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【color-code インタビュー】
今だからこそ見せられる
最強のcolor-code

2013年に3,000人のエントリーの中から選出された3人組エンターテインメントグループ・color-code。さまざまな楽曲で個性を発揮させる彼女たちが今目指すものと、今だからこそ抱くグループへの想い、そして4月に東阪で開催する対バンライヴへの意気込みを語ってもらった。

個性はぶつかるものではなく
受け入れるもの

――2013年にデビューしてから6年が経ちましたが、今改めてこの6年を振り返り、どんなことを思いますか?

MAKO:
デビュー当時は自分たちの個性を前に前に押し出さなくちゃいけないと思っていたんです。それが3人ともまったく違うものだからこそ、ぶつかり合うことが当たり前だったんですよね。でも、“それってグループとしてはどうなんだろう?”と思っていたんですよ。そんなモヤモヤを抱えながら活動を重ねていくうちに、それぞれの違う個性を受け止めるだけじゃなくて、しっかりと受け入れるようにしようと思うようになったんです。それから試行錯誤を重ね、6年目にしてやっとグループとして良いバランスになってきたように感じています。

――確かに、デビュー当時にインタビューをした時はみなさんもっと強さが滲み出ていましたよね。でも、今は良い意味ですごく柔らかくなったって感じるんです。

NANAMI:
私たちも、そう思います(笑)。最初はプロデューサーありきで企画色も強かったので、自分たち自身がどう進んでいいか、何を選んでいいか分からなかったんですよね。でも、最初の1年が過ぎたあたりから自分たちで考えて行動するようになって…もちろん間違えることもあるけど、自分たちで責任を背負うようになったんです。そこでのスタッフさんたちの協力は必要不可欠でしたが、先頭に立つのは私たち3人なんだと思うようになったんです。それくらいから責任感を持ちながらも、良い意味で全員が肩の力を抜いてパフォーマンスができるようになったんですよ。

MARISA:
正直なところ、最初はみんなキャラクターを作っているところもあったんですよ。デビュー当時、私は髪の毛を青く染めていたんですけど、根は暗いし、イケイケなキャラじゃなくて(笑)。だからこそ、そのビジュアルと内面がまったくリンクしていないことにストレスもあったんですよね。でも、それから“自分らしくとは何なの?”かということを徹底的に追求して、2016年あたりから自分らしくやれるようになって、“MARISAらしさ”を理解し、ちゃんとアウトプットできるようになってきたんです。
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――今になって、それぞれが新しいスタートラインに立っているのかもしれないですね。とはいえ、今までの期間は絶対に必要なものだったんでしょうね。

MARISA:
そう思います。この5年間の間に解散の危機もあったけど、それを選ばずにここまでこられたのは、“自分はそれでいいのか”と毎回思っていたからなんです。そうやって踏み止まった時間を過ぎた今、もう辞める理由が見つからないんですよね(笑)。

NANAMI:
MARISAがこの6年で一番変わったかもね。

MARISA:
影響されやすいからね。つい先日まで舞台に出演していたので、今はついつい熱くなるタイプになっています(笑)。

NANAMI:
でも、今のMARISAはすごく楽しそうにしているので、すごく成長したんだなぁって思っています。

――お話を聞いていると、4月の主催ライヴ『color-Scramble Tour 2019』はこの3人がすごく良い状態の中で開催になるんですね。

NANAMI:
はい。今はライヴの中身を詰めている最中なんですが、ひとつだけ決めているのが、“去年の11月のライヴ『color-box ~ 超ワンマン 2018 ~』よりも成長した、変化したライヴを見せる”ということで。『超ワンマン』の時は、3人それぞれの個性を重視したライヴを作っていたんですが、今回はMAKO、NANAMI、MARISAの3人だからこそ見せられるもの、この3人でいる意味を提示できたらいいなと思っているんです。私たち、“color-codeって何がしたいの?”って言われるのが一番嫌なんですよ。なので、私たちがしていきたいことを全て提示できていけるようなライヴをしたいと思っています。

MAKO:
あとは、私たちの個性の先を見せたいんですよね。3人でやっているからこそ、誰かひとりがメインディッシュとなった時に、他のふたりはすごくいいスパイスでありたいんです。それが3パターンもあるのって、すごく良い強みじゃないですか。さらに、私たちのキャラクターをちゃんと歌詞と楽曲に乗せていけるようなライヴにしたいと思っています。

MARISA:
去年開催したワンマンライヴでは、歌以外のところで個性を出そうと、私は大好きでやっているコスプレを披露したんです。さらにMAKOは得意分野である絵でライヴペイントを披露したり。そんな個性がありながらも、この3人を歌という枠にはめた時にどう見えるかということにフォーカスできていなかったなと思っていて。今はそれを見せられる段階に来たので、ライヴでさらにパワーアップしたcolor-codeを楽しんでもらえるかと思います。
MAKO

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MAKO
NANAMI
MARISA

OKMusic編集部

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