気になるワードでディグる! 〇〇なMV

気になるワードでディグる! 〇〇なMV

GLAYのネタを披露する永野や
“ゼロカロリー理論”を語る
サンドウィッチマンなど
お笑い芸人が出てるMVをピックアップ

明けましておめでとうございます! お正月ということでテレビではお笑い番組がたくさん放送されていますが、テレビ番組だけではなくMVにもお笑い芸人が出演するユニークな作品が多数あります。今注目を集めている和牛や、千原ジュニア、劇団ひとり、さらにはあの芸人の貴重なブレイク前の姿まで…バリエーション豊かな5本をピックアップしました!

「ござる」(’17)/め組

現在3人体制で活躍しているめ組が2017年に発表した「ござる」のMVでは、『M-1グランプリ2018』で準優勝した和牛が “Thee Japanese Black Beefs”というバンドのメンバーとしてめ組と共演。MV初出演とは思えない、バンドマンとして活動を続けていく川西賢志郎とバンドを辞めて料理人の道を進む水田信二の演技力に思わず物語に引き込まれてしまう。水田を引き止めようとするも笑顔で接客している彼の姿を見て黙って去っていく川西、バンドを辞めたにもかかわらず曲を口ずさむ水田のふたりの姿は観ていて切ない…。

「everKrack」(’11)/GLAY

GLAYのMVの中でも最大のカオスと言われているこのMVには、なんと“ラッセン”のネタで一躍注目を集めたピン芸人・永野のブレイク前の姿が! スタイリッシュでクールなバンドの演奏シーンから一転、突如として永野のコントシーンに切り替わり、楽曲の途中にもかかわらず約3分間に渡ってGLAYにまつわるネタを披露するというブッ飛んだ内容だ。“リハーサルのGLAYをおふくろのような愛情で見守るドラム”“GLAYの実家を自主的に守る人”などのネタに、今の永野に通ずるような破天荒キャラの片鱗がうかがえる。その後、何事もなかったかのようにMVに戻っていくところも実にシュール。

「群青」(’07)/スピッツ

“バッキングヴォーカルとして参加する大橋卓弥(スキマスイッチ)と植村花菜の存在をいかに映像で表現するか”という点からMVの監督を務めた大宮エリーのアイデアによって、なぜかキモかわいいでお馴染みのアンガールズが出演することに。うさぎの着ぐるみを着たふたりがメンバーに混ざって歌や踊りを披露しており、その姿にどことなく大橋と植村を感じることができるはず…? メンバーと一緒にフリスビーやバーベキュー、花火に興じるふたりの姿や、ふたりに合わせて踊る草野マサムネ(Vo&Gu)の姿がなんとも微笑ましい。アンガールズの鉄板ギャグ“ジャンガジャンガ”をスピッツのメンバー全員とともに披露している貴重なシーンは一見の価値あり!

「明日はきっといい日になる」
(’15)/高橋 優

ダイハツのCMソングとして話題を集めた「明日はきっといい日になる」のMVは高橋 優本人が初監督を務めた作品。高橋曰く“最初に自分がイメージしたものに忠実な映像が完成した”とのことで、上手くいかない毎日を過ごすサラリーマンやいじめに遭っている女子高校生の日常がリアルに描写されており、電車で席を譲ったのに断られ、空いたままとなっている様子など、歌詞とシンクロするシーンは観ていて胸が締め付けられる…。そんなふたりをそっと手助けする役柄で登場しているのが千原ジュニアとバカリズム。また、雨の中ずぶ濡れになりながらも同曲を熱唱する劇団ひとり演じる路上シンガーの姿は“明日はきっといい日になる”、そんな気持ちを抱かせてくれるだろう。

「ウマーベラス」(’18)
/MONKEY MAJIK × サンドウィッチマン

宮城県在住のMONKEY MAJIKと宮城県出身のサンドウィッチマンがコラボした「ウマーベラス」は“牛タン”“ずんだ餅”など宮城の名物も歌詞に盛り込んだ、彼らならではのユニークな楽曲。また、このMVのコンセプトは“歌って踊って痩せる?!”であり、MONKEY MAJIKとサンドウィッチマンが奇抜な服に身を包み、サイケな空間でコミカルな動きの“ウマべダンス”を披露しているのだが、その姿にダサさを感じつつも、どこかカッコ良さもあり思わず観入ってしまう。楽曲の間奏で繰り広げられる“カロリーゼロ理論”を提唱するサンドウィッチマンの掛け合いなど小ネタも散りばめられており、新年の初笑いにおすすめのMVだ!

TEXT:鈴木 瞬

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。