Nao Yoshiokaが切り拓くグラミー賞へ
の道
R&B・ソウル界の希望、Nao Yoshioka
オーセンティックなR&B・ソウルシーンにおいて、いま最もグラミーに近い日本人アーティストがNao Yoshiokaでしょう。3枚目のフルアルバム『The Truth』のリリース以降、彼女はアメリカに拠点を移し、現在も精力的に活動しています。『The Truth』はアメリカでも高く評価され、収録曲「I Love When」がビルボードのUrban Adlut Contemporaryチャートで最高32位を記録しました。
更には米国版ローリングストーン紙のレビューで「非の打ちどころのないネオソウル」と評価され、同ジャンルの日本人としては異例の評価を受けています。“ネオソウル”というとディアンジェロやマックスウェル、ジル・スコットなどが想起されますが、この界隈で日本人がグローバルに表立った評価を受けるのは極めて稀。実際、今までのところR&B・ソウルの部門で日本人がグラミー賞を受賞した例はありません。ノミネートすらも未踏の領域です。それゆえ、ローリングストーン紙クラスの権威に“ネオソウル”として評価されるというのは、快挙・オブ・快挙なのであります。シンガーならば誰もが崇拝するエリカ・バドゥやディアンジェロの背中が見えてきた。ちなみに以下はUrban Adlut Contemporaryチャートにランクインした時のラインナップ。
ここまで来たからには、本気でグラミー
を狙いたい。
クラウドファンディングのリターン内容や諸々の詳細はコチラからご確認を。以下は2016年のUSツアーの模様です。
ここまで読んでくださった方はきっとこの動画も観てくれるに違いない。どうぞご覧ください。余談ですが(余談でもないですが)、こちらは「Capital Jazz Fest 2016」の映像です。同フェスにはレイラ・ハサウェイやマーカス・ミラーといった、まさしくグラミー受賞者も多く出演しています。今年はグレゴリー・ポーターやジョージ・クリントン(!)もラインナップされていますね。グレゴリー・ポーターは観たいですねぇ。
話を戻しましょう。Nao Yoshiokaのグラミー受賞。絵空事でなく、リアルな未来として想像できる段階までは来ていると思います。個人的な願望を言わせてもらえば、本会を果たしたあかつきには今よりも更に海外のフェスティバルやライブイベントに呼ばれ、あわよくば日本で大々的な凱旋イベントを開催していただきたい。何人かゲスト(グレゴリー・ポーター級ならなお良し)も引き連れて。
■ Nao Yoshiokaプロフィール
NY仕込みのパワフルなヴォイスと表現力、ヒストリーに根ざしながらもレイドバックとは異なるモダンなテイストを兼ね備えた現在進行形ソウル・シンガー。2011年から単身NYへ渡りアポロシアターのアマチュアナイトで準優勝など実績を重ね日本に帰国。2013年の1st『The Light』はスマッシュヒットを記録し2015年には全米でもリリース。日本では同年2nd『Rising』でメジャーデビューを果たした。更に2016年にはアメリカの「Capital Jazz Fest」で2万人規模のメインステージに出演し、同年9月リリースの3rd『The Truth』ではアリシア・キーズらを支えた名プロデューサー/ライターたちと共作。2018年には米国のブッキングエージェンシー「Maria Matias Music」と契約し活動拠点をアメリカに移転すると『The Truth』を全米を含む世界でリリース。収録曲“I Love When”は、ビルボードUrban Adlut Contemporaryチャートにて32位を獲得するなど、世界標準のシンガーとして活躍中。
[関連URL]
・Makuakeプロジェクトページ「目指すは初のグラミーノミネート!Nao Yoshiokaのニューアルバム制作!」
https://www.makuake.com/project/naoyoshioka/
・Nao Yoshioka メッセージムービー「Nao Yoshioka 4th Album Crowd Funding Project」
Nao Yoshiokaが切り拓くグラミー賞への道はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
アーティスト
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。