3月22日(土)に開催された、アニメ「宇宙兄弟」ファン感謝イベント(左から平田広明、KENN、渡辺歩監督、永井幸治プロデューサー) (C)宇宙兄弟CES2014

3月22日(土)に開催された、アニメ「宇宙兄弟」ファン感謝イベント(左から平田広明、KENN、渡辺歩監督、永井幸治プロデューサー) (C)宇宙兄弟CES2014

「宇宙兄弟」ファン感謝祭イベントの
レポート到着

2008年より雑誌モーニング(講談社)で連載開始、関連書籍を含めて累計1,400万部を突破し、2012年からはTVアニメも放送された「宇宙兄弟」のファン感謝祭イベントが、2014年3月22日(土)TOHOシネマズ日本橋 スクリーン7にて開催された。
そこで今回は、TVアニメから選りすぐりエピソードのオールナイト上映とともに、“南波六太”役の平田広明、“南波日々人”役のKENN、渡辺歩監督、永井幸治プロデューサー登壇のトークショーも行われた同イベントのレポートをお届けする。

なお、原作者・小山宙哉のオリジナル脚本で「宇宙兄弟」の原点を描く『宇宙兄弟#0』が2014年8月9日より劇場公開。同作品の主題歌は、ユニコーンの「早口カレー」と「Feel So Moon」に決定しており、両曲とも3月26日発売のアルバム『イーガジャケジョロ』にも収録される。

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■アニメ「宇宙兄弟」ファン感謝イベント

日時:2014年3月22日(土)23:00~
会場:TOHOシネマズ日本橋 スクリーン7
登壇者:平田広明(南波六太 役) KENN(南波日々人 役)、渡辺歩監督 永井幸治(プロデューサー) 、司会:三重野瞳

3月22日に最終回を迎えたテレビシリーズがこの1年で日本のファンを魅了した作品として、東京アニメワードフェスティバル2014「アニメ・オブ・ザ・イヤー テレビ部門」の優秀賞を受賞。これを記念に開催された本イベントには、遅い時間にも関わらず、会場は若い女性を中心に集まったファンで満席に! イベントが始まり六太役の平田広明、日々人役のKENNらが客席の間を抜けて登壇するとファンの歓声と盛大な拍手で会場が埋め尽くされ、受賞トロフィーを手にした永井プロデューサーが「この喜びを観客のみなさんと味わいたい」となんとトロフィーを客席に手渡し。トークイベント中の1時間かけて会場の全員が実際にトロフィーを手にし、全員で喜びを分かち合った。

2年間にわたるテレビシリーズを終えたばかりの監督は「テレビアニメは一旦の休憩というか、しばしのお別れ。スタッフみんな続きをやりたいと言っている。それは南波六太を月に行かせたい、二人を月で立たせたいという気持ち。スタッフ一丸となって頑張っているので期待してください」とテレビシリーズを振り返り、「物語が終わったわけじゃなく、大きなミッションの1つがフィニッシュしたばかり、まだ大きな目標に向かっているところです」と劇場版への想いを語った。また、平田は印象深かった思い出として「星出(彰彦)さんや、野口(聡一)さん、大西(卓哉)さんなどたくさんの宇宙飛行士に会えたこと。野口さんと大西さんは実際にアフレコにも参加したんですが、何年やっているんだっていうくらい落ち着いていた」と貴重な体験だったと語り、KENNは「(平田に)初めて会った時はあまりキャラの関わりがなくそこまで深い付き合いではなかったが、そのうち長く一緒に過ごしてすごく優しくしてもらい、兄弟と言うか家族のようなイメージ。かと思えば芝居中は本当にピリッとした空気もあって、先輩の背中をみて早く追いつかなきゃという思いで一杯だった」と平田とのエピソードを披露。これには平田も「そんなに褒めていただいてなんていえばいいの?」と終始照れた様子だった。

気にになる映画の内容については、永井プロデューサーが「(ムッタとヒビトの幼少期が描かれたキービジュアルを指しながら)この絵の意味が分かると思います。この絵にはかなり大きな意味があって、きっと泣きますよ」と明かすと、監督は「けっこう言っちゃいましたね」と言いつつも、最後には「あまり多くは言えないけど、かなりいいです。小山先生も言った通り、すごくいい話になっています」と含みを持たせたコメントで会場の期待を煽った。

また、イベントの最後には、KENNへのサプライズが!24日に誕生日を迎えるKENNを一足早く祝おうと日々人の顔がプリントされたケーキが登場し、会場全体から「おめでとう~!!」と大きな祝福が寄せられた。突然のサプライズに驚きを隠せないKENNは、会場中を見渡しながら「今日ここに立てるのは『宇宙兄弟』を応援してくれるみなさんのおかげです。また1つ年を重ねて、もっと大人らしいことができたらいいなと思いつつ、劇場版に心を込めてアフレコをしたいと思います」と感謝と劇場版への決意のコメントを伝えた。平田は「ほとんどのみなさんが(テレビアニメの)最終回を見てから来てくれたということで、僕もこれから帰ってハンカチを用意して観ます。テレビシリーズは一旦の区切りですが、『宇宙兄弟#0』ではこれから誠心誠意、六太に命を吹き込みたいです」と意気込みを語った。

このほか原作者小山宙哉と、ダブル主題歌の決定が発表になったばかりのユニコーンからビデオメッセージも上映されるなどのサプライズも登場し、深夜ながら終始ハイテンションなゲストのトークに会場は大盛り上がりを見せ、8月9日の『宇宙兄弟#0』公開に向けて期待感が高まるイベントとなった。

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ユニコーン『イーガジャケジョロ』

<収録曲>
M1. イーガジャケジョロ
M2. 夢見た男
M3. Boys & Girls
M4. あなたが太陽
M5. 早口カレー
M6. We are All Right
M7. KEEP ON ROCK'N ROLL
M8. 俺のタクシー
M9. ユトリDEATH
M10. トキメキーノ
M11. お前BABY
M12. それだけのこと
M13. 鳥の特急便
M14. Feel So Moon

<初回生産限定盤DVD>
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「冬季ゴニンピック ~13/14秋冬シーズンを観測、笑いの祭典~」
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アルバムイーガジャケジョロ特設サイトURL
http://www.unicorn.jp/special/e-gajyagejoro/


■『宇宙兄弟#0』

2014年8月9日(土)全国ロードショー

<ここが、原点。これが、0話。>
『宇宙兄弟#0』は、原作者の小山宙哉が雑誌モーニング(講談社)での連載を一時休載し、どうしても描きたかった物語として、まったく新たに書き下ろされたオリジナルストーリー。自ら映画脚本に取り組んだ本作は、漫画でもテレビアニメでも見ることのできないストーリーでありながら、『宇宙兄弟』の本質を描く、感動のエピソードである。
小山描き下ろしのティザービジュアルには、少年時代のムッタとヒビトの姿とともに、「夢の続きを描くために、夢の原点を書きました。」というコピーが。劇場で初めて明かされる兄弟の“夢の原点”として、テレビシリーズとは一線を画す別格のクオリティで贈る、すべての『宇宙兄弟』ファンに捧ぐ第0話だ。

原作:小山宙哉(講談社「モーニング」)
監督:渡辺歩
アニメーション制作:A-1 Pictures
声の出演:平田広明、KENN ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画


(C)宇宙兄弟CES2014


関連リンク:

アニメ映画『宇宙兄弟#0』公式サイト
http://www.uchukyodai-movie.com

TVアニメ『宇宙兄弟』読売テレビ
http://www.ytv.co.jp/uchukyodai/

UNICORN.JP
http://www.unicorn.jp/
3月22日(土)に開催された、アニメ「宇宙兄弟」ファン感謝イベント(左から平田広明、KENN、渡辺歩監督、永井幸治プロデューサー) (C)宇宙兄弟CES2014
『宇宙兄弟#0』ティザービジュアル (C)宇宙兄弟CES2014
ユニコーンと原作者・小山宙哉(写真中央)

OKMusic編集部

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