ミュージカル『アナスタシア』追加キ
ャスト12名が決定 海宝直人、山本耕
史、堂珍嘉邦らが出演

2020年3月1日(日)から、東京・東急シアターオーブ、4月6日(月)から、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される、ブロードウェイミュージカル『アナスタシア』の12名のキャストと全公演日程の詳細が解禁となった。
本作品は、第70回アカデミー賞で歌曲賞、音楽賞にノミネートされたアニメ映画「アナスタシア」に着想を得て制作されたミュージカル。1918年、帝政ロシア時代の最後の皇帝ロマノフ2世をはじめ、一族が殺害されたというニュースがあふれる中、皇女アナスタシアだけは難を逃れて生き続けているという歴史上の謎「アナスタシア伝説」にもとづいた物語で、ブロードウェイ公演は、2017年3月にプレビュー公演を経て、4月24日に開幕。以降、2019年3月まで2年間にも及ぶロングラン上演となった。その他、2018年10月からのスペイン公演、北米ツアー、11月からのドイツ公演に続いて、本年9月にはオランダ公演の開幕も予定され、世界各国での上演も続々と決定している。アメリカメディアの劇評でも絶賛されるなど、ブロードウェイで高く評価された本作を、本国クリエイティブ・スタッフ&日本キャストで上演する。
日本版となる本作の主演アーニャ役には、『ロミオ&ジュリエット』でミュージカルデビューを果たした葵わかなと、ディズニー実写映画「アラジン」のプレミアム吹き替え版ジャスミン役で話題の木下晴香の2人が主演(Wキャスト)を務める。
そしてこの度、追加キャスト12名が発表された。アーニャに出会い、ともに旅をする若い詐欺師・ディミトリ役には、『レ・ミゼラブル』など大作ミュージカル作品から、『アラジン』『ライオンキング』などの人気ディズニーミュージカル作品にも出演する海宝直人(東京公演のみ)、戦隊ドラマなどを経て、近年では声優としても活動し、『レ・ミゼラブル』『ダンス オブ ヴァンパイア』などミュージカル作品に引っ張りだこの相葉裕樹、近年『テニスの王子様』『黒執事』などミュージカル作品で目覚ましく活躍し、今回グランドミュージカル初出演となる内海啓貴。
そしてボルシェビキの将官・グレブ役は、大河ドラマ『新選組!』『真田丸』といった映像作品をはじめ、ミュージカル『RENT』(日本初演) 『ロックオペラ モーツァルト』舞台「劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season花」などに出演し、様々なジャンルで存在感抜群の演技を魅せる山本耕史、CHEMISTRYやソロとしても精力的な歌手活動を続ける一方、ミュージカル『RENT』等にも出演する堂珍嘉邦、『モーツァルト!』『キンキーブーツ』『エリザベート』などの話題のミュージカルに出演し、注目を集める遠山裕介が務める。
さらに、ディミトリの相棒、かつては宮廷にも出入りしていたヴラド役には多数のミュージカルに出演し、ブロードウェイが認める振付家&ダンサーでもある大澄賢也、『レ・ミゼラブル』や『エリザベート』など数々の名作舞台に立ち活躍を続ける石川 禅、マリア皇太后に仕え続ける伯爵夫人リリー役には宝塚歌劇団退団後もミュージカル・ストレートプレイなど、舞台を中心に活躍を続ける朝海ひかる、今年デビュー30周年を迎え、歌手、舞台、ドラマ、バラエティなど多方面で活躍するマルシア劇団四季退団後も舞台のみならず、映画、ドラマなどさまざまなジャンルで名バイプレイヤーとして存在感を発揮する堀内敬子、そして、孫娘アナスタシアを探し続けるマリア皇太后役には宝塚歌劇団トップスターとして活躍し、退団後は現代演劇を中心に出演し、本作で22年ぶりのミュージカル出演となる麻実れいという、豪華出演者が集結した。
本公演は、記憶を無くした主人公アーニャが、自分の過去を取り戻し、愛する家族と自分の心の帰る場所を見つける旅路を描いた、大人から子供まで楽しめる愛と冒険に満ちた作品。日本版キャストがどう演じるのか期待が高まる。

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