市川由紀乃、新歌舞伎座公演で島倉千
代子物語を演じるにあたり墓前報告

新曲「雪恋華」が好セールス中の市川由紀乃が、7月5日から18日まで大阪・新歌舞伎座で初座長公演<市川由紀乃特別公演>として第一部「島倉千代子七回忌 追善 人生いろいろ~島倉千代子物語~」、第二部「市川由紀乃オン・ステージ」を開催することになり3月31日、東京・北品川の東海寺大山墓地に眠る島倉千代子の墓前に同芝居を演じる報告を行った。

「この世の花」をはじめ、「東京だョおっ母さん」「人生いろいろ」など数々のヒット曲を放ち、2013年11月8日に他界した島倉千代子(享年75)。デビューのときから人気を集め、死ぬまで多くの日本人に愛され続けたが、その一方で波乱万丈の人生を送った国民的スター歌手の生きざまを後輩歌手の市川が演じる。

この日、初めて島倉の墓参りをした市川は、7月の初座長公演で島倉さんの歌手人生を演じる報告を行い、大ヒット曲「からたち日記」にちなんで「からたちの鉢植え」もそなえながら墓前に手を合わせた。同墓の後方には、からたちの木が2本植えられているが、市川が持参した「からたちの鉢植え」は、その場から持ち帰り、5月から6月にかけて花を咲かせ、実がなる7月の新歌舞伎座公演中の楽屋に飾り、「大きな実を実らせたい」としているそうだ。
そんな市川は、墓前に手を合わせた後、「ずっと前からお墓参りをさせていただきたいと思っていたのですが、今回、このようなご縁をいただき、お参りさせていただける喜びをひしひしと感じています。島倉さんは、自分が歌い手を志していたころから尊敬していたあこがれの方でして、そんな大先輩の島倉さんを演じさせていただけるとは夢にも思ってもいませんでした。ようやくお墓参りが実現して、いまはとてもすがすがしい気持ちです」と笑顔を見せた。

墓前には「7月の新歌舞伎座公演では、自分ができる限り精いっぱい島倉先輩を演じさせていただきますので、ぜひ見守っていてください。そして、ぜひお力を貸してください」とお願いしたという。また、「こんな自分でいいのかなという思いもありますが、この役をやらせていただけるのは大変光栄なことです。いままで映像や本なども見て島倉さんのことを自分なりに少しは知っているつもりですけれど、今回、演じさせていただくにあたって、島倉先輩の生きてこられた人生をより知ることができるので、その思いをお越しくださるお客さまにお伝えできたらいいなと思っています」と話していた。島倉との共演は3回あり、「2回目にラジオの公開番組で共演させていただいた際、『頑張ってね』と、優しく微笑んでくださった笑顔とお言葉が特に印象に残っています」。
芝居の中では、かつて結婚していたプロ野球・阪神のスター選手、藤本勝巳さんとの挙式シーンでウエディングドレス姿も初披露するそうで、「いつまでも少女のように可愛らしく、真っ白なお心をもった方だったので、そんな一面も出せたら…」と張り切っていた。

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