【インタビュー】THE FOREVER YOUNG
、永遠の中にも確実に生まれている変
化がある3rdシングル「ミッドナイト
ライナー」
青春を燃やし尽くすようなライヴが評判を呼び、着実に知名度の広がりを見せているTHE FOREVER YOUNG。<京都大作戦>をはじめとする夏フェスに多数出演が決定していることが、その事実を裏付けている。そんな彼らが、初めての映像作品との2枚組作品として、3rdシングル「ミッドナイトライナー」を2019年6月19日に発売する。正式メンバーとなったサポートギタリスト・タカノジュンスケの存在、クニタケヒロキの弾き語りライヴ活動がバンドにもたらしたものなど、永遠の中にも確実に生まれている変化があるようだ。
■色んな夜を越えて“君”や目の前の人に会いに行きたい
■そういう気持ちをタイトルに込めました
――今作のリリースを機に、サポートギターを務めていたタカノジュンスケさんが正式にメンバーに加入しましたね。タカノさんはどんな人なのか紹介してもらえますか。
クニタケヒロキ(Vo.Ba):結構、波長が合うというのが大きなポイントなんですけど、学はあるのに頭の悪いことばかりやるんです(笑)。そういうところも面白いなと思うし、単純にイイ奴ですね。彼が前にやっていたバンドで対バンしたりということもあったので、前からなんとなく関係はあったんですけど、サポートをしてくれることになってからグッと距離が縮まって、人間性がわかったというのも正式加入の理由です。
――タカノさんはTHE FOREVER YOUNGの前身(KARIBUxNOxKAIZOKU)から知っていたんですか。
タカノジュンスケ(Gt.Cho):もともとファンで、CDも買って聴いていたんです。ギターが抜けて次のメンバーが見つからないと聞いて、やりたいなと思いました。
――タカノさんご自身はもともとどんなバンドをやっていたのでしょうか。
タカノ:所属レーベルSTEP UP RECORDS 代表RYOSUKEのバンド、FUCK YOU HEROESとかです。
オガワリョウタ(Dr.Cho):そういう系統のバンドをやってたよな。
タカノ:そのバンドは、THE FOREVER YOUNGのサポートをやることになって辞めました。
■色んな夜を越えて“君”や目の前の人に会いに行きたい
■そういう気持ちをタイトルに込めました
――今作のリリースを機に、サポートギターを務めていたタカノジュンスケさんが正式にメンバーに加入しましたね。タカノさんはどんな人なのか紹介してもらえますか。
クニタケヒロキ(Vo.Ba):結構、波長が合うというのが大きなポイントなんですけど、学はあるのに頭の悪いことばかりやるんです(笑)。そういうところも面白いなと思うし、単純にイイ奴ですね。彼が前にやっていたバンドで対バンしたりということもあったので、前からなんとなく関係はあったんですけど、サポートをしてくれることになってからグッと距離が縮まって、人間性がわかったというのも正式加入の理由です。
――タカノさんはTHE FOREVER YOUNGの前身(KARIBUxNOxKAIZOKU)から知っていたんですか。
タカノジュンスケ(Gt.Cho):もともとファンで、CDも買って聴いていたんです。ギターが抜けて次のメンバーが見つからないと聞いて、やりたいなと思いました。
――タカノさんご自身はもともとどんなバンドをやっていたのでしょうか。
タカノ:所属レーベルSTEP UP RECORDS 代表RYOSUKEのバンド、FUCK YOU HEROESとかです。
オガワリョウタ(Dr.Cho):そういう系統のバンドをやってたよな。
タカノ:そのバンドは、THE FOREVER YOUNGのサポートをやることになって辞めました。
▲3rdシングル「ミッドナイトライナー」
――じゃあ、サポートとはいえ、もともと正式メンバーとしてやりたい気持ちで入ったということなんですね。
クニタケ:そうなんです。最初から、正式メンバーになりたいという意向がガンガンにあったので、僕らも人間性がわかるまではサポートしてもらいながらやっていこうという気持ちでした。同じ福岡出身で、僕たちは久留米でタカノは北九州なんですけど、あまり距離や年齢を感じさせないとは思っていて。例えば、初見のバンドを観たときにグッとくるところが一緒だったりとか、朝まで一緒にグダグダ飲んだりとか、波長が合うんです。
オガワ:かわいい感じです。クソみたいなところもいっぱいあるんですけど(笑)。それを含めてもかわいい奴ですね。
――お酒もたくさん飲む?
クニタケ:そうですね。
オガワ:飲みすぎて、イラつくこともあるんですけどね。
タカノ:ははははは(笑)。
――そういう波長が合うということと、ギタリストとしての技量も買ってということですか。
クニタケ:技量はちょっとアレなんですけど(笑)。
オガワ:パッションを買っています。技量はもうちょっと頑張ってほしい。
タカノ:その通りです(笑)。頑張ります。
――じゃあ、サポートとはいえ、もともと正式メンバーとしてやりたい気持ちで入ったということなんですね。
クニタケ:そうなんです。最初から、正式メンバーになりたいという意向がガンガンにあったので、僕らも人間性がわかるまではサポートしてもらいながらやっていこうという気持ちでした。同じ福岡出身で、僕たちは久留米でタカノは北九州なんですけど、あまり距離や年齢を感じさせないとは思っていて。例えば、初見のバンドを観たときにグッとくるところが一緒だったりとか、朝まで一緒にグダグダ飲んだりとか、波長が合うんです。
オガワ:かわいい感じです。クソみたいなところもいっぱいあるんですけど(笑)。それを含めてもかわいい奴ですね。
――お酒もたくさん飲む?
クニタケ:そうですね。
オガワ:飲みすぎて、イラつくこともあるんですけどね。
タカノ:ははははは(笑)。
――そういう波長が合うということと、ギタリストとしての技量も買ってということですか。
クニタケ:技量はちょっとアレなんですけど(笑)。
オガワ:パッションを買っています。技量はもうちょっと頑張ってほしい。
タカノ:その通りです(笑)。頑張ります。
――前作『聖者の行進』と前々作『また逢える日まで』の冒頭は、どちらも悲しみから生まれてきた曲だったんじゃないかと思います。今作では、表題曲「ミッドナイトライナー」はイントロからして何か温かい感じがするというか、歌詞が出てくる前のサウンドからもすごく希望を感じます。
クニタケ:ネガティブだけじゃないという要素はありますね。いつも背中を押す曲か、過去を振り返ったりする曲だったので、この曲はうまくその内容がミックスできたかなと思います。とくに「これを曲にしよう」という明確なモチーフはなかったんですけど、「ミッドナイトライナー」というのは、高速バスをイメージして書きました。僕たちは車でいつも移動しているんですけど、色んな夜を越えて、“君”とか目の前の人に会いに行きたいなっていう気持ちをタイトルに込めました。
オガワ:“行くぜ!”みたいな歌詞ができたので、それを加速させるようなドラムにしたいと思いました。最初にサビの〈全部壊れちまって前が見えなくなっても〉というフレーズがあって。ドラムもそういう熱い言葉のように叩こうと思いました。
――タカノさんにとって「ミッドナイトライナー」はどんな曲になりましたか。
タカノ:イントロのギターは、もう1人のサポートギタリストがレコーディングで弾いているんですけど、爽やかな気持ちがして好きです。メロディや大サビもストレートでシンプルに良い曲だと思います。全部好きな曲なんです。めちゃめちゃTHE FOREVER YOUNGファンなので。
――この曲は最初から感極まったような感じというか、歌い方がこれまでとちょっと違う印象を受けたのですが。
クニタケ:今回、(弾き語り以外の)2曲を一緒に録ったんですけど、歌い方は結構意識しましたね。前作『聖者の行進』のときよりも、一語一句感情を込めて歌おうと思っていたんです。出だしから感極まるというよりは、ブレスとかそういうところを気にしながら、リリックも〈想い出はもう色褪せたかい?〉って、誰かに話しているような感じで歌うということは意識しました。CD越しというよりは、目の前で歌っている感じで、今までと違う臨場感を考えました。
――それはきっと、ツアーを通して目の前のお客さんに歌ってきたことと繋がっているんでしょうね。
クニタケ:そうだと思います。まだまだ自分で表現できないものもいっぱいあるんですけど、結構幅が広がったというか、自分でも今回変わったかなと思いました。
オガワ:自分はとくに歌の変化というのは感じなかったですけど、いつも通り良い歌だなと思いました。
クニタケ:褒めるやん?ありがとう。
オガワ:歌はいつも良いので。
クニタケ:普段はこんなこと言わないですけどね。
――もっと言ってほしい?
クニタケ:はい、言ってほしいです。
一同:(笑)。
クニタケ:ネガティブだけじゃないという要素はありますね。いつも背中を押す曲か、過去を振り返ったりする曲だったので、この曲はうまくその内容がミックスできたかなと思います。とくに「これを曲にしよう」という明確なモチーフはなかったんですけど、「ミッドナイトライナー」というのは、高速バスをイメージして書きました。僕たちは車でいつも移動しているんですけど、色んな夜を越えて、“君”とか目の前の人に会いに行きたいなっていう気持ちをタイトルに込めました。
オガワ:“行くぜ!”みたいな歌詞ができたので、それを加速させるようなドラムにしたいと思いました。最初にサビの〈全部壊れちまって前が見えなくなっても〉というフレーズがあって。ドラムもそういう熱い言葉のように叩こうと思いました。
――タカノさんにとって「ミッドナイトライナー」はどんな曲になりましたか。
タカノ:イントロのギターは、もう1人のサポートギタリストがレコーディングで弾いているんですけど、爽やかな気持ちがして好きです。メロディや大サビもストレートでシンプルに良い曲だと思います。全部好きな曲なんです。めちゃめちゃTHE FOREVER YOUNGファンなので。
――この曲は最初から感極まったような感じというか、歌い方がこれまでとちょっと違う印象を受けたのですが。
クニタケ:今回、(弾き語り以外の)2曲を一緒に録ったんですけど、歌い方は結構意識しましたね。前作『聖者の行進』のときよりも、一語一句感情を込めて歌おうと思っていたんです。出だしから感極まるというよりは、ブレスとかそういうところを気にしながら、リリックも〈想い出はもう色褪せたかい?〉って、誰かに話しているような感じで歌うということは意識しました。CD越しというよりは、目の前で歌っている感じで、今までと違う臨場感を考えました。
――それはきっと、ツアーを通して目の前のお客さんに歌ってきたことと繋がっているんでしょうね。
クニタケ:そうだと思います。まだまだ自分で表現できないものもいっぱいあるんですけど、結構幅が広がったというか、自分でも今回変わったかなと思いました。
オガワ:自分はとくに歌の変化というのは感じなかったですけど、いつも通り良い歌だなと思いました。
クニタケ:褒めるやん?ありがとう。
オガワ:歌はいつも良いので。
クニタケ:普段はこんなこと言わないですけどね。
――もっと言ってほしい?
クニタケ:はい、言ってほしいです。
一同:(笑)。
■今生きている上で一番のテーマは“明日”かなって思うんです
■明日になれば何が起こるかわからないし明日と戦ってると思うので
――「泣けよ男だろ」は2019年3月27日からライブ会場限定で発売されていた曲ですね。普通だったら“泣くな男だろ”だと思いますが、あえてのこのタイトルにしたのはどんな思いから?
クニタケ:僕の友だちに書いた曲なんです。去年の今頃にその友だちに色々あって、地元に帰ってきたときに居酒屋で話してから2人で帰ってるときに、本音を言いながら僕もそいつも泣くのを我慢している感じで。小学校からの友だちであんまり弱いところを僕に見せないので、俺の前でくらい泣けよっていう気持ちで、“泣けよ男だろ”というワードはそのときに出てきました。
――居酒屋を舞台にした曲というと、前作に収録されている「小郡駅」もそうでしたよね。「泣けよ男だろ」はその続編的な曲なのかなと。
クニタケ:そういうわけではないですけど、同じ居酒屋です。僕は地元では結構そこにしか行かないんですよ。安いので(笑)。
――やはり同じ居酒屋でしたか(笑)。そういうところで腹を割って話すことが、曲になるんですね。
クニタケ:この曲を作るきっかけになった友だちは付き合いが長いので、そいつが聴いてグっとくるような曲、そいつと一緒に聴いたときに僕も泣けるような曲を作りたいと思って書きました。この曲を会場限定でリリースした後に、ツアーを15本ぐらいやったんです。最初は100%お客さんを想って作った曲ではなくて、友だちを想って作ったという気持ちが大半だったんですけど、ライヴをやって目の前で泣いてる人や、歯を食いしばって泣きそうになっている人を見たときに、その人の曲でもあるのかなってどんどん変化していったんです。“曲って不思議だな”っていう気持ちになりました。
■明日になれば何が起こるかわからないし明日と戦ってると思うので
――「泣けよ男だろ」は2019年3月27日からライブ会場限定で発売されていた曲ですね。普通だったら“泣くな男だろ”だと思いますが、あえてのこのタイトルにしたのはどんな思いから?
クニタケ:僕の友だちに書いた曲なんです。去年の今頃にその友だちに色々あって、地元に帰ってきたときに居酒屋で話してから2人で帰ってるときに、本音を言いながら僕もそいつも泣くのを我慢している感じで。小学校からの友だちであんまり弱いところを僕に見せないので、俺の前でくらい泣けよっていう気持ちで、“泣けよ男だろ”というワードはそのときに出てきました。
――居酒屋を舞台にした曲というと、前作に収録されている「小郡駅」もそうでしたよね。「泣けよ男だろ」はその続編的な曲なのかなと。
クニタケ:そういうわけではないですけど、同じ居酒屋です。僕は地元では結構そこにしか行かないんですよ。安いので(笑)。
――やはり同じ居酒屋でしたか(笑)。そういうところで腹を割って話すことが、曲になるんですね。
クニタケ:この曲を作るきっかけになった友だちは付き合いが長いので、そいつが聴いてグっとくるような曲、そいつと一緒に聴いたときに僕も泣けるような曲を作りたいと思って書きました。この曲を会場限定でリリースした後に、ツアーを15本ぐらいやったんです。最初は100%お客さんを想って作った曲ではなくて、友だちを想って作ったという気持ちが大半だったんですけど、ライヴをやって目の前で泣いてる人や、歯を食いしばって泣きそうになっている人を見たときに、その人の曲でもあるのかなってどんどん変化していったんです。“曲って不思議だな”っていう気持ちになりました。
▲3rdシングル「ミッドナイトライナー」
――曲を作るときには歌う対象があるけれど、それがライヴを経てお客さんそれぞれの歌になるということですか。
クニタケ:作ったときには対象は1つしかないんですけど、ライヴをやっていくと曲に込めた気持ちがどんどん変わっていくというのを改めて実感しました。ツアーファイナルが、福岡BEAT STATIONというライヴハウスだったんですけど、その友だちも来てくれて。全然泣いてなかったんで、ムカつきましたけど(笑)。
オガワ:ははははは(笑)。
クニタケ:ツアーの各会場でCDを買ったお客さんが次に来たときに一緒に歌ってくれて、ファイナルのときは結構合唱してくれたのが嬉しかったですね。今回はそのCDとは別バージョンを収録しているので、それを聴いてくれたらもっと合唱してくれるだろうなって思います。
――カラオケDAMにも入ったということですから、代表曲の1つになりましたね。
クニタケ:そうですね、嬉しいです。
――曲を作るときには歌う対象があるけれど、それがライヴを経てお客さんそれぞれの歌になるということですか。
クニタケ:作ったときには対象は1つしかないんですけど、ライヴをやっていくと曲に込めた気持ちがどんどん変わっていくというのを改めて実感しました。ツアーファイナルが、福岡BEAT STATIONというライヴハウスだったんですけど、その友だちも来てくれて。全然泣いてなかったんで、ムカつきましたけど(笑)。
オガワ:ははははは(笑)。
クニタケ:ツアーの各会場でCDを買ったお客さんが次に来たときに一緒に歌ってくれて、ファイナルのときは結構合唱してくれたのが嬉しかったですね。今回はそのCDとは別バージョンを収録しているので、それを聴いてくれたらもっと合唱してくれるだろうなって思います。
――カラオケDAMにも入ったということですから、代表曲の1つになりましたね。
クニタケ:そうですね、嬉しいです。
▲クニタケヒロキ (Vo.Ba)
――3曲目の「現実逃避行」は弾き語りですね。弾き語りの活動が以前より増えているようですが、クニタケさんの中でバンドとの違いは今どう感じていますか。
クニタケ:僕も色んな人の弾き語りライヴを観たんですけど、バンドのライヴだと激しかったり暑苦しくやったりしていても、弾き語りだとあっさりしている人っていますよね? 以前はそういうのがかっこいいなと思っていたんです。でも、いかんせんギターも上手くないし、歌もそんなにサラリと歌える人間じゃないので、今は“バンドのライヴと変わらず”というテーマにシフトチェンジしました。それしかできないなって。だから“コブシ上げろ!”とか言って、普段とそんなに変わらないようにしようと思っています。
――オガワさんは、クニタケさんが弾き語りしている姿を客観的に見たことはあるんですか。
オガワ:僕は、バンドのツアー中にやる弾き語りライヴとか地元の福岡でやるときは、毎回行ってお客さん目線で見てます。ドラマーなので普段は後ろから見ているわけで、普段味わえない感じを楽しめるというか。弾き語りでも普段のライヴと変わらないところが良いなって思うんです。最初は慣れないことをやっていたので緊張していたというか、何か見ていてこっちも恥ずかしい部分がありましたね。
クニタケ:ガチガチに緊張してやっていたときに“もう、ベロベロになってやった方がいいじゃないですか?”って言われたんですよ。それで記憶がなくなるんじゃないかっていうぐらいベロベロになってやったら“めっちゃ良かったです”って言われて(笑)。
オガワ:ははははは(笑)。
――その状態で歌えるところがすごいですよ(笑)。酔ってコードを忘れたりしないんですか?
クニタケ: まあそれは、飲んでなくても忘れることがあるので。
一同:(笑)。
タカノ:僕は弾き語りのライヴってそんなに見たことがなかったんですけど、最近見たときは普段のライヴと同じように力強く歌っていたので、すごく良かったです。
――3曲目の「現実逃避行」は弾き語りですね。弾き語りの活動が以前より増えているようですが、クニタケさんの中でバンドとの違いは今どう感じていますか。
クニタケ:僕も色んな人の弾き語りライヴを観たんですけど、バンドのライヴだと激しかったり暑苦しくやったりしていても、弾き語りだとあっさりしている人っていますよね? 以前はそういうのがかっこいいなと思っていたんです。でも、いかんせんギターも上手くないし、歌もそんなにサラリと歌える人間じゃないので、今は“バンドのライヴと変わらず”というテーマにシフトチェンジしました。それしかできないなって。だから“コブシ上げろ!”とか言って、普段とそんなに変わらないようにしようと思っています。
――オガワさんは、クニタケさんが弾き語りしている姿を客観的に見たことはあるんですか。
オガワ:僕は、バンドのツアー中にやる弾き語りライヴとか地元の福岡でやるときは、毎回行ってお客さん目線で見てます。ドラマーなので普段は後ろから見ているわけで、普段味わえない感じを楽しめるというか。弾き語りでも普段のライヴと変わらないところが良いなって思うんです。最初は慣れないことをやっていたので緊張していたというか、何か見ていてこっちも恥ずかしい部分がありましたね。
クニタケ:ガチガチに緊張してやっていたときに“もう、ベロベロになってやった方がいいじゃないですか?”って言われたんですよ。それで記憶がなくなるんじゃないかっていうぐらいベロベロになってやったら“めっちゃ良かったです”って言われて(笑)。
オガワ:ははははは(笑)。
――その状態で歌えるところがすごいですよ(笑)。酔ってコードを忘れたりしないんですか?
クニタケ: まあそれは、飲んでなくても忘れることがあるので。
一同:(笑)。
タカノ:僕は弾き語りのライヴってそんなに見たことがなかったんですけど、最近見たときは普段のライヴと同じように力強く歌っていたので、すごく良かったです。
▲オガワリョウタ(Dr.Cho)
――今回、トレーラー映像でもアコギを弾いてますよね。
クニタケ:レコーディングでは、僕は弾いてないんですけど。新宿バスタの前でPVを撮ったんですけど、口パクじゃなくてガチで歌ってくれって言われて。生まれて初めて路上ライヴをやったんです。
――意外な気がしますけど、路上ライヴってやったことなかったんですね。
クニタケ:初めてでした。緊張もしましたけど、やってみたら気持ちよかったです。また機会があればやってみたいですね。
――ひたすら〈キミと現実逃避行〉と歌いながらループしている曲ですが、聴いているうちに現実から逃げられない怖さみたいなものを感じました。
クニタケ:ははははは!そうなんですか、すいません(笑)。この曲は、アコギでこういう恋愛の曲がなかったので作ったんですけど、誰かと一緒に寝ているときに“このままどこかに行けたらいいな”という感じの曲ですね。
――3曲ともすごくメロディが良いなと思ったんですけど、ギターで曲を作るようになってから、作風がよりメロディアスになってきているんじゃないかなって思うんですよ。
クニタケ:はい、そうだと思います。前はスタジオでベースの弾き語りで曲を作っていたので。弾き語りできるようなメロディを意識して曲を作るようになったら、同じコード進行だったとしても、それに合うメロディの広がりがいくらでも出てくるというか。そこは結構変わりましたね。歌ってみたら“こんなメロディがあるんだ”って気付いたりとか。弾き語りをやるようになってから、バンドにフィードバックされているものは絶対あると思います。
――今回、トレーラー映像でもアコギを弾いてますよね。
クニタケ:レコーディングでは、僕は弾いてないんですけど。新宿バスタの前でPVを撮ったんですけど、口パクじゃなくてガチで歌ってくれって言われて。生まれて初めて路上ライヴをやったんです。
――意外な気がしますけど、路上ライヴってやったことなかったんですね。
クニタケ:初めてでした。緊張もしましたけど、やってみたら気持ちよかったです。また機会があればやってみたいですね。
――ひたすら〈キミと現実逃避行〉と歌いながらループしている曲ですが、聴いているうちに現実から逃げられない怖さみたいなものを感じました。
クニタケ:ははははは!そうなんですか、すいません(笑)。この曲は、アコギでこういう恋愛の曲がなかったので作ったんですけど、誰かと一緒に寝ているときに“このままどこかに行けたらいいな”という感じの曲ですね。
――3曲ともすごくメロディが良いなと思ったんですけど、ギターで曲を作るようになってから、作風がよりメロディアスになってきているんじゃないかなって思うんですよ。
クニタケ:はい、そうだと思います。前はスタジオでベースの弾き語りで曲を作っていたので。弾き語りできるようなメロディを意識して曲を作るようになったら、同じコード進行だったとしても、それに合うメロディの広がりがいくらでも出てくるというか。そこは結構変わりましたね。歌ってみたら“こんなメロディがあるんだ”って気付いたりとか。弾き語りをやるようになってから、バンドにフィードバックされているものは絶対あると思います。
▲タカノジュンスケ(Gu.Cho)
――3曲とも“明日”という言葉が歌詞に出来てます。これは自覚的なのか、それとも偶然なのか、どちらでしょうか。
クニタケ:自覚してやっています。“明日”という言葉は、今までも色んな曲で使っているんですけど、今生きている上で一番のテーマは“明日”かなって思うんです。明日になれば忘れることもあるし、覚えていることもあるし。明日になったら何が起こるかわからないし、明日になったらやらなきゃいけないこともあるし。みんな、明日と戦っていると思うので。
――明日になったら歳老いていくわけですから、THE FOREVER YOUNGというバンド名と、明日という言葉はある意味、相反する言葉ですよね。
クニタケ:そうですね。もちろん永遠というつもりはあるんですけど、とりあえずは明日じゃないかなっていう。昨日には戻れないという葛藤もありますし“昨日は良かった、今日は楽しかった”としても、明日が楽しいかはわからないですもんね。明日に嫌なことが待っていたら、昨日今日との対比もしてしまうし。逆に今日がつまらなくても明日があるという希望もありますし、僕の中では“明日”という言葉がパワーワードになっていて、曲でいっぱい使ってしまいます。
――今作は、初の映像作品との2枚組としてDVDに2018年12月25日(火)@下北沢SHELTER「FOREVER YOUTH SPECIAL~Xmas青春地獄~」のダイジェストを収録していますが、青春地獄ってすごい言葉ですね。
オガワ:エバヤンの中で“地獄”はよく使うワードなんですけど、まさに地獄絵図のようなライヴでした。良い意味での地獄。
クニタケ:地獄っていうのは、“ヤベぇ”っていう意味で使っているので。僕はライヴでは人を殴ったり痴漢以外なら、別に何をやっても良いと思ってるんですけど、ステージに上がってきて俺を突き飛ばしてマイクで歌う奴とかいるんですよ。面白いなあと思って。
――面白いなあって(笑)。怒ったりしないんですか?
クニタケ:うざいなあとは思うんですけど、テンションが上がってるんだろうなって。それが収録されているかはわからないですけど(笑)。
――リリース後は、<ミッドナイトライナー発売記念ライブ>が6月29日(土)久留米ウエポンと7月4日(木)渋谷O-WESTの2か所で開催されますね。これはそれぞれ違う内容で?
クニタケ:もちろんそのつもりです。楽しみにしていてください。
――<京都大作戦>も含め、例年以上に夏フェスにも出演しますね。
タカノ:<京都大作戦>は行ったことがないので、想像がつかないですけど楽しみです。
オガワ:<京都大作戦>もそうですけど、名前は知っているけど出たことがないフェスにやっと出ることができることが多いので、楽しみにしています。“やってやるぜ”っていう気持ちです。
クニタケ:楽しみしかないです。フェスって緊張もしますけど、いつものライヴハウスと同じように、グチャグチャになるような景色を各会場で作れたら良いなって思います。
取材・文●岡本貴之
――3曲とも“明日”という言葉が歌詞に出来てます。これは自覚的なのか、それとも偶然なのか、どちらでしょうか。
クニタケ:自覚してやっています。“明日”という言葉は、今までも色んな曲で使っているんですけど、今生きている上で一番のテーマは“明日”かなって思うんです。明日になれば忘れることもあるし、覚えていることもあるし。明日になったら何が起こるかわからないし、明日になったらやらなきゃいけないこともあるし。みんな、明日と戦っていると思うので。
――明日になったら歳老いていくわけですから、THE FOREVER YOUNGというバンド名と、明日という言葉はある意味、相反する言葉ですよね。
クニタケ:そうですね。もちろん永遠というつもりはあるんですけど、とりあえずは明日じゃないかなっていう。昨日には戻れないという葛藤もありますし“昨日は良かった、今日は楽しかった”としても、明日が楽しいかはわからないですもんね。明日に嫌なことが待っていたら、昨日今日との対比もしてしまうし。逆に今日がつまらなくても明日があるという希望もありますし、僕の中では“明日”という言葉がパワーワードになっていて、曲でいっぱい使ってしまいます。
――今作は、初の映像作品との2枚組としてDVDに2018年12月25日(火)@下北沢SHELTER「FOREVER YOUTH SPECIAL~Xmas青春地獄~」のダイジェストを収録していますが、青春地獄ってすごい言葉ですね。
オガワ:エバヤンの中で“地獄”はよく使うワードなんですけど、まさに地獄絵図のようなライヴでした。良い意味での地獄。
クニタケ:地獄っていうのは、“ヤベぇ”っていう意味で使っているので。僕はライヴでは人を殴ったり痴漢以外なら、別に何をやっても良いと思ってるんですけど、ステージに上がってきて俺を突き飛ばしてマイクで歌う奴とかいるんですよ。面白いなあと思って。
――面白いなあって(笑)。怒ったりしないんですか?
クニタケ:うざいなあとは思うんですけど、テンションが上がってるんだろうなって。それが収録されているかはわからないですけど(笑)。
――リリース後は、<ミッドナイトライナー発売記念ライブ>が6月29日(土)久留米ウエポンと7月4日(木)渋谷O-WESTの2か所で開催されますね。これはそれぞれ違う内容で?
クニタケ:もちろんそのつもりです。楽しみにしていてください。
――<京都大作戦>も含め、例年以上に夏フェスにも出演しますね。
タカノ:<京都大作戦>は行ったことがないので、想像がつかないですけど楽しみです。
オガワ:<京都大作戦>もそうですけど、名前は知っているけど出たことがないフェスにやっと出ることができることが多いので、楽しみにしています。“やってやるぜ”っていう気持ちです。
クニタケ:楽しみしかないです。フェスって緊張もしますけど、いつものライヴハウスと同じように、グチャグチャになるような景色を各会場で作れたら良いなって思います。
取材・文●岡本貴之
リリース情報
3rd.single & DVD作品「ミッドナイトライナー」
2019年6月19日発売
SURCD-031 1800円(税抜き)1944円(税込み)
【CD 収録内容】
1.ミッドナイトライナー
2.泣けよ男だろ
3.現実逃避行
【DVD 収録内容】
2018年12月25日(火)@下北沢SHELTER
「FOREVER YOUTH SPECIAL~Xmas青春地獄~」のダイジェストを収録
「2018年12月25日」
1.さくらの時 2.YOUTH 3.君にしか 4.WORLD END
5.素晴らしき世界 6.GO STRAIGHT 7.HELLO GOODBYE
ライブ・イベント情報
<ミッドナイトライナー発売記念ライブ>
6月29日(土)久留米ウエポン
“ミッドナイトライナー久留米行き”
w/ クニタケヒロキ
7月4日(木)渋谷SHIBUYA O-WEST
“ミッドナイトライナー東京行き”
w/ locofrank / OVER ARM THROW
「REDLINE TOUR 2019 ~FOUR FISTS~」
2019/6/12 (水) 仙台enn 2nd
/w bacho/KOTORI/ハルカミライ
TOTAL INFO.GIP:022-222-9999
2019/6/13 (木) 恵比寿LIQUIDROOM
/w bacho/KOTORI/ハルカミライ
TOTAL INFO.ホットスタッフ・プロモーション:03-5720-9999
THE NO EAR pre.「GIANT LOOP FES 2019」
2019/6/22 (土) 神金村神スタ広場
▼出演アーティスト
THE NO EAR/HAWAIIAN6/locofrank/dustbox/STOMPIN’ BIRD/OVER ARM THROW
HEY-SMITH/SPREAD/THE KNOCKERS/DRADNATS/THE FOREVER YOUNG詳しくはhttp://giantloopfes.com/
「FREEDOM NAGOYA 2019」
2019/6/23 (日) 愛知県名古屋大高緑地特設ステージ
TOTAL INFO.FREEDOM NAGOYA実行委員会 / RAD CREATION株式会社:052-253-5936
※THE FOREVER YOUNGは6/23(日)に出演いたします。
※入場完全無料。
※6/22.23(土日)の2日間開催。
「京都大作戦2019~倍返しです!喰らいな祭~」
2019/7/6 (土) 京都立山城総合運動公園太陽が丘特設野外ステージ
LIVE HOUSE BRONZE pre.「Odd Number Festival 2019」
2019/7/13 (土) Creative Center Osaka
SHIMA pre.「"BLAST" TOUR 2019」
2019/7/23 (火) 宇都宮HEAVEN’S ROCK VJ-2
/w SHIMA/IRabBits
2019/7/24 (水) 北浦和KYARA
/w SHIMA
「八食 SUMMER FREE LIVE 2019」
2019/7/28 (日) 八食センター駐車場特設ステージ
OTAL INFO.八食センター事務局:0178-28-9311
※THE FOREVER YOUNGは7/28(日)出演予定です。
PAN pre.「ヘイジツーマン2019~本気灼熱スーパーめっちゃバトル!~」
2019/7/29 (月) 仙台enn 3rd
/w PAN
TOTAL INFO.enn店頭:022-212-2678
「TRIANGLE’19」
2019/8/31 (土) 福岡シーサイドももち海浜公園地行浜ビーチ内特設ステージ
※2019/8/31,9/1の2日間開催(出演日程は後日発表となります)
3rd.single & DVD作品「ミッドナイトライナー」
2019年6月19日発売
SURCD-031 1800円(税抜き)1944円(税込み)
【CD 収録内容】
1.ミッドナイトライナー
2.泣けよ男だろ
3.現実逃避行
【DVD 収録内容】
2018年12月25日(火)@下北沢SHELTER
「FOREVER YOUTH SPECIAL~Xmas青春地獄~」のダイジェストを収録
「2018年12月25日」
1.さくらの時 2.YOUTH 3.君にしか 4.WORLD END
5.素晴らしき世界 6.GO STRAIGHT 7.HELLO GOODBYE
ライブ・イベント情報
<ミッドナイトライナー発売記念ライブ>
6月29日(土)久留米ウエポン
“ミッドナイトライナー久留米行き”
w/ クニタケヒロキ
7月4日(木)渋谷SHIBUYA O-WEST
“ミッドナイトライナー東京行き”
w/ locofrank / OVER ARM THROW
「REDLINE TOUR 2019 ~FOUR FISTS~」
2019/6/12 (水) 仙台enn 2nd
/w bacho/KOTORI/ハルカミライ
TOTAL INFO.GIP:022-222-9999
2019/6/13 (木) 恵比寿LIQUIDROOM
/w bacho/KOTORI/ハルカミライ
TOTAL INFO.ホットスタッフ・プロモーション:03-5720-9999
THE NO EAR pre.「GIANT LOOP FES 2019」
2019/6/22 (土) 神金村神スタ広場
▼出演アーティスト
THE NO EAR/HAWAIIAN6/locofrank/dustbox/STOMPIN’ BIRD/OVER ARM THROW
HEY-SMITH/SPREAD/THE KNOCKERS/DRADNATS/THE FOREVER YOUNG詳しくはhttp://giantloopfes.com/
「FREEDOM NAGOYA 2019」
2019/6/23 (日) 愛知県名古屋大高緑地特設ステージ
TOTAL INFO.FREEDOM NAGOYA実行委員会 / RAD CREATION株式会社:052-253-5936
※THE FOREVER YOUNGは6/23(日)に出演いたします。
※入場完全無料。
※6/22.23(土日)の2日間開催。
「京都大作戦2019~倍返しです!喰らいな祭~」
2019/7/6 (土) 京都立山城総合運動公園太陽が丘特設野外ステージ
LIVE HOUSE BRONZE pre.「Odd Number Festival 2019」
2019/7/13 (土) Creative Center Osaka
SHIMA pre.「"BLAST" TOUR 2019」
2019/7/23 (火) 宇都宮HEAVEN’S ROCK VJ-2
/w SHIMA/IRabBits
2019/7/24 (水) 北浦和KYARA
/w SHIMA
「八食 SUMMER FREE LIVE 2019」
2019/7/28 (日) 八食センター駐車場特設ステージ
OTAL INFO.八食センター事務局:0178-28-9311
※THE FOREVER YOUNGは7/28(日)出演予定です。
PAN pre.「ヘイジツーマン2019~本気灼熱スーパーめっちゃバトル!~」
2019/7/29 (月) 仙台enn 3rd
/w PAN
TOTAL INFO.enn店頭:022-212-2678
「TRIANGLE’19」
2019/8/31 (土) 福岡シーサイドももち海浜公園地行浜ビーチ内特設ステージ
※2019/8/31,9/1の2日間開催(出演日程は後日発表となります)
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