「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」長崎
・姫路・札幌・静岡・東京で、ダリや
ガウディなど作品約150点が集結

「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」が、2019年4月10日(水)から6月9日(日)まで長崎県美術館 企画展示室にて開催される。その後、姫路市立美術館、札幌芸術の森美術館、静岡市美術館、東京ステーションギャラリーに巡回。
「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」では、スペイン・カタルーニャ自治州の州都であるバルセロナの芸術文化に着目。バルセロナの近代化を促進させた、1859年の都市計画の誕生から、1936年から1939年のスペイン内戦に至るまでの約80年間を辿る。
アントニ・ガウディ、ドゥメナク・イ・ ムンタネー、プッチ・イ・カダファルクといった建築家をはじめ、ラモン・カザス、サンティアゴ・ルシニョル、パブロ・ピカソ、ジュアン・ミロ、サルバドール・ダリら、カタルーニャが育んだ巨匠の作品が集結。絵画を中心に、彫刻・家具・宝飾品・図面など、多様なジャンルの作品約150点を通して、当時のカタルーニャに花開いた芸術文化を体感することができる。
国際都市としての、バルセロナの好調な経済を背景に、優雅な生活を満喫するブルジョワたちのオファーにより生み出されたのが、アントニ・ガウディ、ドゥメナク・イ・ムンタネー、プッチ・イ・カダファルクといった建築家による、華やかで独創的な建築。絵画や、建築装飾、家具調度類、宝飾品からは、贅沢なブルジョワの生活の様子が見て取れる。
また、キュビスム、シュールレアリスムの流入から、スペイン内戦勃発に至る時期の芸術動向も注目したいポイント。サルバドール・ダリ《ヴィーナスと水兵(サルバット=パパサイットへのオマージュ)》や、ジュアン・ミロ《赤い扇》、ル・コルビュジエ《無題(バルセロナ陥落)》といった作品を通して、当時のアートの潮流に迫る。
【詳細】
奇蹟の芸術都市バルセロナ展ガウディ、ピカソ、ミロ、ダリ――美の巨星たちを育んだカタルーニャの煌めき
会期:2019年4月10日(水)~6月9日(日)
開館時間:10:00~20:00(最終入場19:30)
会場:長崎県美術館 企画展示室
休館日:4月22日(月)、5月13日(月)、27日(月)
観覧料:一般 1,200(1,000)円、大学生・70歳以上 1,000(800)円、高校生以下無料
※( )は前売りまたは15名以上の団体料金。
※障害者手帳保持者および介護者1名は5割減額。
※会期中、本展観覧券でコレクション展にも入場可
※前売券の販売は2019年4月9日(火)まで
■巡回
・姫路市立美術館
会期:2019年6月29日(土)~9月1日(日)
住所:兵庫県姫路市本町68-25
・札幌芸術の森美術館
会期:2019年9月14日(土)~11月4日(月)
住所:北海道札幌市南区芸術の森2-75
・静岡市美術館
会期:2019年11月15日(金)~2020年1月19日(日)
住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階
・東京ステーションギャラリー
会期:2020年2月8日(土)~4月5日(日)
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
※札幌芸術の森美術館での展示後、一部作品の入れ替えあり。

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