斎藤工、共演の松田聖子の第一声に感
動 「鼓膜がとっても幸せな気持ちに
」
本作は、日本のラーメンとシンガポールのバクテー(肉骨茶)という両国のソウルフードをモチーフに、家族の絆を描いた人間ドラマ。斎藤演じる主人公・真人は、父の死をきっかけに、幼い頃に亡くしたシンガポール人の母の日記を見つけ、両親の足跡を追ってシンガポールに渡る。松田は、真人にシンガポールを案内するフードブロガーの美樹を演じた。
松田との初共演について「撮影中もずっと光栄で幸せでした」と話す斎藤に対し、松田も、「3月9日の初日舞台あいさつには、私はコンサートで伺えなかったのでずっと気になっていました。きょう斎藤さんとご一緒できてとてもうれしいです」と笑顔を見せた。
斎藤は「本読みで聖子さんの第一声を聞いた時は鼓膜がとっても幸せな気持ちになりました」と告白。松田も「私も久しぶりの映画だったので、ちょっと緊張していたのですが、最初から斎藤さんに引っ張っていただき、斎藤さんの演技につられてできました」と感謝の気持ちを伝えた。
またエリック・クー監督が松田の大ファンであったことが紹介されると、斎藤は「エリックだけじゃなくてシンガポールのスタッフ全員。クランクアップの日には自宅からCDを持ってきて、ジャケットに『サインしてください』と列ができていました。ずっと我慢していたから、思いがあふれいてました」と裏話を披露。松田も「びっくりしました。それまで皆さんすごく普通にお仕事されていたので、『えーっ!?』と思いました」と話し、笑いを誘った。
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