様々な音楽要素をミックスし、新たなPOPサウンドを生み出すofficial髭男dismに迫る!

様々な音楽要素をミックスし、新たなPOPサウンドを生み出すofficial髭男dismに迫る!

様々な音楽要素をミックスし、新たな
POPサウンドを生み出すofficial髭男
dismに迫る!

ユニークなバンド名に込められた願いとは…?

「official髭男dism(オフシャルヒゲダンディズム)」の愛称はヒゲダン。
オリジナリティ溢れるこのバンド名の由来にはある想いがありました。
髭の似合う年齢になっても(年をとっても)誰もがワクワクするような音楽をこのメンバーでずっとやり続けていきたい。
バンド名には、そんなメンバー4人の強い願いが込められているそうです。
好きなジャンルがばらばら!?
才能溢れるメンバー紹介
・藤原聡(ボーカル、キーボード、パーカッション、プログラミング担当)
高校生の時は吹奏楽部でパーカッションを担当していたということもあり、リズム感抜群。
ジャンルの違う2つのバンドを掛け持ちし、ドラマーとして活躍していました。
その後、official髭男dismで初のバンド・ボーカルをやる事に。
また、official髭男dism作詞・作曲は藤原が担当しています。
大学卒業後は地元で就職した藤原は、2年間営業マンとして社会人生活を経験しています。
その経験が生かされている楽曲も多い。
好きな音楽のジャンルはモータウン、ブラックミュージックやソウル、メタル系など。
また、リスペクトしているアーティストはスティーヴィー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、ブルーノ・マーズなど。
・小笹大輔(ギター、コーラス担当)
工業系の専門学校で「カオス理論」という難しい研究をしていた小笹は、自身のエフェクターを自分で作ったり、改造する事も得意で猫好きだそう。
好きなジャンルはメロコア・パンク系。
ギターを始めたきっかけはHi-STANDARD
・楢崎誠(ベース、サックス、コーラス担当)
父親がジャズミュージシャンで小さい頃から音楽に囲まれて育った楢崎は、音楽の教員免許を持っています。
好きな音楽はジャンル問わず幅広くを聞くそう。
また、料理をする事も好きでプロ並みの腕前だとか!
・松浦匡希(ドラム、パーカッション、コーラス担当)
中学生の頃に剣道で初段を取るほどの強さで、趣味は釣り。
また、アニメの知識がとても豊富だということです。
音楽的センスが光るofficial髭男dismの楽曲を分析!!
official髭男dismの楽曲はポップさはぶれないけれどそこに、新しいサウンドを感じます。
それは、ピアノポップという中心軸の周りにあるメンバーそれぞれの好きなジャンルが音が個性となり混ざり合っているからではないでしょうか。
そんなofficial髭男dismの楽曲を今回はいくつか解説していきます!
Tell me baby
半音ずつあがっていくコード進行と強いアタック音から曲が始まります。
また、マイケル・ジャクソンを連想させる「Wow」というかけ声も。
イントロだけで、これからなにか楽しいことがはじまる予感がします。
おしゃれなコード進行を繰り返していることや、クラブハウス系の音とリズムで思わず踊り出したくなります。
インディーズ時代のOfficial髭男dismの楽曲はポップさが強かったですが、今までの楽曲とは印象が違い、歌詞もサウンドもムーディーでとても大人な夜の雰囲気漂う楽曲です。
Stand By You

ボーカル藤原がゴスペルのようなみんなで歌っている空気感を出したい!
という想いがあり、コーラスはメンバー全員で様々な音程を重ねています。
また、ゴスペルの特徴でもある、かけ声や手や足を使ってリズムを取る手拍子などの音も盛り込まれています。
シンセサイザーの音とゴスペル要素溢れるコーラスやリズムが特徴的な楽曲です。
愛なんだが...。

裏拍でハイハットを刻むドラムとメロディーぽいベースから始まり、ピアノが途中からグリッサンドしてドラマティックに入ってくる。
(鍵盤を一気に流れるように音を鳴らす奏法)Aメロは裏拍のリズムできざむピアノは歯切れよい。
サビに入るとシンセの音がメロディーは流れるように運んで行く。
初めは、「愛なんて信じてない」という恋人の言葉にあまりの衝撃に思考回路停止中の主人公が淡々している様子。
しかし、終盤にいくにつれて自分の愚かさに気づき、恋人に伝えたい事が溢れ出て来た主人公が恋人の元に駆け出す姿が見えてくるような気持ちの変化が見える恋愛ドラマを見ているような楽曲。
相思相愛

ピアノバラードのこの曲のイントロは、まあるいピアノの音と切ないメロディーは小さくはねるようなリズムで奏でています。
サビに向かって後悔を叫ぶ切ない歌詞とサビのギターの哀愁漂うメロディーのようなフレーズが余計に胸を締め付ける。
後悔と別れのラブソングです。
異端なスター
ピアノの伴奏にかぶるようにノイジーなエフェクトが懐かしさを醸していたかと思えば、今度は真逆の宇宙を感じさせる近未来的な音が。
タイムマシーンに乗って時空を超えているような音の先にたどり着いたのは、いつもさえない日常を過ごしている嘆いている主人公たちのもと。
もしくは自分のこと。
「ねぇ、聞いて」と呼びかけるは主人公(自分)たちはいつも人と比べてはひねくれている。
そんな主人公たち(自分)に「怖がらずに どうか叫んで 歌って」と背中を強く押すような応援ソング。
SWEET TWEET
イントロからワクワクするような始まりで、テンションがあがります。
ピアノが奏でるアップテンポなリズムとギターのリフ。
曲の途中に入る手拍子。
とにかく音がキラキラしていて、盛り上がる曲。
まさに今恋している!そんなドキドキや幸福感を歌うラブソングです。
新しいJ-POPを生み出し続けるofficial髭男dism
3月からライブ続きのofficial髭男dism。
6月からは単独ツアーが始まります。
そして夏には、2018年にメジャーデビューしてまだ、1年も経たないという驚異的早さで自身初となる「日本武道館」でライブ公演が実現!!
上京後は共同生活をしているという仲良しバンドofficial髭男dismの成長した姿に注目です。
TEXT aoi

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