SEVENTEEN 新曲初生披露で拍手と歓
声、ショーケースライブ公式レポ

SEVENTEENが6月7日(金)にパシフィコ横浜で開催した日本初シングル「Happy Ending」のショーケースのオフィシャルレポートが到着した。

韓国の大人気ボーイズグループSEVENTEENが、日本初シングル「Happy Ending」のショーケースを開催。6月7日(金)パシフィコ横浜・国立大ホール、12日(水)神戸ワールド記念ホールにて、昼・夜の2公演、合計4回の公演を行った。なお、このショーケースはファンクラブ会員限定で、抽選で当選したCARAT(SEVENTEENのファンの名称)だけが来場できるプレミアムなイベントとなった。ここでは、6月7日にパシフィコ横浜の夜公演をレポートする。
暗くなったステージに13人のシルエットが浮かびあがると、曲が始まる前から大歓声をあげるファンたち。オープニングは日本デビュー曲の「CALL CALL CALL!」で、「Hey! Hey!」と掛け声をあげながら自転車ダンスでステージを疾走。「もしもし」とバーノンがアップでスクリーンに映し出されると、悲鳴のような歓声があがった。
ここでSEVENTEENのイベントの常連MC古家 正亨が登場。タキシードに蝶ネクタイ姿の正装で「マサユキ・フルヤ」と自己紹介すると、いつもと違った雰囲気にメンバーも思わず大爆笑。オープニングトークでは、近況トークを。まずは、先月29日にリリースした「Happy Ending」が発売初週に25万4877枚を売り上げ、オリコンウィークリーシングルランキング2位を獲得する大ヒットを記録したことに触れ、エスクプスは「ファンのために一生懸命準備したので、喜んでいただけてうれしい」と感想を述べた。ウジは「SEVENTEENとCARATの幸せを込めた曲」と曲紹介を。
SEVENTEEN (C)PLEDIS

ショーケース前日に行われた握手会の話題も。昼の部でミンギュが「“ミンギュが世界で一番かっこいい”って言われました」と自慢すると、他のメンバーもこぞって「僕もそう言われた~」と追随したため、夜の部では再びミンギュが「“ミンギュさん大きい~”って言われました。これは僕だけが言われたと思います」と自信を持って発言。が、ウォヌやドギョムも「僕も言われた」と横やりを入れ、おまけにウジまで「僕も~」と言うと大爆笑が巻き起こった。
SEVENTEENが初来日してから約3年が経ったということで、メンバーの日本語上達度もチェック。最近覚えた日本語をジョンハンは「こもれび。みなさんは木漏れ日みたいです。キラキラですから」とロマンチックな言葉で会場を沸かせると、ホシは「つもり、予定。ウォヌだそうだ。ショーケースの予定だ」と珍回答を。ウォヌが「ジョンハンさんの趣味が、のんびりするんです」と発言すると、ホシも「ゴロゴロ、ジョンハンさん」ですと補足し、ジョンハンも「ゴロゴロするのが僕の趣味です」と自分でも認めて、大爆笑の日本語トークとなった。
4月に開催した『JAPAN TOUR「HARU」』で印象に残ったことを聞かれると、ミンギュは「エネルギーチェックをしたのがとても楽しかった」と答え、ディノがそれを実演することに。「セイホー!セイホーホー!セイHappy!セイEnding!」と、しっかり宣伝も忘れない出来る末っ子ディノに大きな歓声が。

SEVENTEEN (C)PLEDIS
楽しいトークの後は、再びのライブ。「Oh My!」の日本語バージョンでは、ファンも「オッチョナ オッチョナ」の応援法を「どうしようもない、どうしようが」と日本語にアレンジして盛り上げた。続いてはファンを対象にした事前アンケートで選ばれた“ショーケースでやってほしい曲トップ5”の中から2曲を披露。メンバーが横一列になってキュートな振付をする「Thinkin’ about you」では、全員が右向きになるところでホシだけが逆を向き、ミンギュと向き合うというイタズラも飛び出してファンを沸かせた。次は久しぶりの披露となる「Shining Diamond」で、イントロがかかっただけで大歓声。ディエイトの囁くようなラップパートからホシがセンターに立ち、三角形になって広がっていくハイライトでは、どよめきのような歓声が巻き起こった。久しぶりに披露する楽曲でも、一糸乱れぬパフォーマンスを実現するSEVENTEEN。世界を忙しく飛び回る彼らに、いつダンスを合わせる時間があるのだろうかと驚かされた。
ここからは「Happy Ending」の紹介トークへ。曲を初めて聴いた時の印象を尋ねられたドギョムは「曲が良すぎてびっくりした。『CALL CALL CALL!』はエネルギーにあふれていたけれど、また違う魅力をCARATたちに見せられると思って気分がよかったです」と。ダンスについてはホシが「ソフトでロマンチックなところと、パワフルなところを同時にお見せできるところがポイントです」と説明し、全員でサビのポイントダンスを披露した。MV撮影のエピソードを聞かれると、ホシは「休み時間にミンギュさんが料理を作ってくれました」と明かし、ミンギュは「簡単な料理です。キムチラーメンとワンタンとご飯を全部入れて作りました。目についたものを全部入れました」と説明すると、ホシ「ビジュアルはちょっと…でしたけど(笑)、味はおいしかった」と感想を。スングァンは「僕は自分のパートで車にのって、かっこいい照明で撮りました」と話すと、ディノは「もちろん安全に撮影を行いましたが、ソロ撮影で360度から車が僕に向かって走ってくるシーンがあって、その時ちょっと怖かったです」と。ウォヌも「僕は衣装が重かったです。たぶん8kgくらいありました。防弾服だったので」との秘話を明かした。

SEVENTEEN (C)PLEDIS
続いては、ファンから寄せられた「Happy Ending」にまつわる質問に答えるコーナー。“今、食べたいものがみんなバラバラだったら、どのようにHappy Endingにする?”に対してはバーノンが「簡潔に、過半数をとって決めます」と、ホシは「団体生活だから、あきらめることはあきらめないと」と現実的な回答をすると、エスクプスは「食べたい物を全部頼めばいいんじゃない?」と太っ腹発言を。
“もしCARATが泣いてしまったら、どうやってHappy Endingにする?”に対しては、ウォヌが「目からCARATが落ちてるね」と謎の言葉を発し、ホシが目から落ちたCARATを両手で拾い集めるしぐさでフォーローして笑いをとった。ドギョムは「心が痛いです。CARATちゃん、泣かないで。僕が支えてあげる」と優しいセリフを。
“最近、困ったことが起きたけど、メンバーが助けてくれてHappy Endingになったことは?”では、ディエイトが「休みの日、宿舎にいたらメンバーとご飯が食べたくなって、ジュンさんに電話をかけて一緒に食べました」とほっこりエピソードを。ジョンハンは、雨の日に傘がなくて困っていたところにジョシュアが駆けつけてくれる様子を熱演して会場を沸かせた。ディノは「練習生の頃、練習が終わった帰り道にお母さんに電話をしたのですが、つらくて涙が出てきたんです。とても悲しくて泣いていたら、そばにホシさんが来て慰めてくれました」と感動的な秘話を明かした。
“今まで見た映画の中で一番のHappy Endingは?”の質問には、ウジが「アイアンマン」の指を鳴らすポーズをマネしながら「ウジマン」と回答。ジュンは「CARATといるすべての瞬間が美しい映画のよう」とロマンチックな回答を。ジョシュアは「『美女と野獣』でダンスを踊って、野獣が王子に変わるところ」と語った。自分の順番になっても映画が思い浮ばなかったミンギュは即興で「ミンギュの人生」と答え、「この映画は楽しくて、エンディングはHappy Endingです!!」と自分の人生の予測ストーリーを語って笑いをとった。
そして、いよいよ「Happy Ending」の生披露へ。ソフトさとパワフルを共存させた振り付けと、サビの部分のパフォーマンスに大きな拍手とどよめきが巻き起こった。ミディアムテンポでがっつり踊る、これまでのSEVENTEENの曲にはないスタイルの楽曲で、また新しい魅力を見せつけた彼らだった。
曲が終わってはけると、間髪を入れずに「SEVENTEEN、SEVENTEEN」とアンコールの声があがり、ほどなくして自分の名入りのタオルを持ったメンバーが再登場。「LOVE LETTER」の日本語バージョンを歌いながら、上の階に手を振ったり、ジャンプをしながらファンとコミュニケーションをとった。
SEVENTEEN (C)PLEDIS

最後は全員が挨拶を。
エスクプス「今日は空が嫉妬したようです。雨の中、こうして来てくださってありがとうございます。(日本語で)タイトルは『Happy Ending』ですが、僕たちにEndingはありません」
ウォヌ「皆さんのおかげで楽しかったです。今日の主人公は皆さんです」
ディエイト「毎日、毎日『Happy Ending』のように幸せならいいです。また会いましょう」
ディノ「僕たちと皆さんが待ちに待ったシングルが出ました。シングルが出せるように皆さんがしてくださった分、僕たちは一生懸命頑張りたいと思います」
ジョンハン「(日本語で)今日、皆さんのおかげで本当に幸せでした。これからもいつも一緒にいましょう」
ジョシュア「『Happy Ending』を好きになってもらえるか心配したのですが、今日皆さんのリアクションを見て確信しました。本当に好きでいてくれるんだなって。ありがとうございます」
ウジ「1階から、2階、3階まで来てくださってくれたCARATの皆さんありがとうございます。皆さんお1人お1人のHappy Endingのために、僕たちがもっと努力します」
ドギョム「皆さんのおかげで今日、本当に幸せでした。『Happy Ending』の曲のように、皆さんにいつもいいことだけあって、幸せでいられるように祈っています」
スングァン「『Happy Ending』というよい曲で活動できて光栄ですし、皆さんが聴いてくださってうれしいです。これからも頑張ります」
ジュン「『Happy Ending』は、歌もパフォーマンスもとてもいいです。皆さんの前でお見せすることができて幸せです。これからもたくさんのステージをお見せしたいです」
ホシ「(日本語で)SEVENTEENとCARATはいつもHappy Endingです。1年ぶりのニューシングルの発売です。皆さん応援してください。これからももっといいパフォーマンスでお目にかかります」
ミンギュ「皆さんのおかげで、今日1日のエンディングは幸せでした。これからもSEVENTEENがんばりますので、皆さん応援してください」
バーノン「マネできないSEVENTEEN、CARAT。一緒ならいつもHappy Endingです。今回の活動でも幸せな思い出を作りましょう」
挨拶が終わったところで、3日後の6月10日に誕生日を迎えるジュンの一足早いバースデーイベントも。メンバーとCARATたちのバースデーソングの大合唱と、ジュンの写真がプリントされたケーキでお祝いをされたジュンは「とてもいいです。1部でもケーキをいただきましたが、ワン・プラス・ワンなんですね(笑)」とコメントして笑いをとった。
ラストの曲は、SEVENTEENのアンコールの定番曲「Healing」の日本語バージョン。全7曲のライブと、爆笑満載のトークで約100分のイベントはあっという間に幕を閉じた。メンバーが去った後は、「Happy Ending」の“終わったスクリーンに流れるクレジット”の歌詞のように、スクリーンにまるで映画のようなエンドクレジットが流れ、ファンたちは席を立つことなく最後まで見守っていたのが印象的だった。
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