3LDK「Musical Showcase 2nd」開催!
 植原卓也、平間壮一、水田航生がミ
ュージカルのヒットナンバーを熱唱

2019年3月11、12日(月、火)、東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて植原卓也、平間壮一、水田航生によるライブイベント「3LDK presents MUSICAL SHOWCASE2nd」が開催された。
このイベントは、動画メディア・ストラボ東京で配信されている植原、平間、水田によるWeb番組「3LDK」で企画され、2017年に行われた第1弾に続くイベント。3人での活動はその合間にも『TIME 3LIP(タイムスリップ)』など開催されてきたが、今回のイベントは文字通りミュージカルのナンバーを歌い上げる内容となっている。
清水くるみ、島ゆいかをゲストに迎えた今回、アンコールを含めた全12曲を披露。日本未上陸のミュージカル『Hamilton』のメインテーマ「The Schuyler sisters」で幕開けると、「A Whole New World」(「アラジン」)では平間と清水が恋する男女のように手をつなぎ甘く歌い上げ、「愛はいつも愚かなもの」(『SONG WRITERS』)は水田と島が逆にすれ違いの男女を目線を合わせる事なく切なく、「Step too far」(『アイーダ』)は植原と女性2人で国と人生をかけた三角関係を歌の力で表現した。
清水くるみ、平間壮一
島ゆいか、水田航生
短めの挨拶をはさんだあと、水田は「君住む町」(『マイ・フェア・レディ』)を懐かしさも交えつつ、清水は「間違いだらけの女の歴史」(『Kinky Boots』)に挑戦。本役への憧れも感じさせながらパワフルに歌う。さらに植原、平間、水田が3人で「Everybody Say Yeah」(『Kinky Boots』)を楽しく歌うと、会場からも思わず手拍子が沸き起こった。

植原卓也
平間壮一
水田航生

3LDKならではのほっこりユルユルしたトーク(笑)をはさみ、後半はグランドミュージカルのコーナーへ。まもなく本番が始まる『エリザベート』にエリマー役で初出演する植原が「キッチュ」をまるでルキーニのように色気と邪心を交えながら観客をとりこにする。『モーツァルト!』からは「愛していれば分かりあえる」を水田と清水で想いが溢れ出すかのように、また平間がやさしさにあふれた歌声で「僕こそミュージック」を歌うと大きな拍手が。本編最後は全員で『レ・ミゼラブル』の「民衆の歌」を披露し拍手喝采を浴びた。
そしてアンコールは『SONG WRITERS』のメインテーマ。最後まで笑顔が絶えないステージとなっていた。

これまで様々な3LDKのイベントを観てきた。3LDKといえば歌もさることながらダンスパフォーマンスに長けた3人というイメージだった。が、今回3人の歌唱力がぐんと成長していた事に驚きを隠しきれなかった。もちろんさらなる努力が必要ではあるだろうが、近い将来、今回歌った作品に出演していてもおかしくないところまで来ていると実感した。その一方で本来の3LDKらしい3人の和やかムード、ファンとの距離感の近さは今も変わっておらず、ほっとさせるものだった。
次回の「Musical Showcase」では「次のナンバーは僕が出演した~」という前振りがさらに増えている事を期待してやまない。
取材・文=こむらさき 撮影=オフィシャル提供

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