新天地へ電撃移籍したC;ON(シーオン)新体制で迎える今後の展望とは

新天地へ電撃移籍したC;ON(シーオン)新体制で迎える今後の展望とは

新天地へ電撃移籍したC;ON(シーオン
)新体制で迎える今後の展望とは

心機一転、事務所の移籍-C;ONの再スタートとは?

メンバー(左から):ナコ、栞音、絹井愛佳、聖奈、石橋佳子

移籍以来、それぞれメンバーのやりたい事
──事務所を移籍して心機一転、再スタートとなりますね。ひとりひとりの中で、この再スタートを機にやりたいことはありますか?
ナコ:全国ツアーをしたいですね。いまは都内の活動が中心となっていますが、私が山形の出身ということもあって、東京の皆さんだけでなくいろんな場所で観ていただければと思います。地元の近くでも出来たらうれしいです。
栞音:いまはライブハウス活動が多いのですが、これからは音楽フェスなどにも出られたらいいなと思います。C;ONの音楽はもともとはゆったりとした曲が多く、みなさんが静かにご覧になるものがほとんどでしたが、これからはもっとノリノリの曲も増えていくので、野外音楽フェスとかにも出られるようになったらいいなと思っています。
──いくつかのグループが出演する普通のイベントと、音楽フェスは、やはり違いますよね。
栞音:違いますね。いろんな人が見てくださるので、ジャンルを超えて音楽で繋がれたらいいなと思います。

絹井愛佳:今までは楽器とボーカルだけで皆さんに音楽を聴いてもらうという活動をしてきましたが、今回を機に新しいことにも挑戦して、いろんな人に観ていただきたいし、ライブでもその場にいる人を魅了して、そこからたくさんの人に広がっていって、より大きなステージに立ちたいと思います。
聖奈:私もフェスに出たいですね。それに私は、ユーフォニアムという楽器を担当していますが、まだまだ知られていない楽器だと思います。楽器担当がメンバーにいるというのもC;ONの魅力の一つなので、アイドルだけでなくいろんな分野の方が出演するステージに立ちたいと思います。それと、自分たちでアレンジをもっとできるようになって、即興演奏もやっていきたいと思います。
──ユーフォニアムは、4、5年前にアニメーションがオンエアされて、注目されましたね。
聖奈:はい。でも、私の周りではまだまだ知られていないマイナーな楽器かなと思います。ホルンやチューバに間違われたりすることもあるので、もっとアピールしていきたいと思っています!

──ユーフォニアムがメンバーにいるアイドルユニットって、他にはいませんものね。
聖奈:はい。この楽器のことも、もっと知ってほしいと思います。

──石橋佳子さんはどうですか?
石橋佳子:これから振付もついて、明るい楽曲が増えると思います。でも、見た目だけにとらわれないで、音を届けたいという気持ちをこれから先もずっと忘れずに演奏し続けたいですね。ライブハウスはアイドルの方が多いところで演奏しますが、クラシックの演奏会に呼んでいただけたら嬉しいですし、路上ライブなどしてみたいですね。C;ONのような存在は珍しいと思うので、いろんな人に魅力を届けたいと思います。

──楽器を持ちながらのパフォーマンスは大変ですよね。
石橋佳子:まだやったことがないですね。でも、マーチングの皆さんは楽器を持ちながらパフォーマンスもするので、私たちも頑張ればできます!

──楽器を持っていることだけでも目を引くし、何より、華やかですよね。
聖奈:C;ONはアイドルと名乗っているので、楽器は持たされているんでしょ、吹けるわけじゃないんでしょ、って誤解をされることがあります。でも実際に演奏すると「すごい!」「本当に吹けるんだ!」って驚かれます。C;ONはしっかり演奏できるんだよ、ってこともたまには披露できたらと思います。
──「持たされているんでしょ」って思った人がみなさんのプロフィールというか、経歴を見たら、びっくりしますよね。
石橋佳子:そうですね。小さいころから音楽を学んだメンバーがほとんどです。
C;ONメンバーは個性の塊
──現役音大生、多数のコンクール受賞歴、楽器歴14年、といったメンバーが多々いると思えば、現役の中学生も……。経歴も様々ですがキャラクターも様々ですね。お一人ずつ、どんなタイプなのか教えてもらえますか?
C;ON ナコ(piano)について

栞音:ナコは顔がちっちやくてスタイルがすごくいい。あとは、天然ですね。
ナコ:天然、って言われますけど、実は違います!
栞音:でも天然に見られることが多いですよね。
石橋佳子:天然に見せかけて、何か考えている感じ。しっかりしています。真面目だし。服にもこだわっていて、メンバーで一番おしゃれです。
聖奈:ピンクとか水色といったふわっとしたイメージに見られがちですが、本当はベージュや茶色や黒が似合う。意外に落ち着いていますね。
ナコ:はい。落ち着いたのが好きですね。地味です(笑)。
絹井愛佳:普段は落ち着いているイメージなんですが、本番になったら、ピアノを弾いている姿を隣で見ていると、いつもしゃべっている姿ではなくて、ギャップがあるなと思います。
ナコ:自分では、生活も派手なほうじゃなくて家に閉じこもりがち。でも派手なタイプに見られがちですね。

──最近の自分の中での流行はありますか?
ナコ:うーん、特にないかな……。
石橋佳子:コートを買うのが好きって言ってました。
ナコ:ファッションは好きですね。
栞音:プチプラのものを買っても、高い服に見せるのが上手です。
C;ON 栞音(vocal)について

──じゃ続いて、栞音さんについて教えてください。
絹井愛佳:一番話しやすいムードメーカーですね。
栞音:そうです(笑)。
聖奈:近づきやすそう。いちばん最初に声をかけやすい感じ。
石橋佳子:トークが上手で、いつも頑張ってくれていて頼りになります。
ナコ:自由奔放です。一緒にご飯を食べに行ったとき、いろんなメニューを頼んで、ひと口ずつ手を付けたかと思ったら「あとはどうぞ」って。かわいいなと思います。
栞音:だって、みんなもいろんなもの食べたいかなって思って。自分が食べたいから頼んでいるわけじゃないですよ(笑)。
ナコ:そうなの(笑)?

──これからはそういうことにしましょうか(笑)。では、栞音さんの最近の流行は?
栞音:お花見です。これまであまり花には興味がなかったんですが、最近、花が素敵だなって思えるようになりました。春だったら桜が素敵だし、夏になったらひまわり畑に行ってみたいですね。
C;ON 絹井愛佳(vocal)について

──続いて、愛佳さんのことを教えてください。
栞音:最年少の中学生なんですが、何でもできます。ダンスも上手だし、歌も上手。いつも喋れないって自分では言っていますが、喋らせるとかなりしっかり喋ります。テレビでのトークも「えっ? えっとぉ…」ってなりながらもガンガン喋っていきます。ホント何でもできます。メイクもどんどん上手くなって。いますね。C;ONは小学5年生のときからで、そのころはまだ、他のメンバーがメイクをしてあげていたんですが、今では自分でできるし、髪もしっかり巻きます。成長しました。
聖奈:大人っぽいですよね。8歳違うんですが、普通に同じ年の人と喋っているみたい。考え方も大人びているし、いろいろ細かいことまで考えていますね。周りのこともよく見ているし、気を遣ってくれます。
ナコ:誰かが髪形を変えると、いちばんに気づいてくれます。本当に周りのことをよく見ていますね。
栞音:あのときあの格好していたよね、とか。2年前に初めて会ったとき、この服着ていたよね、とか。
絹井愛佳:観察してると、覚えちゃうんです。
栞音:もちろん最初は全然大人っぽくなかったんですが、すごく成長しましたよね。いつも泣いていたのに。
絹井愛佳:うふふふふ。
栞音:佳子がいつも、愛佳にいじめられています。
石橋佳子:そうですね(笑)

──えっ、いじめるってどんなふうに?
石橋佳子:たとえば、横から私の髪の毛をわしゃわしゃわしゃってするんです。
聖奈:あと、愛佳は佳子に対しては人一倍いろいろ言いますね(笑)

──それは、懐いているということかしら?
石橋佳子:はい(笑)私はそう捉えています。
絹井愛佳:なんていうか、話しやすいし、楽しいんです。一緒に笑いあえるのが好きなんです。
ナコ:愛佳が、よく変顔をするんです。私や栞音はもう飽きちゃったんですが佳子は、いつも笑うから。
石橋佳子:愛佳ちゃんはギャップがすごいです。ライブではあんなにカッコいいのに、いちばん変顔が得意で。いつも面白い顔をしています。
聖奈:最近驚いたのは、動画の編集がうまいこと。プロ並みですよ。流行にも敏感で、アプリなどの情報にも早いから、C;ONは愛佳からブームが起きることが多いです。
絹井愛佳:友だちに「面白いからやってみなよ」って教えてもらうことが多いんです。
──じゃあマイブームもたくさんありそうですね。
絹井愛佳:動画投稿サイトのTikTokもマイブームですが、もう中2になるし周りもお姉さんのメンバーが多いから、自分でもメイクを変えてみたり、ファンの方からいただいたものを使ってみて、毎日違う自分を探すのが楽しいです。

現実主義な「聖奈」と宇宙人「石橋佳子」のキャラクターとは??
C;ON 聖奈(euphonium)について

──では、次は聖奈さんのことを教えてください。
栞音:見え方としてはキュートでアイドルっぽいのですが、いちばん現実主義ですね。理論が自分の中にちゃんとある。
絹井愛佳:何に関しても、いつも自分の意見を言ってくれたり参考になる意見が多いので、とても頼りになります。
ナコ:いい意味で賢い。頭がいいですね。考え方の筋が通っています。人の意見も柔軟に取り入れながら自分の意見も言うタイプです。私は自分の意見に固執してしまうので、聖奈のそういうところはすごいなと思います。

──大人ですね。
石橋佳子:じゃあ、ちょっと違う側面から。いちばん女子力が高いですね。いつもいい匂いがします。私は毎日、それなりな服装はしてもあまり気を遣わないんですが、聖奈はライブがない日でもしっかり身だしなみに気を遣っています。アクセサリーもたくさん持っていてネイルにも凝っていますね。
栞音:ファッションに関して探求心がありますね。
ナコ:それから、すごくマメ。私がテキトーに済ませてしまうことも、聖奈はちゃんとしていますね。朝もちゃんと起きてすごい。

──えっ、朝起きてすごい?
ナコ:あっ、時間に正確だということです。行動も早いですし、時間を区切って行動しているので予定がはっきりしていますね。
聖奈:予定が入っていないと、気になっちゃうんです。だから、休みの日でも何時から何時はこれをして、そのあと何時に待ち合わせで……という感じで、予定を埋めていきます。ダラダラしていると、夕方に病みます(笑)。

──「一日を無駄に過ごしてしまった!」って思うんですか?
聖奈:人生を無駄にした気がします(笑)。一人暮らしを始めてからなんですが、起きる時間や寝る時間のことを誰も言ってくれなくなって、すごく考えるようになりました。

──そんな聖奈さんの最近の流行は?
聖奈:ネイルの勉強をしています。資格を取ろうと思って。生まれ変わったら美容系の学校に行きたいと思っていたんですが、人生は1回しかないから両方やります。
C;ON 石橋佳子(A.sax)について

──最後になりましたが、石橋佳子さんについて教えてください。
栞音:宇宙人。
聖奈:やばい。
ナコ:やばいしか出てこないですね。普通じゃない。全部おかしい。
絹井愛佳:こわい。

──えっ?
聖奈:例えば、動画を自分で編集して提出するとき、食べかけのピザを映していたんです。意図が分からなくて、みんなで「怖い」って言ってました。

──良く言えば、芸術家らしい独特の感性の持ち主?
栞音:見た目は美人で、サックスもかっこいいのでクールなイメージがあるんですが、喋り方もほわほわしているし、つかみどころがないんです。
ナコ:サックスに関しては真面目でストイックなんですが、他のことはどちらかというとテキトーな感じです。
絹井愛佳:怖い(笑)。
聖奈:「変です」って自分で言うから、それも怖い(笑)。
石橋佳子:変わらないので、しょうがないですよね。うちの母もゆったりしているんです。遺伝みたいなものだと思います。
──お母さんも個性的なんですか?
石橋佳子:母を巻き込んじゃいけませんよね(笑)。父はとてもしっかりした人なんですが、母は宇宙人みたいな人なので、それを受け継いでしまったんだと思います。でも、音楽家ってそういうところありますよね? きっと聖奈ちゃんにもそういう面があると思います(笑)。
聖奈:えっ(笑)?
石橋佳子:逆に、音大には聖奈ちゃんみたいなタイプは少ないですね。個性的な人がとても多いので、音大の中では私は普通です!
──石橋佳子さんが今好きなものは?
石橋佳子:ひとりでYouTubeを見ているのが好きです。サックスプレイヤーのユッコ・ミラーさんが大好きで、何か参考になるかなと思ってみています。
──5人の個性がさまざまだなっていうことが、よくわかりました。
栞音:ステージに対しての意見はそれぞれが持っていますが、仲がいいので、普通にみんなでカフェに行ったりしています。
新しいC;ONを好印象に感じてもらいたい!!
──さて、これまでの3枚のシングルは、クラシックとJ-POPの融合というコンセプトがはっきりしていって、それはそれで新しいし面白いし、わかりやすかったとは思うんですけれど。ここからまた新たなスタートということで、それを超えてさらにもっと表現したいものがあるということでしょうか。
栞音:今までは結構クラシックの楽曲をアレンジしてやっていたので、パフォーマンスの面では、私達もポジションチェンジくらいしか動けませんでした。それをもっと、見た目にも楽しんでいただけるように、ダンスやフォーメーションチェンジを取り入れて、新しくいろんな人に楽しんでもらえるようなステージにしたいと思っています。

──音だけで勝負、ではなくて、ファッションやステージパフォーマンスすべてを含めた形で表現していくということですね。
栞音:そうです。五感に訴えていく作品とパフォーマンスを作っていきたいと思っています。
──とはいえやっぱり本格的に音楽を学んできた方が多いユニットだから、サウンドの面でもこだわりはありそうですね。
ナコ:両方やりたいですよね。今もそうですが、自分たちでアレンジをしていますし、初めての組み合わせで演奏をする場もあるので、そういう形で演奏を見せる場面と、ダンスやパフォーマンスの二面性を出していきたいと考えています。
聖奈:4月19日には、YAMAHA銀座スタジオで「SECOND MOVEMENT〜新生C;ONお披露目LIVE〜」というタイトルでワンマンライブを行います。
絹井愛佳:新しいC;ONをきっと好印象に感じてもらえるんじゃないかと思います。ぜひ観に来てくださいね。
TEXT 宮本ゆみ子

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