“アート” “音楽” “食”を楽しむ
総合芸術祭『Reborn-Art Festival 2
019』詳細を公開 草間彌生、浅野忠
信ら参加アーティストも発表に

昨日・3月25日(月)都内にて、『Reborn-Art Festival 2019 開催概要発表会』が行われた。
実行委員⻑の⻲山紘石巻市⻑と小林武史、アート作品展示エリアのキュレーションを担当する島袋道浩、豊嶋秀樹、有馬かおる、ワタリウム美術館の和多利恵津子・浩一、中沢新一、フードディレクターを担当するジェローム・ワーグ、原川慎一郎が登壇した。
キュレーターからは、各エリアのテーマとコンセプト、そしてアート作品を展示する参加アーティストが発表され、草間彌生、浅野忠信、ザイ・クーニンらがラインナップ。また、58日間のオープニングを飾る音楽イベントが8月3日(土)・4日(日)に石巻市総合体育館にて開催されることや、2017年に第1幕を上演したポストロックオペラ『四次元の賢治』の完結版の上演、作品鑑賞パスポートの前売り引換券の販売スタートなど、開催に向けて続々と詳細が決定した。
なお、『Reborn-Art Festival 2019』のボランティアサポーター「こじか隊」と、開催地域在住の人を対象としたアルバイトスタッフ(有償)を募集しているとのこと。

名誉実行委員長 村井嘉浩 宮城県知事からのメッセージ
2017年に続き、「リボーンアート・フェスティバル2019」が宮城県で開催されることになり、大変嬉しく思います。
2017年の祭典は、東北初となる「アート」「食」「音楽」の総合芸術祭として、全国から多くの方々が宮城県・石巻地域を訪れ、東
日本大震災からの復興の姿を広く発信することができました。
今回の祭典では、作品展示エリアの拡大をはじめ、新たな試みを取り入れており、前回以上にアートや音楽の力が、人々の生きがい
や将来の夢へつながる「心の復興」に向けた大きな力となるものと強く感じております。
皆様、更にスケールアップした「リボーンアート・フェスティバル2019」へ是非足をお運びください。

実行委員長 亀山紘 石巻市長からのメッセージ
第2回目の開催となります「Reborn-Art Festival 2019」では、6エリアごとの特色ある企画が予定されており、前回とは一味違った総合
芸術祭として、準備が進められています。
本市は、豊かで素晴らしい自然、食材、そして地域に脈々と伝わる先人たちの知恵など、多くの魅力を秘めています。その魅力と芸術
とが融合し、本市に、また新たな魅力が生まれるものと、私自身、今から開催を楽しみにしています。
関係者一丸となって万全の態勢でお迎えできますよう、鋭意取り組んでまいりますので、どうぞ本芸術祭に足をお運びください。

テーマ『いのちのてざわり』
自然の猛威による未曾有の震災が残した爪痕はいまもまだ東北のあちこちで散見できる。
それを単純にと形容することには躊躇いがあるにせよ、そこから転じたが『Reborn-Art=人が生きる術』
をキーワードとするこの芸術祭を形作ってきたのは確かだ。
2017年の第1回ではアートを媒介にして人の想いや繋がりが新たにさまざまに生まれていった。
来たる2019年の第2回は『いのちのてざわり』をテーマに掲げようと思う。
暴走する経済をはじめとした現代社会の状況は、人が生きることの本質からどんどん遠ざかりつつあるように見える。
石巻でしか生まれ得ない「いのち」という我々の根源に深く触れることのできる作品を、そこで新たなをみつける未来
に向けたダイナミズムを、ぜひ体感していただきたい。
Reborn-Art Festival 実行委員長 小林武史

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