この絵がキッカケで初の個展開催！H
KT48・小田彩加のお気に入りのイラス
トBEST3

ニューシングル「意志」をリリースしたHKT48。絵を描くことが趣味だという小田彩加にお気に入りのイラストBEST3を挙げてもらいました！実際のイラスト写真も掲載するので、より作品のイメージが伝わってくるはず。昨年の初個展に続いて、今年もぜひ開いてほしいですね。また、歌詞を聴いて高校時代の思い出が蘇ったという本作についてと、初めて会ったときのエピソードを交えながら語ってくれた指原莉乃との思い出も必見です!!

【1位】2018年の総選挙のポスターの背景
私は公約で自分の個展を開きたいっていうのがひとつありまして、それにちなんでまず総選挙のポスターの絵を描いたんですけど、初めて人に観ていただく絵だし、締め切りもあったので移動時間とかにもずっと描いて大変でした。でも、この絵は妥協したくない自分の気持ちがこもっていて。しかもこの後、夢だった個展を開くことができたんですよ！そういう意味ですごく思い入れのある作品。今の自分の原点になっている特別感のある絵です。
【2位】黒とオレンジと紫の絵
私の絵は、いつも色をいっぱい使って目がチカチカする感じのカラフルなものが多いんですね。でも、あえて挑戦のつもりで黒とオレンジと紫の3色だけで描いた絵。最初はどうなるのかなって思っていたけど、この絵を「好き」って言ってくださる方もいて、新たな引き出しを見つけられた気がして。もっと自由に表現していいんだってことに気付いて、これまで以上に絵を描くことが好きになった。自分の中では変わるきっかけになった絵なんです。
【3位】蝶々の標本を描いた立体的な絵
ピンで刺してある蝶々の標本とかあるじゃないですか。あれを絵で作ってみようと思って、自分で描いた蝶々をカッターで切ってから1個1個フレームにピンで刺した3Dの絵。遠くから観ると一瞬、本物の標本に見えるけど近くで観たら手描きの蝶々だったみたいな（笑）。平面から立体に挑戦した最初の作品。初めてだったからドキドキ感もあったし、カッターを使うとか細かい作業が苦手だから大変だったけど、個人的にすごく頑張ったなって思います。
■指原莉乃卒業への想いとニューシングル「意志」に迫る！
「意志」の＜人それぞれだ（アイディンティティ）＞＜真実はいつも多数決じゃない＞って歌詞を聴いたとき、高校時代の記憶が蘇りました。高3の頃、みんなが大学を目指している中で、私だけHKT48に入ることが決まって。すごく変な目で見られたし、先生もはっきり否定はしないけど「止めたほうがいいんじゃないか」って空気だったんです。でも、周りの言うことをあえて聞かないで突き進んだというか。あれが私の中では初めての“反抗期”だったんですよね。
実は指原（莉乃）さんに初めて会ったのも高校時代で、テレビ番組の企画で私たちの学校に来てくれたんです。で、その頃はまだHKT48に入るなんて考えていなかったけど、指原さんが「4期生に入りなよ」って言ってくれて。その言葉をずっと心に持って、当たって砕けろでオーディションを受けたんです。HKT48に入ってからも私はずっと指原さんの背中を見て支えにしていたから、いなくなるのは本当に悲しい。ぽっかり胸に穴が空いちゃうけど、それを埋められるよう、みんなで頑張っていきたいです。
文／若松正子