稲垣吾郎「ゴロウ・デラックス」最終
回でもSMAP「オレンジ」流れる

 稲垣吾郎が28日深夜放送のTBS系『ゴロウ・デラックス』に出演。SMAP時代の自身の立ち位置を率直に語った。このなかでBGMとしてSMAPの楽曲「オレンジ」が流されたことにネット上のSMAPファンが歓喜の声を挙げている。

 この日が最終回の放送で、ノンフィクション作家の沢木耕太郎氏をゲストに招いた。25年分のエッセイをまとめた著作『銀河を渡る』について紹介していた沢木氏だったが、稲垣に25年前のことを尋ね、「20歳くらいか?」と聞いた。

 肯定した稲垣は「ちょうどデビューの、そうですね、2年前に解散しているんで、ちょうどデビュー当時です」と応じた。

 デビューから25年、沢木氏は「膨大な時間? あっという間?」と聞き、稲垣は考える表情をしながら「長いようで短いようで…言い方しかできないんですけど…」と受け止めた。

 さらに、沢木氏からSMAP時代の所作について尋ねられた稲垣は「独特な緊張感があったので、やっぱりグループというのは」と話し、沢木氏は「それ面白いね。あなたがよく緊張感って言ってるけど、僕らはグループとしての緩やかな安定感というのがあるだろうと思っている」と返した。

 これに稲垣は「本当に思ってたことなので、なんだろうこの緊張感…グループにいるってこと自体が、そこにいさせてもらっているというか」とSMAP時代に感じていたことを語っていく。

 続けて稲垣は「僕、よく言ってたんですけど、大企業に勤めていた感じで」とすると、沢木はその感覚は稲垣独特のものかを聞いた。

 稲垣は「独特だと思います。自分の一部と思ってた人もいると思いますし、年上がいたり、下がいたりとか」と年上の中居正広、木村拓哉、年下の草なぎ剛、香取慎吾がいたことを語り、「自分で中間管理職って言ってたんですけど」と笑顔を見せた。

 そして、「置かれる自分の立場とか、求められるキャラクターとか、ポジションみたいなものが緊張感があったのかもしれない」とSMAP時代の自身の立ち位置に触れた。

 ゲストのはずの沢木氏がいつの間にか稲垣から話を引き出しており、稲垣は「僕がゲストみたいになっちゃってますね。気持ちよくしゃべっちゃう」と苦笑いで沢木氏に感心していた。

 このトークにSMAPファンから多くの反響の声が挙がっているが、沢木氏の『銀河を渡る』の出版元である新潮社の「新潮社出版部文芸」のツイッターアカウントも反応。29日、「昨晩のゴロウデラックス、収録に立ち会ったにも拘らず食い入るように見ちゃいました。SMAP世代としては胸が熱くなる場面もあり…」とつぶやいた。

 さらに、番組中にはBGMとしてメロディだけだったがSMAP楽曲「オレンジ」が流された。中居正広が出演していた27日深夜放送の日本テレビ系『ナカイの窓』の最終回でエンディングで流れた楽曲であり、2日続けての登場にSMAPファンは歓喜の声を上げている。

 ツイッター上には「オレンジ、泣きそー」「ゴロウデラックスの最終回でもオレンジが流れた! これは偶然なのかなぁ?」「ナカイの窓も ゴロウ・デラックスも 最後はオレンジかよー」「局は違えどスタッフさんの気持ちはみんな同じなんだろうなぁ」などのコメントが投稿されている。

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