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【sleepyhead インタビュー】
ダークで上質な音像を描き出す
3rd EP『endroll』

武瑠のソロプロジェクト、sleepyheadから3rd EP『endroll』が到着。武瑠の盟友とも言える山中拓也(THE ORAL CIGARETTES)とのコラボ曲「endroll」を含む本作は、ドラムンベース、シューゲイザー、R&Bなどを融合させたダークにして上質な音楽性が刻み込まれている。

気鋭のトラックメイカー・Ittiを
起用した理由とは?

新作『endroll』、まずサウンドメイクが素晴らしいですね。ドラムンベース的なトラックを軸にしながら、ダークかつソフィスティケートされた音像になっていて。

音、超いいですよね。今回はトラックメイカーのIttiと制作したんです。彼が大学生の時から友達で、普通にクラブで遊んだりしていて。1回就職したんだけど、また音楽を始めたから“またやってるんだ”という軽い気持ちで聴いてみたら、それがすごくカッコ良くて。UKのレーベルからリリースしていたり、ヨーロッパのフェスに出たりしてるんだけど、日本ではまだあまり知られてないんじゃないかな。音楽の勉強もしてないし、コードやメロディーのこともよく分かってないんだけど、とにかくトラックが素晴らしいから、ぜひ一緒にやりたいなと。

武瑠さんにとってIttiさんのトラックの魅力とは?

まず音色ですね。音の選び方が抜群に上手いので。今のJ-POPで求められる音ではないし、ヒップホップのトラックとも違うんだけど、本当にいい音。ただ、作曲のスキルはないから、“Ittiのトラックとヤマタク(山中拓也/THE ORAL CIGARETTES)のメロディーを合わせたら面白いだろうな”と思い付いて。両方に声を掛けて、3人で作ることになったんです。

なるほど。制作はトラック先行?

そうです。こちらからイメージを伝えて、トラックを5つくらい送ってもらって。それをもとにして曲の構成をこっちで作ってからヤマタクに送ったんです。サビの位置も指定しないでコードとメロディーを付けてもらったんですけど、すごく良かったですね。最初に思い描いていたテイストとは違うんだけど、まさにそれを望んでいたんですよ。自分だけで作ると、どうしても予想内の曲になってしまう。自分で全部できるからこそ他のクリエイターに作ってもらうほうが面白いし、思ってもみないものができる。MVやアートワークもそうなんですよ。「endroll」のMVとジャケットのアートワークは、HAVIT ART STUDIO(MV、映画、広告など幅広いジャンルで斬新な映像作品を提供しているクリエイターチーム)に作ってもらっていて。ラッパーのKOHHさんのMVを撮ってるチームなんですが、以前からずっとお願いしたかったんですよ。こちらからイメージだけを伝えて、あとはお任せしたんですけど、MVもジャケットもすごく良くて。一発オーケーでしたね。

なるほど。山中さんもsleepyheadの音楽を支えるクリエイターのひとりだと思いますが、武瑠さんにとってはどんな存在なんですか?

中学生の頃からの友達みたいな感じというのかな。もちろん気が合うし、何でも話せるというか…。しばらくそういう人と出会ってなかったんですよね。バンド(SuG)をやっていた時は周りの人に心を開けなかったんですよ。自分がバンドの代表だったし、周りにも自分にも厳しくて、ずっとピリピリしていて。時間もなかったし、外交的なことも全然やれなかったんだけど、バンドがもうすぐ終わるという時期にヤマタクと出会って、そのタイミングも良かったんでしょうね。クリエイティブのセンスや感性も通じ合っていたし、損得ではないところで付き合えるのもいいんですよね。

今回の「endroll」のコラボレーションも、ビジネスではなく、武瑠さん、ヤマタクさんのつながりから生まれてますからね。

その分、ヤマタクが興味を持ってくれたり、新しい刺激を感じてもらえるようにしたいんですよ。Ittiのトラックをぶつけたのも、そういうことなんですよね。ヤマタクにとっても初めての制作方法だったと思うし、Ittiのトラックを聴いて“面白い”と言ってくれてたので、そこは良かったのかなと。

OKMusic編集部

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