宝塚歌劇団花組・男役トップスター明
日海りお、2019年11月に退団を発表

宝塚歌劇団花組の明日海りおが、2019年11月24日の東京宝塚劇場公演千穐楽を以て退団することが、2019年3月12日に発表された。

明日海りおは、2003年3月に宝塚歌劇団に89期生として入団し、月組公演『花の宝塚風土記／シニョール・ドン・ファン』で初舞台を踏んだ。月組に配属され、2008年にバウ・ワークショップ『ホフマン物語』で、バウホールで初主演、2011年には『アリスの恋人』で、バウホール単独初主演した。また、『ロミオとジュリエット』や『ベルサイユのばら－オスカルとアンドレ編－』など、多くの人気作品にも出演した。
その後、2013年3月25日付で花組へ組替えし、2014年5月に花組トップスターに就任。同年、3度目の出演となる『エリザベート－愛と死の輪舞－』で、大劇場トップお披露目公演を行った。明日海が主演し、2019年4月28日(日)まで上演される、祝祭喜歌劇『CASANOVA』は千穐楽が全国各地の映画館でライブ中継が決定した人気公演だ。

退団公演は『A Fairy Tale －青い薔薇の精－』『シャルム！』(2019年8月23日(金)～9月30日(月)宝塚大劇場／2019年10月18日(金)～11月24日(日)東京宝塚劇場)。明日海は、オリジナルミュージカル『A Fairy Tale －青い薔薇の精－』では青い薔薇の精を演じ、『シャルム！』では華やかで気品溢れるレヴューを行う。