『オランジェリー美術館コレクション
』ナビゲーターに上白石萌音、BGMに
福間洸太朗が決定 21年ぶり来日の約
70点が揃う

2019年9月21日(土)から2020年1月13日(月・祝)に横浜美術館にて開催される展覧会『横浜美術館開館30周年記念 オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち』にて、音声ガイドナビゲーターを上白石萌音が務めることが決定した。
上白石はナビゲーター初挑戦となる。また、音声ガイドのBGMには、“鍵盤の貴公子”とも呼ばれるピアニスト・福間洸太朗が演奏する楽曲を収録。19世紀末から20世紀初頭のパリの名曲を演奏する。
ナビゲーターを務める上白石萌音、BGMを奏でる福間洸太朗からコメントが届いた。
上白石萌音
「この景色を絵に描けたならどんなに良いだろう」と、初めてパリを訪れた時に思ったのを覚えています。美術館でルノワールやモネやセザンヌが描いたパリの前に立って、もしこれを今わたしが描いているとしたら、と想像を膨らませてみたこともあります。今回の『オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち』展で、まさにその偉大な画家たちの心に迫れると思うと、楽しみで仕方ありません。わたしは美術館に行くのが大好きで、音声ガイドナビゲーターを務めることはひとつの夢でした。幸せを噛み締めて、許されるならば少し個人的な好奇心も加味して、来場される方々の良いお供となれるよう大切に務めさせていただきます。
福間洸太朗(ピアニスト)
20世紀初頭のパリでは、ヨーロッパの名だたる芸術家が集い、東洋やアフリカからの異文化も積極的に取り入れ(ジャポニスムもその一つ)、最先端のアートとお洒落を追求していたのではないかと想像します。その洒落た街角の空気が漂い、ちょっぴりメランコリックで叙情豊かな旋律と色彩溢れる音楽を、絵画と共にお楽しみいただければ幸いです。
オランジェリー美術館は、パリのセーヌ川岸に建つ、オレンジ温室を改修した瀟洒な佇まいの美術館。画商ポール・ギヨームが基礎を築いた同館所蔵の印象派とエコール・ド・パリの作品群は、ルノワールの傑作《ピアノを弾く少女たち》をはじめ、マティス、ピカソ、モディリアーニらによる名作がそろったヨーロッパ屈指の絵画コレクションだ。本展は同館が所蔵する146点の絵画群のうち13人の画家による約70点が、21年ぶりにまとまって来日する機会になっている。

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

新着