絶対聞いて!2019年、大ブレイク間違いなしのバンド5選!

絶対聞いて!2019年、大ブレイク間違いなしのバンド5選!

絶対聞いて!2019年、大ブレイク間違
いなしのバンド5選!

ロックバンドブーム再び!
十数年に一度訪れる、「ロックバンドブーム」。
これまでは派手な頭or坊主で思いの丈を叫ぶお兄さん達が主力でしたね。
それはそれで非常に素晴らしい時代でしたが、今は一味違います。
近年のロックブームで花を咲かせているのは、いわゆる「正統派」だけではないのです!
笑いを誘うコミックバンドに、力強さ溢れるガールズバンド。
そしてロックなのにややヘタレ系(!?)なバンド。
かなり個性豊かな時代に突入しています……!
そこで今回は、中でも2019年に絶対聞くべきオススメのバンドについてご紹介。
「自分もロックを聞きたい!」
「新しいバンドを開拓したい!」
という方、必見です。
まずご紹介したいのは、「四星球(すーしんちゅう)」。
『日本一泣けるコミックバンド』というキャッチフレーズを持つ4人組のバンドです。
「いやいやもう売れてるじゃーん!」
と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
その通り、現に彼らはフェスやイベントに引っ張りだこ。
TV出演も果たすほどの活躍ぶりです。
でも、もっともっと四星球の良さを知ってほしい。
そんな思いで書き進めます!(笑)
彼らの魅力は、ダンボールを使ったライブパフォーマンス。
毎回ダンボールで何かしらのアイテムを自作し、身につけたり振り回したりしながら観客を楽しませてくれます。
これが正直、そこらへんのお笑い芸人なんかよりよっぽど面白い。(笑)
しかし、彼らの魅力は「面白さ」ではないんです。
本当の魅力は、「人間味」。
全体のトーンは限りなくふざけているんですが、人としての温かさが垣間見えます。
ふざけているようでいて、歌詞ではしっかり心を掴むんです。
いくつかオススメをご紹介いたします。

HEY!HEY!HEY!に出たかった
曲の内容はタイトルの通りです。
ストレートですね。(笑)
でもこれ、すごく深いこと言っているんですよ。
むやみに夢を追い続ける訳ではなく。
叶わなかった、と目をそらす訳でもなく。
受け入れているんです。
叶わなかった夢を。
……と、見せかけて下記の歌詞はもっと本質。
「もうこんな年齢まで夢を追ってたら人生は終わりだなー」
なーんて分かっちゃいるのに、でも夢は諦められない。
食い下がる姿勢が素敵ですね。
ちなみに彼ら、HEY!HEY!HEY!に出演するという夢は叶えています。
それも、ミラクルエースの格好で。(笑)
やはり夢は諦めるべきではないんですね。
でも、叶わなかった夢を受け入れようとすることも大事。
そんなことを教えてくれる歌です。

オモローネバーノーズ
サクッとまとめると、「コツコツ頑張っていこうぜ!」という歌。
ちょっと表現は独特ですけどね。(笑)
この曲はちょっとした表現が非常に面白い曲。
ボーカル・北島康雄さんのセンスが溢れています!
例えば冒頭の部分。
なんとなーく倦怠感や憂鬱を感じる日常。
その打開策をゲームになぞらえ、神様におねだりしています。(笑)
「こんなことあったらいいなー」って思わず共感してしまいますよね。
また、以下の歌詞も素晴らしい。
しっかり現実を受け止めつつ、それすら前向きに捉えるこの姿勢!
見習いたいです。
そして、歌詞中に出てくるさりげない描写も実に文学的。
オープニングかエンディングなのかアラームのメロディー
確かにアラームの音って、睡眠時間にとってはエンディング。
でも、その日1日にとってはオープニング。
そんなことを考えたことがなかったので、この歌詞には非常に驚きました。
この通り、四星球は単純に笑えるだけではなく、深みもたっぷり。
これは彼らが苦労を積み重ねてきた証拠でもありますよね。
それを知った上で今の彼らの活躍を見ると、さらに応援したくなります!
正統派バンドの注目株は、東京都八王子市出身の4人組「ハルカミライ」です。
まだまだ若い彼らですが、歌詞、メロディー、演奏、歌唱力、ライブパフォーマンスとどれをとってもかなり完成度が高い!
20代の皆さんはもちろん、30代40代の方が聞いてもハマります。
それを痛感したのが、2000年代のロックブームを牽引したバンドが集まったフェスでのこと。
出演者の中で、ハルカミライは圧倒的に若い部類。
会場にいるお客さんも、30〜50代がほぼ。
そのせいか、ステージが始まる前は正直あまり人がいませんでした。
しかし!
ボーカル・橋本学さんが歌い始めた途端、徐々に人が集まる集まる!
最後には会場にいた多くのおじさん達が拳を突き上げるという圧巻のステージでした。
「いいバンドだったなー」なんて感想もちらほら。
だから彼ら、今後はもっと売れます。(笑)

アストロビスタ
歌唱力がよくわかるシンプルな歌い出し。
ここだけで「おぉ!?」と十分引き込まれますが、続くファルセットでさらに歌のうまさを実感します。
そして次に引き込まれるのが、以下の歌詞。
眠れない夜に私
ブルーハーツを聴くのさ
独り占めできる
ドキドキがあるんだ
そう、あの伝説のバンド「THE BLUE HEARTS」が登場するのです!
ロックが好きな人なら一度は聞いたことあるはず。
そしておじさん達はみんなこの歌詞に共感できるはず。(笑)
ライブを見るとよく分かりますが、ボーカルの橋本学さんはかなり甲本ヒロトさんの影響を受けているよう。
歌唱中の動きや煽り方が似ています。
最近はルックス重視のバンドなども少なくありませんから、彼らのように大御所を真似つつ自分たちのスタイルを模索するバンドはかなり好感度高め。
本格派のバンドをお探しの方、ぜひ聞いてみてくださいね!

世界を終わらせて
なんとこちらはラブソング。
もうどうしようもないくらいストレートで、聞いてて気持ちがいいです。
この神様に食い下がる感じも若々しくて力強くていいですよね。
途中で入るファルセットもとても上手い。
本当に惚れ惚れします。
また、歌詞や歌声はもちろん、演奏も彼ららしさに溢れているのがいいところ。
たとえボーカルの声がなくても、「あ、これハルカミライだ!」と分かります。
それってなかなかない個性ですよね。
これからも大切にしていってほしいです。
大分県出身のスリーピースバンド「SIX LOUNGE」も見逃せない存在です。
彼らはカラッと明るいロックではなく、どこかダークな雰囲気が漂うロック。
ヒーローというよりはヒールっぽい感じ。
いや、素行が悪いとか見た目が怖いとかいう訳ではないのですけど。(笑)
パンクよりもゴリゴリのロックンロールなんですよね、彼らは。
年齢は非常に若いのですが、演奏力も歌唱力も抜群!
3人とは思えない重厚感のあるサウンドと、伸びのいい歌声は必聴です。
楽曲は歌詞で聞くものばかりでなく、メロディーを楽しむ系も多いのが特徴。
ライブは非常に盛り上がります。
今回は歌詞おすすめ系とメロディーおすすめ系を1曲ずつご紹介いたします。

メリールー

「SIX LOUNGEといえばまずはコレ!」という存在の一曲。
ラブソングなのですが、ただのラブソングとはちょっと違います。
なぜなら、女性の目線と男性の目線が同時に歌われているから。
このトリッキーな感じがなんともSIX LOUNGEらしい要素だと思います。
内容的には幸せな曲でも、なんとなく寂しさや哀愁が滲むのも彼ららしい魅力。
ここがダークなイメージの根源なのではないでしょうか。
そしてそして!
何と言ってもこの色気!
1996年生まれにしてこんなに色っぽい!(笑)
驚きです。
最後のサビの高音は聞き惚れてしまいそうですよね。
生で聴いたときは鳥肌が立ちました。
ぜひ皆さんにもライブで聴いてほしいものです……!

SWEET LITTLE SISTER
どちらかといえばメロディーを楽しむタイプの曲。
もちろん、詞の内容にもこだわりが見えますけどね。
本当、いい意味で「ザ・ロックンロール」。
「酒」「いい女」「金」を匂わせる歌詞が、70年代や80年代のロックンロールを彷彿とさせます。
そしてその歌詞に動きを吹き込む、ビンテージ感のあるサウンドがなんとも絶妙!
オープンカーでのドライブで聞きたい感じです。(笑)
で、最後に毎回思う。
「この色気はどこから来るんだろう」と。(笑)
何を聞いて育ってきたの!?と疑問に思いますよね。
詳細は分かりませんが、彼らにもぜひこのスタイルを貫いてほしいと思います。
大阪出身の3人組ガールズバンド。
これまでもガールズバンドは多く存在しましたが、彼女たちは類を見ないほどロック!
声には少し幼さのようなものを感じるものの、サウンドや歌詞は力強い。
ライブでのMCも然り。
筆者が訪れたライブでは、手拍子を始めた観客たちに下記のように一言述べていました。
「手拍子はいらない。ロックは拳で十分。」
……唖然。(笑)
ルックスは今風の女の子ですが、心は完全なるパンク&ロックンローラーです。
まだまだ男性のみのバンドが多いですが、彼女たちならきっとやってくれるはず。
女性ならではの感性と強さをより広く届けていってほしいですね!

拝啓、少年よ
夢を諦めかけている人にぜひとも聞いてほしい一曲。
純粋に夢を追っていた、昔の自分による問いかけから曲が始まります。
そして純粋な問いを振り払うようにぶっきらぼうに答える今の自分。
夢と現実とのギャップに対するモヤモヤや葛藤がひしひしと伝わりますよね。
でも、ひとしきり泣いた後で下記のような力強いメッセージが入ってきます。
自分が思ってるほど弱くないから頑張れ!
負けっぱなしじゃまだ終われないだろ!
なーんて過去の自分が応援してくれているわけですね。
この曲を聞くたびに前を向けそうです。
何か辛いことにぶち当たってる方、ぜひ聞いてください。

星丘公園
キャッチーなメロディーと高音が印象的な曲。
「あーもうこれ売れるな」って瞬時に思うくらい、心に残るメロディーです。
曲の内容は、夢についてを歌ったもの。
ボーカル・林萌々子さんの音楽に対する思いでしょうか。
詳細はわかりませんが、個人的には音楽に対する葛藤が歌われているように思います。
上記の「拝啓、少年よ」でいう"荒んだ今の自分"目線のような……。
でも、最後のサビでは「夢と向かい合っていく」という前向きな答えが出ています。
明日のことを気にせず没頭できる夢があるなんていいですね。
その先にあったのが今の「Hump Back」だったのでしょうか。
って、考えすぎですかね。(笑)

(5)君がそうなら僕はこう
最後にご紹介するのは、番外編とも言えるほど"これから"のバンドです。
その名も、「君がそうなら僕はこう」。(笑)
大阪出身、女性メンバーを含む4人組です。
なんとも言えないビジュアルはともかく、ここ最近のバンドにはあまりない落ち着いた声と確かな歌唱力が魅力的。
しかし、路線的にはコミックバンド。
しっとりと聞かせる系のバンドではありません。(笑)
それでも聞き入ってしまうような歌詞とメロディーで中毒性抜群。
「ヤバいTシャツ屋さん」が好きな方、絶対聞いてください!

解散までにしたい10のこと
タイトルだけで十分面白さは伝わりますよね。
おおよそ願望だけで構成された歌詞がなんともシンプルでストレート。
後ろ向きなのに前向き。(笑)
この飾り気のなさに、逆にカッコ良さすら感じます。
そしてキャッチー過ぎるメロディーは100点!
一回聞いたら絶対口ずさめます。
ついでに繰り返し歌いたくなります。
フェスで右手を上げながら盛り上がる日は近いかも……。
そんな日のために、今から色々な曲を聞き込んでみてくださいね。
そして売れた暁には、「だいぶ前から注目してた」と胸を張りましょう。(笑)
終わりに
以上、2019年に注目すべきバンドについてまとめました。
もうすでに売れつつあるバンドもご紹介いたしましたが、今後の活躍にさらに期待です。
次はどんな曲を聞かせてくれるのか楽しみですね!
そして、この他にも売れそうなバンドはたくさんいます。
マカロニえんぴつズーカラデルネクライトーキーteto街人FOMARE……。
挙げ始めたらキリがないほどです。
それぞれ好みがあると思いますので、これをきっかけにぜひ色々探してみてくださいね!
TEXT ゆとりーな

UtaTen

歌詞検索・音楽情報メディアUtaTen

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着