SUPER☆GiRLS

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浅川梨奈、新生 SUPER☆GiRLSに破天
荒のススメ「自分が納得するまでスタ
ッフさんにぶつかって」

SUPER☆GiRLSの卒業ライブ「SUPER☆GiRLS 超LIVE 2019 ~新たなる道へ~」が11日、東京・Zepp DiverCity(TOKYO)にて行われた。開演前には、このライブをもって卒業する現リーダーの溝手るかさん、渡邉ひかるさん、宮崎理奈さん、浅川梨奈さん、内村莉彩さんの5人と、新リーダーの渡邉幸愛さんが記者会見に応じた。

まず卒業する今の思いを問われた卒業メンバーたち。「卒業の実感が湧いているのに、それが湧かないように感情を抑えているような不思議な気持ちです」(溝手)、「これまでたくさんの愛でSUPER☆GiRLSが作られてきたように、今後も長く愛されるグループになればいいなと思います。今日は最後の一瞬まで全力で届けていきたい」(渡邉ひかる)、「私の青春そのもの、人生そのものがスパガだなと思っています。今日で人生の“第1章”が終わるような感覚になっていますが、今日のステージは、私の卒業というよりも、SUPER☆GiRLSがもっとよりよい方向に行くように私たちで道筋を作ってあげられるような最後の場所だと思っています」(宮崎)と、2010年から活動する初期メンバー3人がそれぞれ思いを語った。
2014年に加入した2期メンバーの浅川さんは「私の芸能人生そのものがアイドルであり、SUPER☆GiRLSであります。私自身、明日からの自分が楽しみだし、これからのSUPER☆GiRLSも楽しみです。こんなに全員が同じ方向を向いているのって久しぶり。全員が『終わりたくないね』という気持ちで、SUPER☆GiRLSを全員が愛した状態で、終われるのがすごく嬉しいです」と語った。
同じく2期メンバーの内村さんは「2期生として加入して最初は受け入れてもらっていないと感じたこともあったけど、今日は『2期が入ってくれてよかった』『スパガに内村莉彩が入ってくれてよかった』と思われるようなライブにしたいです」と意気込んだ。
そんな5人の言葉を受け、新リーダーの渡邉幸愛さんは「率直にいうとめちゃくちゃ寂しいです」と思いを明かしつつ、「今日まで引っ張ってきてくれた5人に『ありがとう』の気持ちを込めて送り出して、今度は私たちで新しいSUPER☆GiRLSを作っていかなければならないので、5人の気持ちを背負う気持ちで頑張りたいです」と意気込んだ。
卒業する5人から新生SUPER☆GiRLSへのメッセージとしては、「アイドルっていうのはありのままの自分を受け入れてくれる場所だなというのが、自分が8年半やってきて思ったこと。自分らしさを大切に頑張ってほしいなと思います」(溝手)、「いい意味で、王道アイドルということにとらわれず、枠を破っていってほしいし、誰かの心に引っかかるものを残すアイドルになってほしい」(渡邉ひかる)と。また歌もダンスも経験がなく活動を始めたという宮崎さんは、特に新人メンバーへ「最初はいっぱい怒られると思うけど、成長したなと達成感を感じられるときがくるので、それまでしんどいですけど頑張って」とエールを送った。
また内村さんも未経験の新メンバーに向け「『実力がなくても思いは伝えられるんだよ』ということを新メンバーに伝えたいです。私も6年7ヶ月アイドルをやってきて、身をもって実感しているので」と語りかけた。
そして浅川さんは「SUPER☆GiRLSっていい子が多いんですよ。いい意味でも悪い意味でも。それを乱すような子がいてもいい。私は乱しすぎたんですけど(笑)。もっとスタッフさんとぶつかっていけと。思ったことを我慢しちゃう子が多いんですよ。私は自分が納得するまでとことんぶつかっていきたいほうだったので、一人くらいそういう子がいてもいいかなと思います。自分の思ったこと、言いたいことを言いまくれば、よりよいグループになると思います」と、自身の経験をふまえて、彼女らしいアドバイスを送った。
今後について溝手さんは「スパガになったからこそ見つけたシンガーソングライターになりたいという夢を叶えるために、またゼロからスタートしたい」、渡邉ひかるさんは「ダンスも演技もバラエティも全部好きなので、渡辺直美さんのイメージで、渡邉ひかるというジャンルができるくらい、いろんな面で全力で表現したい」と語った。
グループ在籍中から舞台に積極的に出演してきた宮崎さんは、現役アイドルの中で舞台最多出演を目指していたというが、今後も「オリンピック開催までの2年間で何かで1位をとりたい!何かで金メダルをとりたい!女優という夢は諦めたくないし、それ以外でも、スパガ時代には守られてきてできなかったことも、全部捨ててなんでもやってみたいという思いです」と気持ちを明かした。
グループ活動と並行して、グラビア活動、女優活動でも人気者になっている浅川さんは「女優のみならず、バラエティもやっていきたいし、グラビアも卒業したとは思っていません。今は女優として見ていただくことってなかなか難しくて、アイドルとかグラビアアイドルと見られ方をすることが多い。だからこそ、今はいい作品に出会って、私自身もいいお芝居をして、まず女優として認めてもらってから、いろんなことに挑戦していきたいです。自分の主演の作品でるかちゃんに主題歌を書いてもらうことが夢です!」と目を輝かせた。内村さんは「いったん芸能界から離れて、違う場所で勉強してきたい。いずれ芸能界に戻ってくることも前向きに考えているので、今はまず勉強を頑張りたいです」と将来について語った。
最後に「アイドルを卒業ということは一般的には恋愛解禁?」という記者からの声には、浅川さんを筆頭に「イェーイ!」「やったー」と、この会見一番の盛り上がを見せる卒業メンバーたち。浅川さんは「絶対何か出ると思ったんですよ、現役のうちに。でもメンバーに言われるのが『お前モテないよな』と。でも全員そう。卒業メンバー全員モテないよね」と笑いつつ、「と言いながら、1ヶ月後に誰かの記事が出るんだよね」と余計な(?)一言でさらに盛り上がり会見を終えた。
その後行われたライブでは2400人の観客を集め、大きな盛り上がりの中、5人のメンバーを送り出した。

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