ピーター・フランプトン、最後のツア
ーをスタート

ピーター・フランプトンのフェアウェル・ツアー<Peter Frampton Finale>が、6月18日米オクラホマ州でスタートした。フランプトンは今年初め、筋肉に慢性的な炎症/変性が生じ、筋力が徐々に低下する封入体筋炎を患っていることを公表し、これが最後のツアーになると告知していた。
フランプトンは2月、米CBS放送のモーニング・ショー『This Morning』に出演し、3年半前にステージで転倒した際、難病である封入体筋炎と診断されたと明かし、「残念なことに、この先、指の屈筋に影響がでるだろう。ギター・プレイヤーとしてはいいことではない。いまは素晴らしいプレイができる。でも、1年後は多分それほど良くないだろう。僕は完全主義者だ。ステージに上がり“これは良くない”とは思いたくない。それは僕にとって悪夢だ」と、ラスト・ツアーの開催を決めるに至った理由を説明した。

<Peter Frampton Finale>は6月18日から10月12日まで北米で開催される予定で、初日には以下の15曲がパフォーマンスされた。

1. Baby (Somethin's Happening)
2. Lying
3. Lines on My Face
4. Show Me the Way
5. All I Wanna Be (Is by Your Side)
6. I'm In You
7. I Wanna Go to the Sun
8. Georgia on My Mind  (ホーギー・カーマイケルのカバー)
9. Breaking All the Rules
10. Black Hole Sun  (サウンドガーデンのカバー)
11. Penny For Your Thoughts
12. (I'll Give You) Money
13. Baby, I Love Your Way
14. Do You Feel Like We Do
アンコール
15. I Don't Need No Doctor  (レイ・チャールズのカバー)

2日目(20日)では、上記に多少の変更があったほか、アンコール最後にザ・ビートルズの「While My Guitar Gently Weeps」のカバーが加わり16曲プレイしたという。
北米ツアーにはジェイソン・ボーナムのレッド・ツェッペリン・イブニングが大半の公演に、西海岸での公演には息子のジュリアン・フランプトンが参加する。まだ告知されていないが、2月の時点で、その後の症状次第では2020年春にヨーロッパでも短いツアーを行ないたいと話していた。

フランプトンはツアーを開始前、6月初めにブルース・アルバム『All Blues』をリリースした。『Billboard』のブルース・アルバム・チャートで初登場1位に輝いている。
Ako Suzuki

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