【ライヴレポ】SUPER★DRAGONがリリ
ースイベントで様々な感情を爆発!毅
&洸希にメンバー作のサプライズバー
スデーソングをプレゼント♪

9人組ミクスチャーユニットのSUPER★DRAGONが、2ndフルアルバム『2nd Emotion』のリリース日である2月27日に、ダイバーシティ東京プラザ 2F フェスティバル広場にて、“『2nd Emotion』 RELEASE FREE LIVE”を開催。“喜怒哀楽”はじめ、様々な感情が詰め込まれたアルバムの中でも鮮烈な印象を放つ4曲を披露し、3,000人を熱狂させた。

期待感を高めるオーディエンスがSE終わりに「SUPER★DRAGON!」と全力コールすると、野外ステージに新衣装をまとったメンバーが登場。先頭は、この日が誕生日である毅と洸希だ。先を歩く毅に衣装の紐を犬のリードのように持たれて、“やめろよもう”の笑顔を見せる洸希。しょっぱなから、じゃれ合いが微笑ましい。
しかし、イントロのゴリゴリなギターリフからして昂らせる「Untouchable MAX」でライヴがスタートすると、空気は一変。フォーメーションのセンターで歌い出し燃料を投下する和哉、“今の俺に近づいたら火傷するぜ”と刺激する毅、切れ味鋭いラップをするジャン、低めのトーンでドキっとさせる彪馬、ラップにヒューマンビートボックスにスパイスを加える洸希といった歌唱チームにしろ、挑発的なパフォーマンスを繰り広げる玲於、颯、壮吾、楽にしろ、本能のままに闘争心を燃え上がらせている。腰振りダンスでも沸かせつつ、気迫たっぷりだ。
「今日はアルバムのリリース日だぞ!後ろまで声出して、この調子で踊り狂っていこうぜ!」というジャンの言葉をきっかけに、メンバーみんなで“Put your hands up”のジェスチャーをしてニューメタルを思わせる「BADASS」へ。和哉のデスボイスや彪馬のがなるような歌い方にしても、衝動的なジャンプや全身を使ったダイナミックな躍動にしても、とことんアグレッシブに振り切っていて、社会に対しての“怒り”が音源に増してダイレクトに伝わってくる。
「俺たちがSUPER★DRAGONです、よろしくお願いします!」とジャンが勢いよく挨拶すると、「すげぇ人!」と感嘆の声を上げる毅。「リリース日に全員が集まってパフォーマンスするって意外と少ないから、こうして9人揃ってパフォーマンスできることに感謝しています!」と言った後についつい噛んでしまい、「盛り上がらないとつまみ出すぞ!」とマイク不要なくらい勢い付く颯。ひっきりなしに歓声を上げるオーディエンスに向け「最高の夜にしましょう!」と彪馬が笑顔を見せれば、最強クールなビートボックスで盛り上げる洸希。会場への交通手段で多く使われるりんかい線の車内アナウンスを完コピ、鉄オタぶりをブレさせない壮吾。「後ろまで本当にすごい人!……え、変な空気にならないで(笑)」と言う和哉に続き、「発売日ですからね、いつも以上に盛り上がっていきましょう!」と楽が呼びかけると、「この人数とこのステージの感じからして、まだ温度が低いような感じがするんですけど……みんな元気か!?」と何度も歓声を欲しがる玲於。パフォーマンスをしているときとはまるで別人のようで、そのギャップもまたSUPER★DRAGONらしい。
すると、「今日は何の日ですか?そうです、アルバム発売日なんですけど、洸希と毅の誕生日でもあります!ということで、俺と彪馬と和哉の3人で作ったバースデーソングを歌います!」と言い出したジャン。和哉がビートボックスを担当し、洸希に向け♪今日で16(洸希) リアクション大きい(洸希) メイクが長い(洸希) 耳たぶ福耳(洸希)♪という歌詞の1番を歌うのは彪馬、毅に向け♪顔のパーツの配置が完璧(毅) 俳優頑張る(毅) モデルも頑張る(毅) 今日で19だ(毅)♪という歌詞の2番を歌うのはジャンだ。愛に満ちた歌とオーディエンスの合いの手、玲於、颯、壮吾、楽の楽しいガヤも全身で受け止めて、「いやぁ……大好き!」「超好き!」と、照れながらもそれぞれに感激の言葉を漏らす毅と洸希。ファンからの「おめでとう!」コールにも、満面の笑みを見せた。
そんなハッピーモードから一転、アルバムのリード曲であり、強烈なラテン系リズムの効いたダウナーな「WARNING」では、イントロで輪になった8人の中からジャンがジャンプアップ。自らへの怒りや葛藤を内包する、和哉、彪馬、毅、洸希の歌い方はグっと大人っぽい。ジャン、彪馬、毅のコンビネーションパフォーマンス、歌う彪馬以外の8人によるふたりずつのペアダンス、玲於のアクロバティックな跳躍と、ライヴならではの見せ場もエモい。
さらに、「この曲で踊れねぇってヤツはいないよな!」とジャンが叫び、「一緒に踊ろうぜ!」という玲於のひと声もオーディエンスをガシガシ巻き込んでいったのは「LRL -Left Right Left-」。動物の鳴き声や民族音楽の要素が際立つジャングルテラーなテイストは新鮮で、キャッチーな振り付けにしてもなんて中毒性が高いのだろう。
最後は、仲良く肩を組む毅と洸希を真ん中にして、みんなで記念撮影。常に進化し続けるSUPER★DRAGONの止まらない挑戦心と表現欲を、限られた時間の中でもひしひし感じることができた。
写真/笹森健一 文/杉江優花

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