思います。ただ、その半分以上が“地獄の歌”というのもすごいですけど(笑)。

「チチキトク スグカエレ」は鬼気迫る感じで、ある種の観どころですね。

みんながあんなに喜んでくれるとは思ってなくて、ほんとびっくりしました。でも、広いホールで密室的なことをするのが、私はとても好きなんです。

ああいった演出は、上坂さんの希望で?

曲を書いてくださった掟ポルシェさんが、ご自身のライヴでいつもああいったパフォーマンスをやっていて。せっかく掟さんに曲を書いていただいたので、その精神を受け継ごうと思って踏襲させていただきました。普通に盛り上げるのもいいんですけど、私は横道に逸れると安心するので。

「Hello my kitty」はピンクのライトとお客さんとのコールで盛り上がりましたが、ああいうのも事前に考えて?

あれはツアーの初日に思い付いたんです。リハーサルではやっていなかったんですけど、せっかくだからみんなと一体になりたいと思って、ライトをピンクに統一してもらいました。基本的にライトの色やコールは自然発生的にファンのみなさんの中から生まれるものですけど、私のライヴは放っておくと全曲ライトが赤くなってしまうんですね。まぁ、そう教育したのは私なんですけど、せっかく12色のペンライトを持っているのに、赤以外使わなかったらもったいないので。
上坂すみれ
Blu-ray『上坂すみれのノーフューチャーダイアリー2019 LIVE Blu-ray』

OKMusic編集部

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