やなわらばー、解散前ラストライブを
発表「最後の最後までよろしくお願い
します!」

やなわらばーが、2020年11月23日(月・祝)にラストライブを開催することを発表した。
同ライブの開催は、8月11日(日)に東京・品川インターシティホールで開催された<うりずんの歌 ツアー2019>東京公演内にて発表された。同公演のライブレポートをお届けする。

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やなわらばーが、2020年11月23日(月・祝)に東京・東京国際フォーラム ホールCにて解散前のラストライブを開催することを発表した。

これは、8月11日に品川インターシティホールで開催された<うりずんの歌 ツアー2019 ~ややや!やな祭りスペシャル!~>のアンコールにて発表されたもの。ふたりにとって東京国際フォーラムはデビュー当時からの夢の場所。2020年末をもって解散するふたりが、解散前に夢を叶えることとなる。

ヴォーカルと三線担当の石垣優は、「ひとりが3、4人連れてこないと埋まりません!」とキャリア18年において最大規模の会場であることを“やなわらばーファミリー”に伝え、東里梨生(G,Vo)が「最後の最後までよろしくお願いします!」と呼びかけた。ライブの詳細は後日発表となる。
今年3月にリリースした約3年半ぶりのオリジナルアルバム『うりずんの歌』を携え、名古屋、大阪、そしてファイナルの東京と開催された<うりずんの歌 ツアー2019>。ライブは『うりずんの歌』収録曲を中心に、<やな祭り>恒例のコントVTRや、ほっこりするふたりのトークと、泣き笑いの2時間となった。

ライブ序盤では「悲しみよ風になれ」や琉球エアーコミューター企業CMイメージソング「羽ばたき」が披露された。バンドセットからふたりだけのアコースティックセットで歌唱する場面も。石垣と東里は、全国を路上ライブで巡っていた結成初期を回想し、北海道や九州で出会った人々の優しさに触れる。路上ライブを再現したスタイルにて、夢を追う中で作った2005年リリースの「空をこえて 海をこえて、“お母さん”に溢れる様々な思いを込めた「聞いてほしいこと」の2曲を披露した。
「記憶の彼方に」では、てぃだエイサー隊のふたりがステージに登場。てぃだエイサー隊は、2010年にリリースのアルバム『ゆくい歌』収録「平和の歌」のミュージックビデオにも出演しており、これまで何度もコラボを果たしてきた。エイサー隊の勇ましい太鼓叩きに、やなわらばーの透き通る歌声が乗る。『うりずんの歌』には本間昭光や山下穂尊(いきものがかり)といった多くの制作陣が関わっていることに触れたふたりは、今作を通してファンひとりひとりに感謝の気持ちを届けたかったことを伝え、話題はアルバム制作にて辿り着いた解散へ。「やなわらばーとしてふたりでは来年末の解散になりますが、私たちは最後の最後までやなわらばーという存在をもっと、もっと多くの人に知ってもらうために突っ走って行こうと思います」という東里の挨拶に、会場には万雷の拍手が鳴り響いた。
ファンひとりひとりを思って歌われた『うりずんの歌』のリード曲「君がいるから」を経て、本編ラストは様々な“ふたりのこと”を思い浮かべた「2人なら」がパフォーマンスされた。「2人なら」は、「チョーヤ 夏梅」CMソングとしてもお馴染みの楽曲だ。
ラストライブの発表でより勢いづいたアンコールでは、2006年リリースの「拝啓◯◯さん」を披露。歌詞にある“あなたにありがとう”では、やなわらばーとファンのコールアンドレスポンスが起こった。締めを飾るのは、夏のワンマンライブ恒例の「桜ちゅらり」。ポップな振り付けで会場が一つになり、感動に包まれる中、ツアーは終演を迎えた。
文◎渡辺彰浩
撮影◎相馬太郎

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■やなわらばー コメント

東京国際フォーラムでのライブが決定しました。いつも応援して下さっている皆さん、本当にありがとうございます! これが、やなわらばーとして最後のライブになります。

長年の夢である国際フォーラムでの公演です。その場所で歌う、ということだけでは意味がありません。皆さんと一緒にこの会場に辿り着けてこそ、この夢は叶います。

国際フォーラムで皆さんひとりひとりにやなわらばーが結成してからの20年分の感謝をお届けさせてください。

どうか皆さんあと1年と3ヶ月私達と共に歩んで頂けたら幸いです!

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■<やなわらばー ラストライブ>

2020年11月23日(月・祝)
東京・東京国際フォーラム ホールC

詳細は後日発表。

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