梶裕貴＆中村悠一「PSYCHO-PASS」第
3期W主演の喜び爆発　キャストは「全
員主役級」!?

「PSYCHO-PASS サイコパス 3」制作決定　「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3『恩讐の彼方に＿＿』」が3月8日、全国86館で封切られ、主演の関智一、塩谷直義監督が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶に出席。さらに、「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズのテレビアニメ第3期「PSYCHO-PASS サイコパス 3」の制作が発表され、メインキャストを務める梶裕貴、中村悠一がサプライズ登場した。

　第3期「PSYCHO-PASS サイコパス 3」は、刑事課一係の監視官である慎導灼（しんどう・あらた）と炯（けい）・ミハイル・イグナトフがダブル主人公となる。シリーズ過去作から引き続き、第3期も手がける塩谷監督は「監視官2人のバディもの」と説明。さらに関は「僕（狡噛慎也）も何かしら出ますから」と明かすも、「（狡噛は）今回の『Case.3』で死にますから（笑）。（第3期は）伝説の執行官として語り継がれる」とジョークを飛ばし、「死にません！」と一斉にツッコまれていた。

　第3期のキャストについての話題も上がり、関は「盤石のキャスティングなんですよ。この2人が主役なのも盤石ですけど、誰ひとり変な人が混ざってないっていうね（笑）」と笑いを交えて、太鼓判を押す。アフレコは既にはじまっており、炯・ミハイル・イグナトフ役の中村は「収録で一番印象的だったのが、ガヤが難しいんですよね。『ガヤ録ります』っていうと、全員主役級みたいな人が立ち上がる（笑）」と明かし、慎導灼役の梶も「誰がしゃべっても目立ってしまう（笑）」と同調する。

「PSYCHO-PASS サイコパス 3」ビジュアル(c)サイコパス製作委員会　「PSYCHO-PASS」の印象を問われた梶は、「僕はゲーム版の『PSYCHO-PASS』に出演させていただいていて、そのなかでオーディションのお話をいただきました。『PSYCHO-PASS』という作品が好きだし、役者としてお芝居をしてみたい作品だったので、うれしかったです。（オーディションに合格するのは）なかなか難しいかなと思いつつやらせていただき、結果的にやらせていただけることになって、本当にうれしかったです」と出演の経緯を明かし、「新たなキャラクターを演じさせていただけること、アフレコ現場のそうそうたる役者さんのなかで、やらせていただけることが本当に楽しいです」と喜びを噛み締めた。

　一方の中村は、「アフレコに入ってみたら、思った以上に現場の本気度が高い。モチベーションの高い現場で。熱量がすごい」と述べ、「関さんの他にも、今までのキャラクターがぞくぞくと……」と登場キャラについても言及。塩谷監督が「あまり余計なことは言わないでくださいね……」と慌てるなか、関も「誰とは言わないけど、前作の生きてる人たちは結構出てくる」とぶっちゃけていた。

　新たな物語が動き出す「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ。中村は、「今回の劇場版（Sinners of the System）を通してテレビアニメ第3期にどのようにつながっていくかを楽しみに待っていただければうれしいです」と客席に呼びかけ、梶は「『PSYCHO-PASS』という素敵な作品と、この座組に入れてとても幸せだなと感じております」「バディものというところも楽しんでいただけたらうれしい」とアピールした。

　なお「PSYCHO-PASS サイコパス 3」のスタッフはシリーズ過去作から続投しており、塩谷監督をはじめ、キャラクター原案を天野明、アニメーション制作をProduction I.Gが担当。フジテレビのアニメ枠「ノイタミナ」で放送されることが決まっている。