ゴッホ《ひまわり》に続き、フェルメ
ール、ターナー、モネらの作品14点が
日本初公開 『ロンドン・ナショナル
・ギャラリー展』

2020年3月3日(火)~6月14日(日)に、世界初となる『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』が、国立西洋美術館で開催される。
ロンドン中心部、トラファルガー広場に面して建つ世界屈指の美の殿堂、ロンドン・ナショナル・ギャラリー。西洋絵画に特化し、粒ぞろいの質の高いコレクションで多くの人々を魅了し続けている。しかし、同館はその多くを常設展示しているため作品の貸出に極めて厳しく、英国外で所蔵作品展が開かれたことは、200年近い歴史の中で一度もなかった。本展は、イタリア・ルネサンスからポスト印象派にいたる選りすぐりの傑作約60点を通じ、英国とヨーロッパ大陸の美術における相互関係や、同国における美術品収集の歴史をひもとく。全作が初来日となるこの機会は、まさに歴史的な展覧会といえるだろう。
開催まで残り約1年となったタイミングで、今回、ゴッホ《ひまわり》に続く14作品の情報が発表となった。
1:ヨハネス・フェルメール 《ヴァージナルの前に座る若い女性》
2:クロード・モネ 《睡蓮の池》
3:ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 《ポリュフェモスを嘲るオデュッセウス》
4:カルロ・クリヴェッリ 《聖エミディウスを伴う受胎告知》
5:レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン 《34歳の自画像》
6:パオロ・ウッチェロ 《聖ゲオルギウスと竜》
7:アンソニー・ヴァン・ダイク《ティンベビー卿夫人エリザベスとアンドーヴァー子爵夫人ドロシー》
8:カナレット (本名ジョヴァンニ・アントニオ・カナル) 《ヴェネツィア:大運河のレガッタ》
9:ディエゴ・ベラスケス 《マルタとマリアの家のキリスト》
10:バルトロメ・エステバン・ムリーリョ 《窓枠に身を乗り出した農民の少年》
11:ピエール=オーギュスト・ルノワール 《劇場にて(初めてのお出かけ)》
12:フランシスコ・デ・ゴヤ 《ウェリントン公爵》
13:ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《ノリ・メ・タンゲレ》
14:ジョシュア・レノルズ 《コーバーン卿夫人と3人の息子》
ヨハネス・フェルメール 《ヴァージナルの前に座る若い女性》 1670-72年頃 油彩・カンヴァス 51.5×45.5cm (c)The National Gallery, London. Salting Bequest, 1910
クロード・モネ 《睡蓮の池》 1899年 油彩・カンヴァス 88.3×93.1cm (c)The National Gallery, London. Bought, 1927
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 《ポリュフェモスを嘲るオデュッセウス》 1829年 油彩・カンヴァス 132.5×203cm (c)The National Gallery, London. Turner Bequest, 1856
レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン 《34歳の自画像》 1640年 油彩・カンヴァス 91×75cm (c)The National Gallery, London. Bought, 1861
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《劇場にて(初めてのお出かけ)》 1876-77年 油彩・カンヴァス 65×49.5cm (c)The National Gallery, London. Bought, Courtauld Fund, 1923

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