柚希礼音&ソニン共演 A New Music
al『FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜
』華やかで個性豊かな女優陣のビジュ
アル撮影現場に潜入!

過去に、これ程までに個性豊かな女優陣が揃った公演があっただろうか。

2019年1月、都内のスタジオにて、ブロードウェイの新進気鋭のソングライティングチームと日本の豪華クリエイティブチームによって生み出された、A New Musical『FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜』(以下『FACTORY GIRLS』)のビジュアル撮影が行われた。
本作は、世界に先駆け日本で先行上演するという異例の作品となる。物語の舞台は19世紀半ばのアメリカ北部。劣悪な環境の工場で働く女性たちが、自身の尊厳と労働環境の向上を求め、ペンと団結力を武器に闘う姿を描くヒューマンストーリーだ。日本版の脚本・演出は板垣恭一、主演に今年芸歴20周年を迎える柚希礼音、そして共演にソニンを迎える。ロックサウンド満載のパワフルでハートフルなステージになるという。
今回はビジュアル撮影の模様を柚希礼音、石田ニコル、清水くるみ、実咲凜音、ソニンの順で、写真たっぷりでお届けする。撮影の感想や作品への意気込みも伺ったので、各キャストからのコメントもお楽しみに!
力強く鋭い眼差しに漂う気品 柚希礼音
柚希礼音
昨年のソロコンサート『REON JACK3』で披露したドレス姿が記憶に新しい柚希だが、今回の撮影でも洗練されたデザインのドレスを颯爽と着こなしていた。トップバッターでスタジオ入りしたこともあり、撮影が始まって間もなくは少々緊張している様子が見られた柚希。しかし、撮影が進むとその表情からは次第に迷いがなくなっていく。
柚希礼音
一つひとつポーズを決める度、カメラマンから「綺麗!」「セクシー!」と声がかかる。挑戦的で力強い眼差しは、まるで一国の女王のようにも感じられた。モニターチェックでは、毎回必ずスタッフに交じり、真剣に写真を確認する姿が印象的だった。
■柚希礼音 コメント
『FACTORY GIRLS』は1800年代の工場のお話と聞いていたので、衣装がモードですごくかっこよくて驚きました。どういう感じで撮っていただこうかと悩みましたが、「衣装を身に着けた女性たちが並んだらきっと素敵だろうなあ」と想像しながら撮影に臨みました。モードでありながらも、時代を感じさせるものになると思います。
日本初演の舞台となりますので、今の日本の女性たちが自身に置き換え、強く立ち上がろうと感じていただけるような作品になればいいなと思います。
まるで絵画から飛び出してきたようなビジュアル 石田ニコル
石田ニコル
スタジオに登場するやいなや、「フランス人形みたい!」とスタッフたちから感嘆のため息が漏れた。それほどまでに、石田のビジュアルには非の打ち所がなかった。本業がモデルの石田は、惜しむことなくその本領を発揮。流れる水のように淀みなく次々と繰り出されるポージングは、さすがとしか言いようがない。
石田ニコル

撮影が終わった瞬間、カメラの前とは打って変わって、屈託のない笑顔でスタッフに駆け寄る様子が微笑ましかった。
石田ニコル
■石田ニコル コメント
ドレスが本当に可愛くて! デザインも一人ひとり全然違ったものになっていて、細かいところまで素敵な衣装なんです。衣装から世界観がつくり込まれているおかげで、ビジュアル撮影もすっと役に入り込むことができました。
私は舞台出演自体が2012年の『RENT』以来なので、正直すごく緊張もしていますが、座長の柚希さんを初めとして舞台の大先輩の方々と共演させていただくことが、大変光栄でお話しをいただいた時から一緒に一つの作品を創り上げていくことがずっと楽しみでいます。
『FACTORY GIRLS』では新しい自分の発見をして、新しい表現の仕方ができたらいいなと思っています。
持ち前の透明感で演じるピュアな少女 清水くるみ
清水くるみ
本作のキャスト陣の中で最年少だという清水の役柄のイメージは、ピュアで活発な少女。衣装も肩から袖口にかけてたくさんのフリルが施され、かわいらしい少女の印象を一層際立たせていた。
清水くるみ
清水が両手を胸の前に添えるポーズが特にかわいいとスタッフから評判で、カメラマンもよくそのポーズをリクエストしていた。椅子とテーブルを使った撮影では、気だるげに頬杖をつきながら、いたずらな表情も覗かせた。

清水くるみ

■清水くるみ コメント
役柄のイメージとして、10代後半の活発な女の子と聞いています。今、私は24歳なのでちょっと年は離れているのですが、自分の中で最大限のピュアなものをだしてみました(笑)
先日までミュージカルに出演していたのですが、その作品が5年ぶりのミュージカル作品だったんです。改めて、人前で歌うことってすごく努力しないといけないなと思いました。まだ秋まで時間があるので、今回は歌を頑張りたいです。共演者の皆さんはミュージカルのトップに立つような本当に素晴らしい方ばかりなので、足を引っ張らないように頑張ります!
優雅なドレスさばきでスタッフを魅了 実咲凜音

実咲凜音

穏やかな空気を纏って登場した実咲は、笑顔でスタッフと挨拶を交わした。撮影も後半に差し掛かったスタジオ内の空気が、ふっと柔らかくなる。撮影が始まって間もなく「髪飾りを付けたほうが良いのでは?」という意見が出たため、急遽ヘアバンドを追加する場面も。

実咲凜音
実咲の役柄のキーワードは「優しさ」。その穏やかな眼差しや口元で、見事に優しさを表現していた。祈りを捧げる姿は、聖母マリアそのものだ。立ち姿の撮影シーンでは、ドレスの裾を手に持ち華麗に舞う姿が見られた。元宝塚トップ娘役のあまりに優雅なドレスさばきに、カメラマンからは「撮っていて気持ちいい! つい撮りすぎちゃうよ(笑)」と言われる程だった。
実咲凜音

■実咲凜音 コメント

いざカメラマンさんの前に立つと、どう撮ろうかなと考えていたことよりも、その場の雰囲気によって気持ちを作ることができました。今回の撮影を通して、役のイメージが湧いてきた感じがしたんです。優しいマリア様のようなイメージとおっしゃっていただいたので、髪型もそのような役の優しさを出すようなものでした。そこに表情などをプラスして、お写真では優しさがにじみ出るような感じで伝わったらいいなと思います。
初演の作品に出させていただくというのは、とても光栄なことです。それに、柚希さんやソニンさんと共演させていただけるということも。柚希さんは宝塚の大先輩ですが、宝塚時代は作品でご一緒させていただくことはありませんでした。こうして違う世界でご一緒させていただけるというのは嬉しいですね。ソニンさんもいろんなミュージカルに出られていて、とてもパワフルな役者さん。歌やお芝居を見て、そう感じています。共演者の方々からいろいろなものを吸収し、その時代を生き抜いた一人の女性として存在できるよう、頑張りたいです。
一味違った闘う女で魅せる ソニン
ソニン
この日最後の撮影となったのは、先日読売演劇大賞優秀女優賞を獲得したソニンだ。明るくハキハキとした挨拶で登場したかと思えば、スタッフと打ち合わせが始まると、瞬時にその目つきが変わった。

カメラの前に立つと少しずつ手の位置や体の向きを変え、ベストな表現を探っている様子が伺えた。衣装を綺麗に見せるためにはどうすべきか等、自ら積極的にスタッフと意見交換しながら撮影は進んでいく。真剣な面持ちでモニターチェックをする一方で、自身のポーズを茶化して周囲を笑わせる場面も見られた。

■ソニン コメント
今回は現実を冷ややかに見ているような役なので、最初は「あまり派手にポーズをとらないほうがいいのかな」と思って撮影に臨みました。でも衣装やコンセプトがすごくアーティスティックだったので、後半は形に捕われず変化が出るようなポーズをとっていきました。ライティングもバリエーション豊かなので、いろいろと動きたくなってしまうんですけど、基本はボディや手に表情を付け過ぎず、存在感でピッと立っているようなイメージを心掛けました。
今まで革命を扇動するような役が多かったのですが、今回はその逆。ただ燃えるだけじゃなく、現実の冷たさや諦めといった雰囲気を出すことで作品のアクセントになれたらな、と。“闘う”と一言で言ってしまうと「また闘う女性?」と思われるかもしれませんが、これまでとは違うポジションなので、違う顔を見せられたらいいですね。
『FACTORY GIRLS』は工場で働く多くの女性にスポットを当てた話なので、フェミニスト部分が色濃くでてくるんじゃないかなと思っています。日本でそういった作品は少ないと思うので、これが何かしら明日に繋がる勇気になれば嬉しいです。

一人ひとり全く異なる魅力を持ち合わせた個性豊かなキャストたち。今回のビジュアル撮影は一人ずつ行われたが、本番の舞台では彼女らは同じ板の上に立つことになる。そのとき、はたしてどんな化学反応が起こるのか。幕が開く日を楽しみに待ちたい。

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