綾野剛が罵声を浴び、人間が燃える衝
撃シーンも 映画『楽園』本予告編を
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10月18日(金)公開の映画『楽園』から、本予告が解禁された。あわせて、作詞・作曲を野田洋次郎(RADWIMPS)、歌唱を上白石萌音が担当する主題歌情報も発表されている。
『楽園』は、綾野剛主演、杉咲花、佐藤浩市らの共演で、『悪人』『怒り』などで知られる作家・吉田修一氏の小説『犯罪小説集』のエピソードをもとにした映画。ある地方都市で起きた少女失踪事件をきっかけに、容疑者とされる青年、失踪した少女の親友、妻を亡くした孤独な男の物語を描く。綾野剛が主演をつとめ、共演に杉咲花、佐藤浩市、柄本明、村上虹郎らが名を連ねる。メガホンをとったのは、『64 -ロクヨン-』などの瀬々敬久監督。

解禁された本予告編では、殺人の容疑をかけられ罵声を浴びる豪士(綾野剛)、「どうしてお前が生きてる」と心無い言葉をかけられる紡(杉咲花)、集落の人間から村八分にされる善次郎(佐藤浩市)らの姿が切り取られているほか、人間が燃える衝撃的なシーンも公開。3人がもがき、運命に翻弄される姿が収められている。
左から、野田洋次郎、上白石萌音
また、主題歌に決定した「一縷(いちる)」は、RADWIMPSの野田洋次郎が作詞・作曲・プロデュースし、女優・歌手の上白石萌音が歌唱を担当。楽曲について、上白石は、「初めてこの楽曲をいただいた時、部屋にこもって正座して聴いたのですが、気づいたら泣いていました」「映画をご覧になる方にとっても、日常に寄り添う曲という意味でも、大切にしていただける曲になったら嬉しいです」などとコメント。野田は、映画の脚本を読み、本編を鑑賞したことも明かしつつ、「悲しみの中にいたり、もがき苦しんで生きている人たちがたくさん出てくる映画で、その一人一人が必死に、一生懸命生きていている。その先に“救い”や“光”があって欲しい、その人たちがどうか幸せであって欲しいという想いが、まず一番にありました」「『楽園』という映画によって、萌音さんとまたこうして引き合わせてもらえたことがうれしいし、この曲が制作できたことが幸せです。僕にとっても大事な曲になると、この手応えを感じながら制作していました。聴いてくれる方々の人生と、一緒に育っていってくれたらうれしいです」と語っている。
映画『楽園』は10月18日(金)全国公開。

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