2年目となるS2Oはどう進化したのか&
楽しみ方は…主催者にインタビュー!

7月13日(土)〜15日(月・祝)に開催される「S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL 2019」を前に、今年の魅力を主催者に直撃! さらには、知っているとお得&より楽しめる情報も満載。「S2O JAPAN」に行く前に要チェック!

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舞台はビーチ! 絶好のシチュエーショ
ンで開催

—まずは、昨年第一回の反響はいかがでした?
「SNSをはじめ、幸いにもネガティヴな意見がほとんどなくて、本当に嬉しかったですね。来場者の方々に楽しんでいただけた証拠だと思いますし。あとは、スポンサーをはじめ関わったスタッフも喜んでくれて。それはとても励みになりました」

昨年のレポートはコチラ!

—今年は日程とともに、会場もお台場から幕張へと変更になりますね。
「日程に関しては、8月から7月13〜15日になりましたが、例年その日は8月と同じぐらいの暑さになるという統計があり、それで決めました。会場は幕張、舞台はビーチになります。より開放感が増して、みなさんに楽しんでいただけると思います」

—地面がアスファルトから砂浜に、それは大きな違いですね。
「本家タイの『S2O』もビーチでの開催はないので、これは世界初です。砂でグチャグチャになるのでは……と不安に思われる方がいるかもしれませんが、そんなことはないのでご安心ください。水は砂の中に浸透していくので会場が水浸しになることはなく、砂も固まってドロドロになることはありません。あとは、砂も洗い流せますし、洋服が汚れたとしてもステージ近くに行けばいつでも水を浴びて洗えますので(笑)」
—ビーチということは“裸足”もOKですか?
「それも新たな楽しみ方だと思っています。イメージとしては、海水浴に来る感覚で来ていただきたいですね。今回は目の前が海。最高のシチュエーションです」

—海には入れるんですか?
「残念ながら入ることはできませんが、海に入るのと同じぐらい濡れることになると思います(笑)。ぜひ『S2O』で夏の始まりを感じてもらえればと思っています」

S2Oの醍醐味、放水もさらにパワーアッ
プ!

—去年は水道管を工事して会場に水を手配していましたが、今年は?
「会場を変更するにあたり、何より優先したのが水源でした。いかに水が調達できるかが重要だったのですが、今回は近隣の施設から調達できることになって。今回もたっぷり、昨年以上に放水しますので、その点は安心して楽しんでほしいです」

—水の量は去年もスゴかったですが、それ以上なんですね。
「量もそうですし、発射する場所も増えます。今回の会場は縦長で、水を浴びたい方はぜひ前方に来てください。タイから数多くの機材を持ち込み、去年一度やっているので放射スキルも上がっていると思います。なので、一段とスゴイことになるかなと(笑)。ただ、後方には濡れないエリアもあり、濡れたくない方も楽しみやすい環境になったと思います。とはいえ、みんなが濡れている姿を見て自分も……と思う方が昨年も多くいたので、念のため着替えは用意していただければと思います」
—放水をより楽しむためのポイントはありますか?
「あまり知られていないのですが、場所によって水を受ける量やニュアンスは変わります。水の勢いが強いところもあれば、飛沫だけのところもあったり。なので、同じ場所にいるのではなく、いろいろなところへ移動して、好きなポジションを探ってもらうのも楽しみ方のひとつですね」

—セットもタイから持ち込まれるんですか?
「そうですね。タイのものを日本版にカスタマイズするんですが、昨年以上に豪華になると思います。あと、今回はちょうど陽がステージに向かって落ちていく感じになるので、そのロケーションもぜひ楽しんでほしいです」

連日人気アーティストが登場、珠玉のラ
インナップ

—今年はラインナップも本当に豪華で。
「初年度なので仕方がない部分はあったんですが、去年はラインナップに本当に難航しまして……。それだけに、今年は早い段階でアーティストの方々にオファーして、最高のラインナップになったと思っています」
—注目しているアーティストはいますか?
「ヘッドライナーのKnife Party(ナイフ・パーティー)、Yellow Claw(イエロー・クロウ)、Nicky Romeroニッキー・ロメロ)、Showtek(ショウテック)はもちろんですが、Bassjackers(ベースジャッカーズ)も楽しみですね。彼らは今年、タイの『S2O』にも出演したんですが、そこでのパフォーマンスが本当に素晴らしくて。水との相性もいいですし、盛り上げ方もスゴイ。あとはCash Cash(キャッシュ・キャッシュ)。彼らが出演すると決まったときのSNSの反響はとても大きくて。キャッシュ・キャッシュのシンプルに盛り上がれるスタイルは『S2O』にあっていると思います」
—ラインナップに関して、何かこだわっていることはありますか?
「音楽を聴き、踊りながら水を浴びる快感、そして非日常感は『S2O』だけ。それをより楽しんでもらうためには、コアなキャスティングは違うのかなと思っています。みんなが知っている曲、どこかで聴いたことのある曲、知らないけど盛り上がれる曲がたくさん流れるハッピーな1日にしたいので、実力はもちろん、ヒットチューンを多く持っているラインナップを心掛けました」
—王道EDMを思う存分楽しめるということですね。
「EDMが好き、興味がある人たちはもちろん、盛り上がることが好きな方々が心から楽しめるラインナップだと思います。ニッキー・ロメロやショウテックなど、みんな最強のヒット曲を持っていますからね。今回のラインナップに関してはみんな日本のフェスの常連で、盛り上げ方もわかっていますし、来日するたびに会場を盛り上げていますのですごく楽しみです」

昨年以上に快適に…新たな魅力も満載!

—水、ラインナップ以外に何かパワーアップしていることはありますか?
「ホスピタリティですね。去年は会場が狭かったので、クロークが渋滞してしまいましたが、今年は出し入れも自由なコインロッカーを大量に用意します。あとは足の洗い場を作ったり、更衣室もかなり大きなものを用意する予定です」

—それは嬉しいですね、「S2O」では着替えがマストですし。その他には?
「新たにマッサージブースを用意するので、疲れた方はぜひ試してみてほしいですね。あとは、今年はビーチならではの夏のキレイな写真が撮れること。ガンガン撮ってSNSなどにアップしていただければと思います」
—食はいかがでしょう?
「今年も『S2O』発祥の地であるタイの料理をいろいろと用意しています。1日は長いので、ぜひ1食ぐらいはタイのカルチャーを味わってみてください。あとは、昨年大好評だったかき氷も販売します」

気になるファッション、オススメは?

—みんな気になっていると思うんですが、どんな服装で参加すればいいでしょう?
「やはり濡れることを前提に考えていただいた方がいいですね。洋服はもちろん、靴もビーチサンダルや濡れてもいい靴で。欲を言えば、上はわりとゆったりとしたシルエットのTシャツがいいと思います。あとは、タンクトップやノースリーブなど。それで、テンションがあがってきたら脱いでも全然OK。誰も何も言わない環境なので。そのためにも下には水着を着ておくのがベストです」

—オフィシャルグッズは今年さらに充実しているようですね。
「Tシャツはバリエーション豊かになりましたし、濡れてもいいキャップなどもありますがオススメはゴーグルです。ステージの前方に行けば、水が正面から飛んでくることもあるので(笑)。ちなみに、オフィシャルグッズは事前に購入することも可能なので、予め購入してアレンジして行くのもアリですし、『S2O』でしかできないコーディネイトを楽しんでください」

グッズはコチラ!

—去年も女性がファッションを楽しんでいる印象がありました。それに、他のフェスに比べて開放的なイメージも。
「水着でいることが恥ずかしい環境ではないですからね。会場内の雰囲気も他のフェスとは違うと思いますし、何より開放感があります。決して強制するわけではありませんが、自由な格好で楽しんでいただければと思います。ただ、アドバイスとしては最初から水着というよりも羽織るものを用意したり、上はTシャツ、下はショートパンツなどで参加して、徐々に脱いでいくのがいいと思います。実際、昨年もそんな感じの方が多かったです」
—肌を見せるシーンも多いですし、ペインティングなども楽しめますよね。
「ボディペイントは会場内でもできます。そして、今年はヘアブースもあります。濡れても映えるようなスタイリングができるので、ぜひ記念に体験してみてください」

今年も防水携帯ケース配布&電子マネー
導入!

—今回初参加の方に向け、何か注意事項はありますか?
「まずは着替えを持ってくること。あとは、タオルもマストです。そして、荷物はロッカーなどに預け、会場には極力身軽な格好で行くことをオススメします。あと、今年も来場者には防水携帯ケースをお配りするので、それを活用いただければと思います。そして、今年から電子マネーの決済も導入しました。QUICPayやSuicaなどが使えます。携帯ひとつで気軽に遊べるようになったのでより快適に過ごせると思いますよ」

—それは嬉しいですね。
「あと、注意という意味では、嬉しいことに雨=S2Oを想起していただけるようになってきたようですが、実際は雨と『S2O』で水を浴びることは全く違います。雨はネガティヴなイメージがありますが、『S2O』はポジティヴな空間ですし、暑い中で音楽にあわせて様々な角度から水を浴びる感覚は唯一無二の楽しさがあり、それが真骨頂、最大の魅力です。雨とは全然違う、それだけは覚えておいてほしいです。その他には、海に入らない、水鉄砲のようなものは持ち込み禁止、濡れたまま会場外に出ないようにしてください」

最終日には世界初のロックなS2Oも!

—今回は3日間の開催となり、最終日にはWANIMAのライヴがあるんですよね。
「かねてから『S2O』はEDMだけでなく、他のジャンルとの相性も絶対いいと思っていたんです。ただ、やるならアーティストにはこだわりたい、WANIMAしかいないと思っていました。彼らの奏でる音楽、テンション、そしてミュージックビデオで水の演出をしていたり、水との親和性をすごく感じていたので」

—「S2O」がダンスミュージック以外で開催されるのは世界でも初ですよね?
「初です。その反響は大きく、チケットは早々に売り切れました。今回、日本を代表するロックバンドである彼らとご一緒することができて、これまでとは違う層の音楽ファンに『S2O』のことを知ってもらえるいい機会になったと思いますし、ここからまたさらなる広がりができればと思っています。来年はまた違うアーティストで、今後もいろいろな形で『S2O』を進化させていきたいと思っています」

—最後に、「S2O」を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。
「まず伝えておきたいのは、『S2O』は水に濡れたい人しか楽しめないというイメージがあるかもしれませんが、そんなことはないです。今年はエリアを拡大し、濡れずに思う存分音楽を楽しむエリアもあるので安心して参加いただければと思います。『S2O』は普段味わえない、ここでしかできない体験であり、それこそ人の心に残るものだと思っています。今年もみなさんに楽しんでいただき、『S2O』が夏の風物詩と言われるような、多くの人に愛されるフェスを目指していきたいと思っています」

チケットをチェック
EVENT INFORMATION

「S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL」

2019年7月13日(土)
2019年7月14日(日)

OPEN:12:00

千葉・県立幕張海浜公園 S2O JAPAN特設会場

前売(1日券)15,000円 (1日券VIP)30,000円

EDM, ROCK

ACT:
(13日)Yellow Claw, Knife Party, Vinai, TJR, JULIAN JORDAN, Juicy M, TJO
(14日)Nicky Romero, Showtek, Cash Cash, Bassjakers, Jay Hardway, Throttle, KSUKE
(15日)WANIMA

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